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テーマ:■ムービー所感■(484)
カテゴリ:香港映画
ジョンは無名のバイオリニスト(金城)、イブは売れない翻訳家(ジジ)。アパートの隣同士ながら、運命のいたずらですれ違いを繰り返す男女を描く。 金城武主演の恋愛映画は好きで、ウォン・カーウァイ監督の「恋する惑星」「天使の涙」はスタイリッシュさがとても好みでした。 こちらは、すれ違う男女の恋模様を描いたラブコメディ。 笑うに笑えず、ちょっと古臭い感じがしましたが、徹底してニアミスし続ける様子はマンガのように楽しめます。 それもそのはず、原作は台湾の大人向け絵本だそう。 脇のキャラが凄く濃いのも、ベタな感じなのもそのせいだったんですね。 期待してた切なさは味わえなかったけれど、なかなか楽しめました。 偶然知り合った二人。ところがお互いに12年前に一目ぼれしていた相手だったことを知り意気投合。 別れ際に電話番号を交換しますが、降りだした大雨でインクが滲んで、そこから再会する機会を失ってしまうのです... なにかかが始まる予感に笑いが止まらないほど幸福だった男女が、一夜明けたらお先真っ暗闇。 電話番号が読めず、相手からも一向に掛かってこないし、どんなに会いたさが募っても、その術がないのです。 実はいつもすぐ傍で、通り過ぎたり、佇んだりしているのに...気付かない。 若者と言われる歳を通り過ぎて、人生の転換期を迎えた年頃のふたりが、いい味出してました。 マンガの中のような恋をしてるんだけど、ひたむきさには好感持てて、つい応援したくなります。 ラストなどはありえないくらいの演出で驚いちゃいましたが、ラブコメゆえに笑って許せてしまいますね。 劇中登場するポーランドの女流詩人の詩は、美しくてしっとり気分にさせてくれました。 観ながらなんとなく岩井俊二の「Love Letter」に似てるな~って思ったのはわたしだけかな。 主人公の女性が着ているニットの柄物を合わせたコーディネートの仕方とか、風邪をこじらせるくだりとか。 「Love Letter」が大好きだからこそ、結びつけて観てしまうのでしょうか~。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 製作・監督 ジョニー・トー Johnny To ワイ・カーファイ Wai Ka-Fai 原作 ジミー・リャオ 『Separate Ways』 脚本 ワイ・カーファイ 撮影 チェン・チュウキョン 出演 金城武 、ジジ・リョン 、エドマンド・チャン 、テリー・クワン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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韓国だけかもしれないけど岩井俊二さん人気あるんですよね、だからかも?
金城さんも独特な雰囲気持ってますよね? オシャレだし、かっこいいし この映画話題になってましたよね 気にはなっていたので、感想嬉しいです オコ・ジョーさんは金城ファンだったんだぁ~(違った?) (2006.06.26 19:13:30)
岩井俊二は以前からダイスキ!
でも海外ではあまり評価されていないらしいですね。 寂しいな~と思っていました。 韓国では人気ということは、アジアでも? 監督は岩井ファンか?(思い込み・・) 金城武は好きです。 日本の映画じゃないほうがいいんですよ~ 恋愛ものが似合う人ですが、今回は初めて歳を感じました。 長髪のせいもあるのかも。 雰囲気に惹かれますね~ ジウニーさんもお好きですか。 (2006.06.26 21:27:04)
金城武は男前ですよね。
わたしも外見は好きなタイプです。 でもどこかで「金城武に似ている男は頭が悪い」という一文を読んでから、 金城武系の男の人には警戒してしまいます。 偏見でどうもすみません(笑) (2006.06.26 22:23:38)
録画したまままだ観てませんでした。
金城くんも10本の指に入る一人です(笑) もっと切ない系かと思ってましたがラブコメなんですね! 安心して観れるわ~! (2006.06.26 22:49:52)
岩井俊二の「Love Letter」ウォン・カーウァイ監督の「天使の涙」は、先日、思わずDVDを買ってしまいました。(笑)
おっさんになり始めたこの頃、何だか涙もろくなってしまったような気がします。 でも、そうすることによって、心のバランスを保っているのかもしれません。 この映画も、期待して良いということですね! (2006.06.26 22:52:48)
アネモネ99さんへ
>でもどこかで「金城武に似ている男は頭が悪い」という一文を え~! そうなんですか~ 言われてみたらちょっとおかしい役を演じるのも多い。 この作品でもちょいとおバカです。 でもでも、 この顔、この声いいんですよね。 (2006.06.27 08:15:21)
betty333さんへ
切ないところもちゃんとあります。 でも胸が痛くなる―ってものはわたしにはなかったんですよね。 原作のせいか幼い感じです。 そのうち感想聞かせてくださいね♪ (2006.06.27 08:18:29)
なんぜんたろうさん
>岩井俊二の「Love Letter」ウォン・カーウァイ監督の「天使の涙」は、先日、思わずDVDを買ってしまいました。(笑) 期待するとずっこけてしまうかもしれないので、何気なく観てみるのがいいと思います。 「Love Letter」「天使の涙」ナイスチョイスですね~ とくに「Love Letter」は何度も繰り返して観ています。これこそわたしも買った方がいいのかも。 的確に心を突いてくる作品ですね。 涙もろいのはいいことだと思います。 (2006.06.27 08:22:58)
ラストがすごく強引で(笑)
金城武いいですよね。 『Love Letter』とですか…あちらの方が切ない分、というよりかなり好きかな。 TBさせていただきますね。 (2006.06.27 12:03:04)
i-chicchiさんへ
ラスト、すごかったですね。 「Love Letter」とは、作品が似ているんじゃなく、主人公の服なんかがなんとなく。 わたしも「Love Letter」の方が比べ物にならないほど好きですよ~ (2006.06.27 14:41:10)
遅くにこんばんは、です。
『ターンレフト ターンライト』は未鑑賞作品ですが、紹介を読んでいると、岩井俊二監督の『Love Letter』のモチーフに通じるものがあるような気がしてきました。機会があれば、鑑賞してみようと思います。 『Love Letter』は、渡辺博子が天国からの手紙の正体を突き止めようとして、樹君の自分に対する思いの奥底にひそんでいたものを発見して天国の樹君に別れを告げるストーリーがメインに進んでいくのですが、それがラストで、樹さんが樹君のあの頃の本当の気持ちを発見するまでのストーリーに転換してしまう、その流れが見事でした。 図書カードの裏に描かれた似顔絵は、本当に天国から届いたLove Letterのようでした。樹さんの樹君への気づきが涙に変わりそうになったその瞬間のブラックアウト&エンドロールも鮮やかで見事でPerfectな終わり方で、あのラストだけで感動できます。 この時空間を超えたスレチガイを空間的なスレチガイに置きかえると『ターンレフト ターンライト』になるのでしょうか。鑑賞してないのでわかりませんが♪ ということで、あまり期待しすぎると逆効果かも知れないので、平常心で『ターンレフト ターンライト』を鑑賞してみようと思います。 (2009.09.07 01:01:28)
こんばんは♪
>空間を超えたスレチガイを空間的なスレチガイに置きかえる そうかもしれません。 テーマはじゃっかん似ているかも。 でも「Love Letter」のようなパーフェクトな終わりもなにも用意されていないので、まったく期待せずにご覧ください!!(がっかりしちゃうから^^) 岩井俊二の「Love Letter」は、何度観ても胸がズキュンと切なくダウンしますw (2009.09.08 23:53:19) |