2157981 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

行きかふ人も又

行きかふ人も又

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Freepage List

Free Space

ゆるい分室はじめました
dekunotato.exblog.jp

Archives

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07

Category

Calendar

Comments

森須もりん@ Re:【夜行列車(POCIAG)】 1959年 ポーランド映画(03/10) 小学生のときに、テレビでみました。 あれ…
ETCマンツーマン英会話@ 希望を生むもの はじめまして。先日初めて『アラバマ物語…

Favorite Blog

Kabu + Plus エースNo1さん
ある日どこかで リラ11さん
ベティ333のブログ ベティ333さん
でくの坊 雨にも … なんぜんたろうさん
My 映画 on TV 日記 タケ88フミさん
2006.07.15
XML
カテゴリ:日本映画


  姉妹そろって女流棋士という変わった職業の姉・麻美(瀬戸朝香)と妹・里奈(市川実日子)。麻美はサラリーマンの一哉(塚本晋也)と結婚したばかりで、里奈には弘樹(村上淳)という売れないミュージシャンの彼氏がいる。しかし、最近は両方ともあまりうまく行ってず、いつしか姉妹の仲までこじれてしまうのだった……。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  将棋というものを実は全く知らないのですが、実在する女流棋士をモデルに作られたこの作品は、以前から気になっていました。
登場人物の揺れ動く感情を丁寧に描きます。
一見シリアスなドラマに思えますが、監督はコメディのつもりで撮ったのだそう。
前者ならまずまずですが、コメディとして分かって観るならより楽しめるのではないでしょうか。

とらばいゆ


女流棋士というのは、男性棋士とのレベルの差が大きすぎるということで出来た職業だそうです。
この姉妹も大きなプライドを持って将棋と向き合い、生活も将棋を中心にして周っています。
姉・麻美は勝負に負けるたび、夕飯も作らず夫・一哉にあたり散らしてばかり。
いくら特殊な職業だからといって、共働きの夫婦は世間にはいっぱいいます。
麻美の身勝手で我ままなことろには観ながらイライラムカッ
その彼女を優しく寛容に受け止める夫役を塚本晋也が好演していました。

じつは麻美を演じた瀬戸朝香を個人的には一度も演技派と感じたことがありませんでした。
大人の女性像としてはいいのだけれど、可愛げがなさすぎてどうも苦手でした...
この作品でも、可愛げがない身勝手な女性を演じています。
それでも、話が進むほどに見られるようになってきて、彼女が女流棋士Bクラスへ掛けたプライドなど分かれば分かるほど好ましくなっていくので一安心。
最後には麻美がとても身近に感じられるのも良かったです~

彼女の堅物なところに比して、妹役はキュートな市川実日子。
キャスティングも考えられてます。

姉妹を支えるのは夫も恋人も優男ばかり。
そんな彼らでも、彼女らの複雑な想いを受け止める土俵を持ってることに気付くとき、なんだかほのぼのしてきて、しまいにはホロホロと泣けてしまいました。

とらばいゆ
「姉・麻美にとってはもう後がない最後の対局 相手は奇しくも妹の里奈」


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


監督  大谷健太郎
脚本  大谷健太郎
撮影  鈴木一博
音楽  上田禎
出演  瀬戸朝香 塚本晋也 市川実日子 村上淳 鈴木一真






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.08.29 18:09:11
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


Re:【とらばいゆ】 ‘01年 日本映画(07/15)   なんぜんたろう さん
この映画といい、「アベック・モン・マリ」といい、随分と面白い映画ですね。
繊細かつコミカルな描き方が粋に感じます。 (2006.07.18 22:38:56)

Re[1]:【とらばいゆ】 ‘01年 日本映画(07/15)   オコ・ジョー さん
なんぜんたろうさんへ

>この映画といい、「アベック・モン・マリ」といい、随分と面白い映画ですね。

「NANA」は原作もありましたし、それほど残る感じじゃなかったのですが、本作とそれから「アベック・モン・マリ」は惹かれました。
「アベック~」のほうがまだ未見なので、是非今度観てみますね。

>繊細でコミカル

仰るとおりだと思います。
感情の流れを捉えるのが上手い! (2006.07.19 12:33:18)


© Rakuten Group, Inc.