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2006.07.24
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  明治38年に「ホトトギス」に連載が始まった、夏目漱石の処女作です。
知っているのは「吾輩は猫である。名前はまだない」という有名な冒頭だけで、もっととっつきにくいものを想像してきました。
100年たった今でも、ユーモアと風刺をこんなに楽しめるとは思いもよらず、河合隼雄氏のおすすめがなければ読むこともなかったかもしれません。


夏目漱石自身を重ねて書いた教師・苦沙弥(クシャミ)先生をはじめ、科学者の寒月氏、美学者の迷亭氏、詩人の東風氏、哲学者の独仙氏の可笑しさといったら!
人物像といい、セリフといい、にまりと笑う箇所がたくさんありました。
彼らを眺めている苦沙弥先生の飼い猫‘吾輩’が、そんな人間社会の奇怪な行動や観念を、実に憎々しく風刺たっぷりに語っていく物語です。


山本健吉さんの解説で、当時の彼らは「職業の為に汚されない内容の多い時間を有する、上等人種」であり社会からはみ出した「余計者」であった~とあります。
この感じ、良く分かります。
時代のはみ出し者的な登場人物が繰り広げる会話の妙味は、きっといつまでも人を楽しませてくれるのでしょうね。

泉鏡花という名も登場してきました。
当時の時代背景もわずかですがわかりました。
物語の最後と‘吾輩’の最期は相当に爽快です。

文庫で大人買いしてある他の著作も、これから少しずつ読んでいきたいと思いますノート








Last updated  2007.01.22 14:59:34
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