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2006.12.10
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カテゴリ:アメリカ映画


  出稼ぎのため新天地アメリカに移民してくる人々がモチーフ。貧乏だけど美人に弱く、人情にも弱いチャップリン劇の定番。



  クリスマスが近づいてきましたね。
クリスマスの日はチャップリンの命日でもあります。
若い頃の短編はコメディ色が強くて、貧乏の侘しさも吹き飛ばしてしまうほどなのがいい。

同じ船で移民してきた可愛らしい女性を抱きかかえ、無理やり結婚許可所?へ連れ去る――強引なハッピーエンドさえ微笑ましい楽しい作品でした。

リズミカルな音楽に合わせて始まるコミカルな演技はさすが。
揺れる船では、お皿が左右に行ったり来たり。一度転ぶと起き上がれず、隣には今にも吐きそうな船酔いのおじさんが・・・

後半の新天地アメリカでは、拾ったお金で食事中、船で知り合った女性と再会します。
うっかり見栄はってご馳走したから大変!なんとお金が足りなくて――
お決まりのどたばたと相成ってしまうのでした。

‘偶然’によってハッピーになれるのも後味が良いものですね。
素敵な偶然。強引なチャーリーが可笑しかったです。



 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



監督  チャールズ・チャップリン
脚本  チャールズ・チャップリン
撮影  ウィリアム・C・フォスター  
出演  チャールズ・チャップリン 、エドナ・パーヴィアンス


モノクロ(20分)







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Last updated  2007.08.29 17:34:24
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