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2007.05.01
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カテゴリ:日本映画


  初めて海外へ飛んだシリーズ第41作。田舎の駅で心身症のサラリーマン・坂口を元気づけたのがきっかけで、寅次郎は彼のつき沿いでウィーンへ行くことに!そこで知り合ったガイドの久美子に仄かな恋をして・・・。
寅次郎の異文化奮闘記。



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  シリーズも終盤に近づいてきた41作目です。
今回のマドンナは竹下景子さん、淡路恵子さん。
このお二人、どこかで見たと思ったら、38作目「知床慕情」でもダブルマドンナで出演してらっしゃいましたね!
まったく繋がりはありませんが、海外が舞台となった初の作品にも似合ってしまう、お二方でした。

時代の流行を取り入れることの多いこのシリーズ、今回は心身症のサラリーマンが登場します。
エリートサラリーマンでありながら仕事に疲れ、鈍行電車に飛び込み自殺しようとする坂口(柄本)。
しかし、あえなく失敗し、丁度その列車に乗っていた寅さんに拾われるのです。
彼にすれば寅さんみたいな生き方、羨ましくて仕方ありません。
寅さんのように自由に、憧れの地ウィーンへ行くことになり、なぜか断りきれないままに寅さんもオーストリアの地を踏むこととなるのでした―――


あんなに飛行機嫌いだったはずの寅さんが……案外あっさりと海外へ。
家を飛び出してから8年間も帰国していないという、ガイドの久美子(竹下)に出会い、その友人のマダム(淡路)と出会い、3人それぞれに郷愁を抱えながら、異国の地で数日間を過ごすこととなるのでした。
一方、すっかり元気になった坂口は、大張り切りでウィーンの街で羽を伸ばし、観光名所めぐりに余念ありません。

このあたりの作品はほとんど見ていると思ってたのに、初めてでした。
ほぼ海外で撮られた異色作ですが、違和感なく、後味も悪くありません。
若い頃のような恋のシーンはもう随分少なくなってきて、‘出逢った人を癒す寅さん’になっています。
今回も、久美子に恋している感じはあまりしません。
彼女の恋人が「卒業」ばりに空港にさらいに来るシーンだって、切なさというよりは戸惑いだけ。


今度の見所はなんといっても、ウィーンということで「第三の男」のパクリが楽しめます。
音楽(それもたったの4音!)、影ぼうし、スパイ――と監督の遊び心が満載です。
そして異国で感じる郷愁に、音楽の都ウィーンの美しい街並みが似合う。
ばりばりの日本文化映画でありながら、異国を舞台にしてもマッチしているのはすごいかも。
「夢でも見てたのかな・・・」
そんな寅さんのつぶやきに同じく、夢でも見てたかのような気持ちがする、不思議な41作目でありました。

この作品は、製作する5年前?(でしたか)、飛行機内でこの映画を観たウィーンの大使か誰かが「これは面白いから是非わが国でロケしてください」と言われて出来たのだそうです。
日本人じゃなくても楽しめるなんて、さすが寅さん!うっしっし



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 監督  山田洋次
 製作  内藤誠
 脚本  山田洋次 、朝間義隆
 音楽  山本直純  
 出演  渥美清 、倍賞千恵子 、竹下景子
      淡路恵子 、柄本明

  (カラー/109分)

 








Last updated  2007.05.02 17:48:33
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