2007/05/06(日)16:56
新・人体の不思議展
大型連休も今日で終わりですね。
最終日いかがお過ごしですか。
わたしは3日から来客が続き、何処へ行ったわけでもないけれど、賑やかなGWを過ごしました。
疲れとワインの飲みすぎで?頭が痛いけれど元気です。
5日のこどもの日は『新・人体の不思議展』へ出かけてきました。
全国各地で催されているこちら、前売りを手配してもらっていたので、軽い気持ちで行きましたが、後からあとからすごい物を見てしまったな・・と複雑な気分になります。
プラスティネーションという技術で、生身の人体を標本にしたこの展示。
今まで知らなかったけれど、なにかと物議をかもしているそうです。
中国で提供された死体を検体として、中国政府の外貨獲得手段として利用されている側面がある――とか、検体は死刑囚である――とかで(ウィキペディア)倫理的にも問題となっています。
あまりにもリアルな標本は、今までの概念を覆されてしまいます。
これは本物なわけないよね・・・
そんなこと思いながら観ていたけれど、どれも本物の人間の体。
信じられないからよかったものの、触ることができたりするのは衝撃です。
娘は怖がってずっと抱っこされていたし、トラウマになりかねないのかもしれません。
こういうものに興味のある息子でさえ、顔をしかめるような場面もありました。
成人の脳を持てるコーナーもありました。
会場となったスピカへ行くのはこれで二度目。
狭い場内に結構な人出でした。
スピカですが、もうこの施設、なくなってしまうそうですね。
行くのもこれで最後になりそう。
人体の断面は「ザ・セル」を思い出しました。
血管の標本がとにかく凄い。
あまり長居せずに出てきましたが、まだ本当に本物だったのか信じられない感じです。
グロイ・・・やっぱりグロイ。
これが結論かも。
勉強になるとか、コンセプトである健康の大切さと命の尊厳、そういったものとはちょっとちがいました。
怖いもの見たさ、見世物感覚もあるのでは?と、思うのは私だけでしょうか~