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テーマ:美術館・博物館(1487)
カテゴリ:鑑賞 etc
こんにちは。最近はあまりPCに向かわずに、等身大の生活をコツコツと送っています。 就職活動は相変わらず続けていますが、もう12月。 年が明けてからでもいいかな~というくらい、のんびり構えているしかなさそうです。 お世話になっている皆さまのところへも行けていません。ごめんなさい。 今年の始めの抱負は本をいっぱい読むことでした。 でも、ちっともダメだった。 今の私は、ムリしないことをモットーに、ちょっと不安定でいる時期を過ごしています。 観たいときに観て、読んで、出歩いています。 先週末、初めて北海道立三岸好太郎美術館へ出かけてみました。 道立近代美術館のすぐそばにあります。 画家・三岸好太郎はどのくらい有名なのでしょう。わからないけれど、地元である札幌は、中学校の教科書に載っているそうで、街角で美術館の名を目にする機会も多く、知名度は高いように思います。 今回初めて、ガイドの方の解説つきで館内を観て歩きました。 こじんまりとした、二階建ての真っ白な建物。人はまばらで、小さな美術館ならではの、ゆったりとしたひと時でした。 三岸氏が設計したという、当時としてはものすごくモダンなこの建物は、美術館では珍しい大きな窓があります。 「オーケストラ」(1933) 「道化役者」(1932) 人気があるという「オーケストラ」は、引っかいて描く技法。線の一本いっぽんはごく単純なのですが、素晴らしい絵だと思いました。 その年に発足したHNK交響楽団の演奏を聴いて、構成を練りに練って描かれたそうです。 時期によって、作風も、モチーフも大きく違います。 故郷の風景画、花、蝶、貝殻、なかでも道化師は、惹かれたモチーフでした。一番の大作「道化役者」も晩年の作品のひとつです。 晩年とはいっても、31歳という若さでの急逝。 芸術家は、ときに短命ですね。 同じく画家だった節子夫人は、フランスで活躍して長生きされました。 「のんびり貝」 画家としても成功していて、この「のんびり貝」が高値で売れた1934年、貝殻旅行と称して夫婦で出かけた旅先の名古屋で倒れ、この世を去ったのだそうです。 力強い風景画から、様々に変わっていく作風を楽しみましたが、どちらかといえば、暗い配色の数々の道化師の絵が好きになりました。 道化師にはいつも惹かれる。 三岸好太郎も、自分の存在と重ね合わせて、描いたものだったそうです。 それから「のんびり貝」。影の形がなんともいえず、いいですね~ 休日には時々、ロビーコンサートがあるそうです。今月も15日に予定しているとのこと、都合があえばもう一度出かけてみます♪ 裏庭は12月1日から冬篭りで、歩けませんでしたが、とても広々とした敷地が広がっていました。 こちらもまた、雪が解けたら、出直して見たいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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三岸好太郎さん、存じ上げませんでした。
でも「のんびり貝」は好きです。 貝の曲線、そしてタイトルもいいですね。 12月。 もの想う季節ですね。 無理せず、マイペースでいきましょう~。 (2007.12.04 00:35:42)
2~3回 とびとびにいってますが 冬は行ったことがないです。 雪のなかにたたずむ美術館いいですね。オーテストラとのんびり貝(絵は知ってましたがタイトルまで覚えてなかった)両方好きです。 ガイド付で鑑賞 私も聞きたいです。また違った視点から観られることでしょうね。
三岸好太郎 こんな知名度がありますよって知識はないんですが、当時中央の画壇でも注目あびてたような記載があったような、、 そりゃあ夭折もするかもといった、奥様にかなり苦労かけた日常の方が記憶に残ってる自分が哀しいです。 (2007.12.04 11:21:48)
こんにちは。
>無理せず、マイペースでいきましょう~。 ----- ありがとうございます♪ マイペースでいきますね。 なんでしょう、なんだか書く気もおきないし。 なんとなく暮らしています。 三岸さん、いいなと思う作品が多かったです。 「のんびり貝」いいですよね。 このネーミング! (2007.12.04 18:10:29)
こんにちは。
Lake Moraineさんは2度3度と行かれてるのですね。 リピーターになりそうな美術館の雰囲気でした。 春や夏の風景もぜひ見たいです。 >オーテストラとのんびり貝(絵は知ってましたがタイトルまで覚えてなかった)両方好きです。 「オーケストラ」は人気投票でいつも上位だそうです。 どちらもいいですね♪ >ガイド付で鑑賞 私も聞きたいです。また違った視点から観られることでしょうね。 子ども連れでモタモタしていたら館長さん?が出てらして おすすめしてくれたんですよ。 初めて生で解説を聞きながら絵をみる~ということをしました。 すごくわかりやすく楽しめました。 >当時中央の画壇でも注目あびてたような記載があったような、、 >そりゃあ夭折もするかもといった、奥様にかなり苦労かけた日常の方が・・ あははは。奥様多少キツそうでしたが、苦労もかけていたんですね! (2007.12.04 18:17:25)
札幌って素敵なところが沢山あるのですね、いいなぁ~~
31歳で亡くなられたなんて! それなのに有名人って!! ほんと貝の絵いいですね~~~素敵! 建物もおしゃれだし、こんなところへのんびりと行ってみたいものです (2007.12.04 20:42:11)
昔、三岸節子の展覧会は観たのですが、好太郎氏の作品は観たことがありません。
こういう所があったんですね。知らなかった。 近くにたくさん美術館があって羨ましいですね。 (2007.12.04 23:16:59)
札幌には文化芸術 色々揃っています。
中央のよさはそこですね♪ >ほんと貝の絵いいですね~~~素敵! 細長の中くらいの大きさですが、存在感ありました。 ゆっくり美術館に行けるって、贅沢ですね。 今度はひとりで行こうかな。 (2007.12.05 00:14:37)
こんにちは。
>昔、三岸節子の展覧会は観たのですが、好太郎氏の作品は観たことがありません。 そうでしたか。 私は節子夫人の絵を未見です。 一枚くらい飾ってあるかな・・と思ったけれどないようでした。 いつか生でみられるかな~ 近く、ではないのですが(笑)これからも通ってみたい場所になりました。 (2007.12.05 00:19:11) |