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2008.02.29
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カテゴリ:日本映画

 いつもつるんでは問題を起こしていた18歳のマサル(金子)とシンジ(安藤)。ある日、素人ボクサーにノックアウトされてしまったマサルは、ボクシングに目覚め、ジム通いをはじめる。付き合いで入門したシンジも加わり、ふたりは練習に没頭する。
高校生活が終わり、シンジはボクシング界の逸材に成長するが、ジムにマサルの姿はなかった・・・。




 北野作品は音楽が良い。作品に漂うリズムや間(ま)は、お笑いの舞台で培ってきたものでしょうか。
反面、裏目にでるのは、変なところで笑いをとろうとするシーン。
コントのような台詞が投入されるのは、残念に感じますが、ラストの清々しい感動を味わうと、そんなこと忘れてしまえるようでした。

ふたりの青年の青春物語は、ノスタルジーと爽快さの只中で、繰り広げられていきます。
ボクシングに情熱を注ぐシンジ、暴力団に入ったマサル。
全く別の道を行くことになったふたりには、それぞれの栄光と挫折が待っています。

前途有望な若者の足を引っ張るのは、大人たち。
希望ある未来を信じて疑わない、ぐれていても真っ直ぐな彼らは、周りの大人たちから嫌というほど現実を見せられ、将来を挫かれるのです。
どうしようもない大人の世界。ここで、これからは勝負しなくてはいけないと知った瞬間が、自分にもあったように、思い出されます。

辛い。ツライけれど、ひとつ終わって、また次が始まる。
きっと、この先になにかを見つけるであろう、キラリ光る爽快なエンディングが好きでした。


主人公たちの生活は、詳しく描かれません。
両親たちはいったいどうしてるの? なんて、気にしてはダメ。
必要最小限にこじんまりまとまっています。
これが北野監督が好きな空気感であり、ノスタルジーなのでしょうね。
一連の監督作にある暴力は、監督にとってどんな位置を占めるものなのか、どんな思いがあってのことかは、まだ分からないけれど、作品には愛情を感じます。
最後まで見守りたくなる二人の青年の青春が、瑞々しい感動を残してくれました。



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監督・脚本  北野武
撮影  柳島克己
編集  北野武  太田義則
音楽  久石譲
出演  金子賢  安藤政信  森本レオ  山谷初男  柏谷享助  寺島進

(カラー/108分)









Last updated  2008.03.01 02:01:02
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