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2008.04.11
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カテゴリ:イタリア映画

 『サテリコン』に続き、フェリーニのローマ三部作のうちの一作。
誰もが、決して甘い生活とはいえない、苦くも生き生きとした人生を謳歌している。
自殺未遂する女、ジャーナリストの主人公、パパラッチの集団、女優に道化。みんなが生き、そして、奇跡を待っている。
ブルジョアであっても、庶民であっても、苦労はどこにだってある。当時のイタリアを知っていれば、より楽しめたのかもしれない作品だった。
フェリーニ映画の人々はやはり魅力的。3時間という長尺だけは玉に瑕。

ダラリとだらけて、夜が過ぎて行く。出逢って別れて恋をして、青春が過ぎていく。
映画解説で見つけた都会のデカダンという言葉、このひと言にすべて集約されているような作品だった。

友人スタイナー一家の出来事が印象的。
家庭を築き、幸せで知的な暮しを営んでいたはずのスタイナーが、突然、子どもたちを巻き添えに自殺を遂げてしまう・・・。
一度は真剣に羨んだ落ち着いた生活さえ、絶望するような未来が待っているだけなのだ。

諦めたように狂乱の夜を過ごすマルチェロは、夜明けの海で、カフェで働いていた少女と再会する。
その言葉は、波の音にかき消されて聴こえない。
言葉の伝わらない、ただ意識だけが、しじまで交差する。
都会の孤独、ギラギラ輝いた暮らし、生の謳歌がにわかに希望を灯す。

主人公を演じたマストロヤンニは、若かりし頃からずっと、素敵なまま。
フェリーニの分身を務め続けたそうだ。
純粋でポジティブな生を感じる作品だった。
このニーノ・ロータの音楽は本当に素晴らしい!

 FellinisLaDolceVita1960.jpg la_dolce_vita2.jpg

 (あらすじ)しがないゴシップ記者のマルチェロは、作家志望の男。
同棲相手がいながら、富豪の娘マッダレーナ(A・エーメ)やハリウッドのグラマー女優(A・エクバーグ)とも、次々恋に落ちていく。
恋に仕事に狂乱に――。かくして変わらぬ朝が待っているのだった。





監督  フェデリコ・フェリーニ
製作  ジュゼッペ・アマト  アンジェロ・リッツォーリ
脚本  フェデリコ・フェリーニ  エンニオ・フライアーノ
    トゥリオ・ピネッリ  ブルネッロ・ロンディ
撮影  オテッロ・マルテッリ
音楽  ニーノ・ロータ
出演  マルチェロ・マストロヤンニ  アニタ・エクバーグ  アヌーク・エーメ
 バーバラ・スティール  ナディア・グレイ  ラウラ・ベッティ  イヴォンヌ・フルノー

(モノクロ/167分/イタリア=フランス/LA DOLCE VITA)










Last updated  2009.07.23 22:23:22
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