000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

行きかふ人も又

PR

Profile


はる **

Category

Freepage List

Favorite Blog

Kabu + Plus エースNo1さん
ある日どこかで リラ11さん
でくの坊 雨にも … なんぜんたろうさん
My 映画 on TV 日記 タケ88フミさん

Comments

森須もりん@ Re:【夜行列車(POCIAG)】 1959年 ポーランド映画(03/10) 小学生のときに、テレビでみました。 あれ…
ETCマンツーマン英会話@ 希望を生むもの はじめまして。先日初めて『アラバマ物語…

Free Space

ゆるい分室はじめました
dekunotato.exblog.jp

Recent Posts

2008.08.19
XML
カテゴリ:映画
 1962年、香港。新聞社の編集者であるチャウ(レオン)夫妻がアパートに引っ越してきた日、隣の部屋にもチャン(チャン)が夫と引っ越してきた。チャンは商社で秘書として働いている。ふたりとも忙しく、夫や妻とはすれ違いが多かった。やがて、チャウは妻がチャンの夫と不倫していることに気づく。復讐心からチャンに接近したチャウだが、ふたりは次第に惹かれあっていく―。

 原題のIN THE MOOD FOR LOVE. そのまんまの物語。
醸しだされる雰囲気で、まったりと愛のムードに酔わされて、心がほんのりと色づく。
あまりに感傷的で、西洋かぶれといわれても、カーウァイ監督が作りだすラブストーリーは素敵だ。
大人の恋愛模様を、極力二人だけで演じさせ魅せる。出会い、意識し合い、触れ合い、時を重ねていくプラトニックな濃密な時間は、別れの時をカウントダウンしながらギリギリまで、愛のムードを放ち続ける。

けして完璧なスタイルではないけれど、恋愛もののトニー・レオンの色気は無敵。シャイな仕草がステキだ。マギーも視線や体のラインまですべてが美しい。色とりどりのチャイナドレスに身を包んだ彼女は佇むだけで絵になる、本編の主人公。

絶えず繰り返される一つの音楽(夢二のテーマ)が、これでもかとさらに情感を掻き立てた。後半からは『キサス、キサス、キサス』が鳴る。
結ばれることのない男女の、数年に及ぶ深い愛を、とにかく雰囲気で愉しむ映画だった。ムードに酔いながら、ラストでは切なさに胸震わせ、大人の愛を噛み締めるように感じる映画だった。
チャウはカンボジアの遺跡アンコールワットで、いったいなにを囁いたのだろう。
愛の痛みを知ったすべての人が、その言葉を想像しうる。そしてきっと胸が痛くなる。




in-the-mood-for-love-de-wong-kar-wai.jpg



製作・監督・脚本  ウォン・カーウァイ
撮影  クリストファー・ドイル  リー・ピンビン
出演  トニー・レオン  マギー・チャン








Last updated  2019.02.13 22:33:07
コメント(2) | コメントを書く

Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.