2148227 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

行きかふ人も又

行きかふ人も又

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Freepage List

Free Space

ゆるい分室はじめました
dekunotato.exblog.jp

Archives

2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07
2023.06

Category

Calendar

Comments

森須もりん@ Re:【夜行列車(POCIAG)】 1959年 ポーランド映画(03/10) 小学生のときに、テレビでみました。 あれ…
ETCマンツーマン英会話@ 希望を生むもの はじめまして。先日初めて『アラバマ物語…

Favorite Blog

Kabu + Plus エースNo1さん
ある日どこかで リラ11さん
ベティ333のブログ ベティ333さん
でくの坊 雨にも … なんぜんたろうさん
My 映画 on TV 日記 タケ88フミさん
2009.12.05
XML
カテゴリ:オーストリア映画

 話題になった食育ドキュメンタリー。
普段なにげなく口にしている食物が、どのような過程を経て食卓に届くのかを、淡々と見せるだけの作品。なのに、なんともいえない罪悪感とショックでいっぱいになってくる。
説明も、説教くさいナレーションも必要ない。

ただありのまま

それだけなのに。
事実はこうで、だからどうしたいのか、ちょっと考えてしまう作品だ。

inochi-tabekata.jpg


野菜・果物・食塩はともかく、鶏・豚・牛に限っては、少なからず意識して口にするようになると思う。
屠殺の現場は、簡単には記憶から消えないショックなもの。生き物が食べ物に変わる瞬間は、普通に生活していたんでは、一生見ることはなかったはずだ。

賛否両論あるかもしれない、屠殺場で働く人々に対しては、ここではまた別の話。
お給料をもらって働く、自分と一緒だと思う。


先日、岩井俊二の『FRIED DRAGON FISH THOMAS EARWING'S AROWANA』のことをここに書いたけれど、ナツロウのお気に入りの台詞がある。

「食べて生きる、食べられて死ぬ―――」

真摯な潔い生き様を、一言で感じるこの台詞が好き。
わたしは、ライオンに食べられて死ぬのはイヤだけど(笑)せめて「いただきます」と感謝しながら、必要なぶんだけ食べ、無益な殺生はしないことを、一生守ろうと思う。
地元の新鮮な野菜と果物を、ちゃんと選んで、食べきれずに捨てることを止めよう。




●  ●  ●  ●



監督・撮影/ ニコラウス・ゲイハルター
編集/ ウォルフガング・ヴィダーホーファー

(カラー/92分/オーストリア=ドイツ合作)







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.12.08 14:45:23
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.