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2009.12.12
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カテゴリ:多国合作映画

 『キッチン・ストーリー』『ホルテンさんのはじめての冒険』が好きな、ノルウェーのベント・ハーメルによる伝記映画。
チャールズ・ブコウスキー(1920-1994)は実在した作家で、いまも多くの著名人にリスペクトされている。
生前のブコウスキーは、なかなかの好人物だったに違いない。
ハーメルの雰囲気作りが上手いせいか、マット・ディロンの演技が良いせいか、そう思える作品に仕上がっている。
超がつくほど不健康、ダメ人間だったわりに長生きして。名声までは残してないけれど、歴史に名は残した。デカダンと放浪と、酒と女と煙草の日々―――。

一度結婚をして、娘がいるけれど、本作ではまだ独り身のブコウスキーだ。
恋人ができても関係は不毛、出会い別れを繰り返し、職を得ても、持ち前の無責任と飲酒ですぐに解雇されてしまう。
そんな彼に、ただ書くことだけは遊離していかなかった。

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星の数ほど物書きを生業とする人間はいて、十人十色の個性あれども、書くこと人生の位置づけが、このような人はきっとめずらしいと思う。
贅沢な自由を謳歌しているのが、ある意味すごく羨ましい。(生活スタイルは嫌悪感でいっぱい!)
流されることなく、脅かされることもなく、行き詰れば人の書いたものを読んで安心する―――なんてステキに大胆不敵な個性の塊。彼のようには、だれでもがなれるわけじゃないのだ。


ブコウスキー、モデルの映画といえば『バーフライ』もそう。本人が脚本を手掛けた、こちらもとても好きな作品だ。
監督はバーベット・シュローダー。主演はミッキー・ロークとフェイ・ダナウェイだった。
『酔いどれ詩人―』よりも、大人のムードある、グッとくる作品だった記憶。二人が酒場にいたシーンを思い返すだけで、匂い立つような息づかい感じるおすすめ作。

その点、マット・ディロンとリリ・テイラー コンビの良さはどこかといえば。
、、、、『バーフライ』を前に、なかなか上手い言葉が見つからないけれど、あえていえばヤンチャな哀愁だろうか?

ただ、実際に動くブコウスキーをほとんど知らないので、どちらがより近いのかは、既知の方のレビューに頼るとして、目にした限りでは、このマットの演技はかなり本人に近いのだそうだ。
評判もすこぶる良好。
仄かぁに漂うハーメルらしいユーモアの息吹が、もっと欲しくなったけれども、見て損のない作品だった。
 


●   ●   ●   ●



監督/ ベント・ハーメル
製作/ ベント・ハーメル  ジム・スターク
原作/ チャールズ・ブコウスキー 『勝手に生きろ!』
脚本/ ベント・ハーメル  ジム・スターク
撮影/ ジョン・クリスティアン・ローゼンルンド
編集/ パル・ジェンゲンバッハ
音楽/ クリスティン・アスビョルンセン  トルド・グスタフセン
出演/ マット・ディロン  リリ・テイラー  マリサ・トメイ

(カラー/94分/アメリカ=ノルウェー合作)










Last updated  2009.12.13 22:19:44
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