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テーマ:本のある暮らし(3184)
カテゴリ:本
本です。 ほるぷ出版の名著復刻/児童文学館シリーズ、全26巻まであるうちの一冊。 昭和59年刊行。原著は大正15年刊行らしい。函の画、布張りの装丁がすきです。 収録されている物語は、著者のノスタルジックな子ども時代の思い出話や、聖書になぞら えたお伽噺や、ちょっと怖かったりする怪談、ペーソス漂う小話など、14篇。 復刻版ということで、当時の旧仮名遣いそのままに印刷された字面がまた魅力。 いなごのだいりよかう この文字列に堪えられない味を感じてしまうのは、懐古趣味ゆえでしょうか。
いうもの。これがまたいいお話なのです。 『晶子曼陀羅』といい『蝗の大旅行』といい、佐藤春夫氏の文章とはきっと相性がいい。
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装丁、良いですね。
私もアンティーク、ノスタルジックなものが好きなので、飾っておくだけでもいいな、と思いますが、内容も面白そうですね。 佐藤春夫さんの本は読んだことありませんが、探してみようかな。 (2011.07.09 12:50:17)
有名どころなど、ほかにも種類はあったのですが
この装丁と題名に惹かれて買っておいたものでした。 ノスタルジックなものはいいですねー。 佐藤春夫さんは、頑固ものだったようですが、色んな文芸人に影響を与えたらしく、門下生も多いのだそう。 人となりもきっとおもしろい人なのでしょうね。 (2011.07.10 19:26:45) |