2155709 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

行きかふ人も又

行きかふ人も又

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Freepage List

Free Space

ゆるい分室はじめました
dekunotato.exblog.jp

Archives

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07

Category

Calendar

Comments

森須もりん@ Re:【夜行列車(POCIAG)】 1959年 ポーランド映画(03/10) 小学生のときに、テレビでみました。 あれ…
ETCマンツーマン英会話@ 希望を生むもの はじめまして。先日初めて『アラバマ物語…

Favorite Blog

Kabu + Plus エースNo1さん
ある日どこかで リラ11さん
ベティ333のブログ ベティ333さん
でくの坊 雨にも … なんぜんたろうさん
My 映画 on TV 日記 タケ88フミさん
2011.07.07
XML
カテゴリ:

imga7124d58zikczj.jpg

 いつか古道具屋さんの店先で売られていたのを購入してから、ずっと書架に眠っていた

本です。

ほるぷ出版の名著復刻/児童文学館シリーズ、全26巻まであるうちの一冊。

昭和59年刊行。原著は大正15年刊行らしい。函の画、布張りの装丁がすきです。

収録されている物語は、著者のノスタルジックな子ども時代の思い出話や、聖書になぞら

えたお伽噺や、ちょっと怖かったりする怪談、ペーソス漂う小話など、14篇。

復刻版ということで、当時の旧仮名遣いそのままに印刷された字面がまた魅力。

いなごのだいりよかう

この文字列に堪えられない味を感じてしまうのは、懐古趣味ゆえでしょうか。 


003.JPG

最後の一篇『美しい町』は、友人の稲垣足穂氏が、読みやすいように書き直してくれたと

いうもの。これがまたいいお話なのです。

晶子曼陀羅』といい『蝗の大旅行』といい、佐藤春夫氏の文章とはきっと相性がいい。

いつか、手元にある全集に収められた他の作品も読んでみよう。

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.07.09 04:50:29
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


Re:◆蝗の大旅行◆ 佐藤春夫(07/07)   リラ11 さん
装丁、良いですね。
私もアンティーク、ノスタルジックなものが好きなので、飾っておくだけでもいいな、と思いますが、内容も面白そうですね。
佐藤春夫さんの本は読んだことありませんが、探してみようかな。 (2011.07.09 12:50:17)

リラさんへ   はる ** さん
有名どころなど、ほかにも種類はあったのですが
この装丁と題名に惹かれて買っておいたものでした。

ノスタルジックなものはいいですねー。

佐藤春夫さんは、頑固ものだったようですが、色んな文芸人に影響を与えたらしく、門下生も多いのだそう。
人となりもきっとおもしろい人なのでしょうね。
(2011.07.10 19:26:45)


© Rakuten Group, Inc.