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2011.10.13
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カテゴリ:日本映画

  さいきん、もっとも気になる女優・満島ひかりと、その夫・石井裕也監督によるヒューマン・コメディ。PFFスカラシップ作品。


 (あらすじ) 上京して5年目の佐和子は「しょうがない」が口癖のOL。5つ目の職場で淡々と働き、連れ子のいる上司・新井健一とそれなりに付き合い、すべてに妥協しながらの人生を歩んでいた。
そんなある日、父の忠男が倒れ、一人娘の佐和子は実家のしじみ工場を継ぐため、渋々故郷へ舞い戻る。
アクの強いおばちゃん従業員たちにはいびられるし、工場経営は右肩さがりだし、健一との仲は上手くいかないし・・・やがて佐和子はドン底に追いつめられてしまう―――。


  低予算ながら、このおもしろさはとても長編初監督作とは思えない。中の下の女が、「しょうがない」さえ言えないどん底期をむかえて、必死の開き直りでがんばっていく姿をユーモラスに、あたたかく描いていく。
佐和子を演じた満島ひかりの、素の輝きが、なんといっても大きい魅力。
先日の『それでも、生きてゆく』のスタッフは、きっとこの映画を観て満島ひかりへのインスピレーションを得たのね。(たぶん)

ドン詰まりの佐和子はついにはじけて、周囲ドン引きの醜態を晒してしまうけれど、彼女のステキに思いきった開き直り人生を、心なく笑うなんて誰ができるだろう。
たいてい中くらいの人生、佐和子みたいにすべて曝け出せるなんて、羨ましい。
無様と言うひとがいても、できればわたしは、彼女のように曝け出しながら素直に生きてみたい。

駆け落ち同然で家を出てから5年。暫くぶりに会った父は余命僅かで、子連れで田舎までくっついてきた健一との仲は上手くいかず、しじみ工場は倒産寸前で、、、もう最悪。
けれども、工場を再生すべく、心機一転、あたらしい社歌で臨むシーンなど、微笑まずにはいれない!
歌のように高らかに、工場は危機を脱して、未来は少しずつ開けてくる。
もちろんその間に、父との悲しい別れや紆余曲折イロイロあるけれど、前向きな芯の強さに元気づけられ、笑えること必至の、とても中身ある小粒な快作だった。




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監督・脚本  石井裕也
出演  満島ひかり  遠藤雅  志賀廣太郎  岩松了

(112min)








Last updated  2011.10.15 11:59:26
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