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2011.10.26
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カテゴリ:アメリカ映画
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 『ミスター・ロンリー』がとても好きだったハーモニー・コリン監督のデビュー作。

 オハイオ州のジィーニャという小さな田舎町を舞台に、過去の竜巻で疲弊した町で生きる人々の暮らしを、猫を肉屋に売って小遣いを稼ぐ少年二人の行動を軸に、ドキュメンタリータッチで描く異色作。

生理的嫌悪感の寄せ集め。なのに、しぜんと次が気になる不思議な作品。
人を選ぶキッチュさ、グロテスクで俗っぽいのに、ピュアさも兼ね備える。小気味よい編集と映像美が惹きつける。

サイテイ+アンニュイな若者たちの希望なき日々には、どうしてだか生きてるリアルさがあって、それはピンクのうさぎ少年が見せる幻想よりも強い。


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よごれた部屋に漂う退廃、シンナーでラリって、お供はおもちゃのライフル銃。ネコ殺し、自殺願望、奇形、障害、ゲイ、竜巻の通った古い傷跡―――。

負。負、負、とマイナスな要素ばかりなのに、寄り合い暮らす少年少女には、ふしぎなくらい生き生き楽しそうな表情が浮かんでいた。


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ハーモニー・コリン監督は音楽が最高だ。『ミスター・ロンリー』の絶妙な選曲に心奪われたように、本作の音楽もすごくよかった。
よかったといえば、冒頭写真の少年の顔。華奢で、まだ大人になりきらないヘンテコで愛嬌ある顔。彼が自宅で大量のカトラリーを握り締めて筋トレをはじめた横で、母親がタップを踊るシーンなど最高にシュール。

コリン監督の新作がたのしみ。




監督・脚本  ハーモニー・コリン
撮影  ジャン=イヴ・エスコフィエ
出演  ジェイコブ・シーウェル  ジェイコブ・レイノルズ

(89min)







Last updated  2011.10.30 16:54:06
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