000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

行きかふ人も又

PR

Profile


はる **

Category

Freepage List

Favorite Blog

Kabu + Plus エースNo1さん
ある日どこかで リラ11さん
でくの坊 雨にも … なんぜんたろうさん
My 映画 on TV 日記 タケ88フミさん

Comments

森須もりん@ Re:【夜行列車(POCIAG)】 1959年 ポーランド映画(03/10) 小学生のときに、テレビでみました。 あれ…
ETCマンツーマン英会話@ 希望を生むもの はじめまして。先日初めて『アラバマ物語…

Free Space

ゆるい分室はじめました
dekunotato.exblog.jp

Recent Posts

全37件 (37件中 1-10件目)

1 2 3 4 >

鑑賞 etc

2011.12.23
XML
カテゴリ:鑑賞 etc
 
 いつか観たチェコの人形劇とのコラボがすてきだった沢則之さん演出のオペラ。
台本はジャン=カルロ・メノッティ、マタイによる副音書の第2章を基にしたクリスマス・オペラの定番。

母親と貧しく暮らす、足の不自由な羊飼いの少年アマールの家に、とつぜん3人の王様が現れます。親子は一夜の宿を差しだし、村人たちを呼び賑やかな宴を催すのでした。
翌朝、アマールの母親は王様たちの宝物をひとつだけ盗んでしまいます・・・・それは幼子イエスに捧げるための宝物。母親の罪を自らの杖を差しだして贖うアマールに、王様たちが赦しを与えると、ある奇跡が起こるのでした――。

IMG_1710-640x500.jpg


3人の王様だけ、人形芝居となっています(役者に被せるタイプの大きな)。手作り感たっぷりで魅惑的なフォルム。
舞台の写真がないので、稽古風景をお借りしてみましたが。当日は、写真の竹の枠には白い布が張られ、アマールの家の質素な室内になったり、影絵が映し出されたり。沢さんらしい簡素で工夫の凝らされた舞台演出が楽しい。

音楽は舞台上の生演奏、人形たちの声は、生で男声歌手の皆さんが吹き替えています。歌声が素晴らしー。
オペラはずいぶん久しぶりに観ましたが、やはりあまり得手ではないかも。ふつうのお芝居のほうが好きです。観たかったのは、どちらかというと沢さん演出の人形劇でしたが、人形の出番は少なめでした。

kako-TxlG4LnZ7dizPnam.jpg


終了後、やや日も暮れて、大通りのホワイトイルミネーションが点灯するのを、今か今かと待っていました。ミュンヘン市などブラブラしながら。
寒くて空気の澄んだ日。雪がパラつくなか、ひさしぶりにまじまじと灯を眺める。








Last updated  2011.12.24 21:20:35
コメント(0) | コメントを書く
2011.11.13
カテゴリ:鑑賞 etc


 毎年11月にカナダ・アルバータ州で開催されている、世界最高のアウトドア映画祭「BANFF MOUNTAIN FILM FESTIVAL」
存在さえ知らなかったのだけれど、ことし友人の旦那様に薦められて、はじめて出かけてみた。
世界32か国、全国9か所を巡回して開催中。

A・Bのプログラムに分かれていて、わたしはAのみ鑑賞。
ここ札幌会場の道新ホールは、700席あるにもかかわらずほぼ満席。前売りも買わずに当日券で入って、座れてよかった。

予想どおり、いかにもアウトドアフリークな風貌スタイルのお客さんだらけでちょっとドキドキ。
外国人の姿も目立ったけれど、patagonia関係者でしょうか。
時々眠くなって舟を漕ぎつつ、時おり湧く笑いと感嘆がたのしかった。

 
Aプログラムはぜんぶで5作品。
「オーセブン(Oseven)」のみフランス製作で、あとはみんなアメリカ映画になってます。




『スイス・マシーン(The Swiss Machine)』 (アメリカ/20min)

The_Swiss_Machine.jpg

 世界最高スピードのアルピニスト、ウエリ・シュテック。アルプスの壁を駆けあがる姿や、アイガー北壁のスピード登攀に挑む姿を、驚愕の映像でみせる。

これはもう凄いとしかいいようがない。山キチガイは死と隣合わせでなぜ登るのか、どう考えてもデンジャラスな勢いに・・・・・・半ば呆れながらもハラハラと観た。
ただ、アイガーを最速で登りきったとき、場内には感嘆の声が響きました。



『オーセブン(Oseven)」』 (フランス/6min)

OSeven.jpg


 シャモニー・モンブランで落ち合って、ボルダリングやマウンテンバイク、パラグライディングを楽しむ男たち――それは少年の憧憬が見せた夢だった。

こちらのオープニング作品は、いろんな捉えかたができそうな、わずか6分のスピードフルな小粒作。
音楽とアウトドアスポーツは相性が絶妙。爽快なミュージッククリップのようだった。



『イースタン・ライズ(Eastern Rises)』 (アメリカ/38min)

Eastern_rises.jpg

 極東ロシアのカムチャッカ半島で、冷戦時代のヘリに乗り込み、未だかつて釣り人が分け入ったことのない未知の領域を目指す、釣りキチたちの悪戦苦闘。

この作品が一番ユーモアあって笑ったなー。釣りキチガイの方々もなかなかにナンセンス。
巨大モスキートに熊にビッグフット・・・・靄のかなたに危険がいっぱい。この上なく楽しげに巨大魚と戯れる、大の大人は愉快爽快。



『イントゥ・ダークネス(Into Darkness)』 (アメリカ/15min)

Into_Darkness.jpg

 洞窟に潜む地下世界に魅せられた男たちの冒険の記録。
この作品だけは、たった15分が1時間にも感じるほど長かった。つまるところ詰らなかった。
なぜに地味な地底を探検するのだろう。恐怖心をのぞかせながら、狭い穴に挟まってもがく男たち・・・・・あまり楽しげじゃなかった。
地上で駆け巡るのが好きなDNAとは、別のタイプなのねきっと。



『ライフ・アセンディング(A Life Ascending)』 (アメリカ/57min)

A_Life_Ascending.jpg

 取りを務める本作が、やはり一番の見応え。
コロンビア州セルカーク山脈にある氷河に、妻と2人の小さな娘たちと住んでいるルエディ・ベグリンジャーは、世界トップクラスのマウンテンガイドとして定評がある。山に住むユニークな家族の暮らしと、ルエディが直面した7人の尊い命を奪った雪崩事故後の旅をとらえる――。

雪深い山でロッジを経営する家族の暮らしが素晴らしかった。ほかでは真似できない、貴重な経験をして育つ娘たちは、きっとステキな大人になるだろう。
そんな娘たちを慈しみながら、夫婦は、2003年の雪崩事故以来、覚悟を決めて真摯に客を山へ導いている。
北国に暮らせば、冬の厳しさや雪のこわさを知らずに生きていけないけれど、ここまで雪を愛せるだろうか。過酷なのに楽しそうに一家は仲良く生きていた。眼前に広がる一面真っ白な雪山がビューティフォー。

いまちょうど、ジャック・ロンドンの『火を熾す』を読んでいるのだけれど、休憩ちゅうなど開いて読むと、雪山や寒さの記憶が否応なく蘇った。ジャック・ロンドンさんが妙に似合っていた今日一日だった。








Last updated  2011.11.13 20:21:29
コメント(2) | コメントを書く
2011.07.24
カテゴリ:鑑賞 etc

773073.JPG

 2年ぶりに、毎年夏に札幌で開催されるパシフィック・ミュージック・フェス
ティバルへ足を運びました。
ファビオ・ルイジ氏が指揮する~ルイジ・コンダクツ・ブラームス~の回。 
曲目は、 モーツァルト 「クラリネット協奏曲 イ長調 K.622」 
     ワーグナー  楽劇『トリスタンとイゾルデ』から「前奏曲」と「愛の死」
     ブラームス  「交響曲 第2番 ニ長調 作品73」
 
さっそく生ビールをいただきながら、至福の時。
敷物を敷いて、芝生に足をのばして、のびのびとクラシックを楽しめる午後。
ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』を聴けたのはうれしかった。
旋律がドラマチック。
休憩後のブラームスで眠気を誘われながら、日曜日の昼下りから夕刻までを
芸術の森で過ごしました。
 
3時開演まで、かなり時間があったので、とても久しぶりに野外美術館も訪れました。
773068.JPG  773067.JPG
「人物1000」 ホルスト・アンテス     「四つの風」 砂澤ビッキ
 
緑豊かな丘陵のなかには、74点の彫刻が並んでいます。
7.5ヘクタールの敷地は広々していて、ちょっとした山歩き気分。
デートにもってこいの場所だと、勝手に確信しています。
彫刻に隠れて抱擁―――なんてステキ。
773070.JPG
こんなおバカなポーズも、ふたりならきっと楽しい。
 
砂澤ビッキ作『四つの風』は、素朴な四本の木が、風雪に晒されることで
自然のノミによってさらに変化していく様を愛でるよう作られたのだそうです。
はじめはすっくと立っていた赤エゾ松も、すでに二本が倒壊。けれどそのままに、
朽ちるにまかせている姿が、なんだかいい。
 
 






Last updated  2011.07.26 18:29:05
コメント(0) | コメントを書く
2011.07.06
カテゴリ:鑑賞 etc

012.JPG

 北大博物館で、久しぶりにおもしろそうな特別展がはじまりました。

「LEPIDOPTERA(レピドプテラ) 空を舞う昆虫たち、チョウとガの世界」展

昆虫標本は、いまでも自宅に欲しいくらい、むかしから好き。

“レピドプテラ”とは、チョウとガのなかま<鱗翅目>のラテン語だそう。

札幌在住の青山慎一氏が所蔵し、北大に寄贈した、220箱13,600頭のチョウを、生物

地理分布区別に紹介しています。

 

014.JPG

 

その数の多さは圧倒されるほど。うつくしいのひと言に尽きる、大小色とりどりの、チョウ

たち。そわそわと何度も行ったりきたりして、眺めました。

 

015.JPG

他の展示は、もう何度かみているのだけれど、それでも3階までぐるり一周してから博物

館をあとに。

 

今日は、北大博物館まで、初めて自転車を漕いできてみたのでした。

<札幌北広島自転車道路>と、名前は味気ない、主要道路からごく近しい場所に延々伸

びる、全長21.2キロもあるサイクリングコースを使って。

最寄りの道から入り、豊平川のあたりまでスムーズに、爽やかな道行。

途中、ドリンクを飲んだり、案内標識を見たりしながら走って、一時間かけて着きました。

そんなわけで、せっかく自転車だし、まだ午前だし、寄り道に北大植物園にも足をのばし

てみました。

017.JPG

いままで、一度くらい来たことある気がしていたのだけれど、はじめてでした。記憶にある

のは函館の植物園だった。

札幌の街のど真ん中とはおもえない、鬱蒼とした木々に覆われている。しかも、地図が

ないと迷うくらい広い。

季節柄か、修学旅行生たちの姿を、ちらほらと見かけました。

ここの博物館がまたいい感じで、白を基調とした展示ケースのなかに、たくさんの動物標

本の剥製が並んでいます。

019.JPG 020.JPGヤブヘビイチゴ

紙を巻かれた鳥類はかわいかったし、ぺったんこのネズミもなかなかでした。

 

最高気温27度という予報どおりの好天。照りつける太陽のなか、帰路につきました。

帰りは1時間ちょいで、到着。お尻とももが痛い。でも汗をかくのは気持ちいい。

 また日和のいい日を選んで、でかけてみよう。

つぎは、北広島に向かうコースが、かなりおすすめだそうなので、そちらへ。

 







Last updated  2011.07.06 15:21:06
コメント(4) | コメントを書く
2011.03.06
カテゴリ:鑑賞 etc

 美術館にむかう大好きな山道を愛車でひた走り、芸術の森美術館へ足をむけました。
いま開催しているのは、「森山大道写真展 北海道<最終章>」

 1964年にフリーの写真家としてデビュー。「アレ、ブレ、ボケ」と形容される独自の表現で知られる。『写真よさようなら』(1972年)の発表後、長いスランプに陥ったが、1978年北海道に渡り、札幌を拠点に道内各地を旅し、ひたすらシャッターを切った。
本展では、ほとんど現像されることがなかったこれらの膨大なフィルムのなかから、選び出されたモノクロ写真と、新たに北海道各地で撮影されたカラー写真合わせて、約350点を一堂に展示している。
<最終章>とあるのは、 2009年から北海道各地を巡回してきたシリーズの集大成だからだそうだ。わたしが足を運ぶのは初めて。

moriyama02_400-thumb-360xauto-139.jpg parco_5.jpg

1978年というから、ドンピシャリで懐かしい風景。北海道に育ったわたしのなかにある郷愁は、こういった風景なんだ。
寂れた街の繁華街に立ち並ぶネオン、いまはもう潰れてない映画館に「網走番外地」のポスター、70年代流行りのファッション。

parco_5_2.jpg

インドへ旅行したとき、ゴミだらけの道や、排泄物を線路に垂れ流す列車に驚いた。
でもね、なんのことはない。わたしが子どもだったころも、道端はポイ捨てされたゴミであふれていたし、汽車のトイレは穴から線路へ垂れ流しだった・・・・。
もうすっかり、いまの日本で平然と暮らしてるけれど、30~40年まえなんて、こんなだったんだよね。列車内を写した一枚の写真が、思い出させてくれた。

moriyama03_400-thumb-360xauto-140.jpg

 新しく撮影された、最近の北海道の写真もまた、眺めているとたのしい。見慣れた光景も、視点がかわれば新しい発見がついてくる。
じぶんが居そう・・・(笑)そんな気になったほど、身近な場所の等身大の写真がいっぱいあった。

一等気に入ったのは、小さな街の商店街や、見るからに懐かしくて古くさい、看板の数々。字体もバランスも、時代特有の魅力があって。たばこ屋、スナック、洋服店・・・・どれもこれも味わい深い。あの頃の道端、あの頃の風景。

ひとつ難点といえば、ガラスに照明が反射して、全体的に見にくいこと。巨大なパネルが天井あたりまでくると照明もむずかしいのでしょう。

2015.JPG 2014.JPG

5度ちかくある温かな日、美術館の外は雪解けがすすむよ。先日降りつもった大雪で、銀世界に逆戻りした芝生に、どこかの親子がのこした雪だるま。大きくて愛らしかった。

2013.JPG


木々もちょっとだけ春の気配。芽吹きはじめている。


2017.JPG

ちなみに車のキーには、妖精のアラシクロバネと江頭2:50。濃いぃ。
愛車を飛ばして帰路につく。






Last updated  2011.03.08 08:11:03
コメント(2) | コメントを書く
2011.01.04
カテゴリ:鑑賞 etc
  誰もが知っている、文豪たちの隠された短編小説を30分のドラマにしたら
  作家たちの素顔と真実が見えてきた――。


 昨年、テレビで放送していたこのドラマ。人さまのところで知ってから、気になっていたのでした。文豪たちの短編の傑作をドラマにするとはおもしろそう!
梶井基次郎『檸檬』、森鴎外『高瀬舟』、芥川龍之介『魔術』、谷崎潤一郎『富美子の足』、太宰治『黄金風景』『グッド・バイ』。『檸檬』以外見事に読んでいないのだけれど、とりあえずシリーズ6作目の『グッド・バイ』だけ観た。大好きな山崎まさよし出演、監督は『月とキャベツ』『Jam Films』でタッグを組んできた篠原哲雄。
20100218141704_01_400.jpg

 都会に暮らす田島(山崎)には10人の愛人がいる。妻子を田舎から呼び寄せ、静かに暮らしたくなった田島はある作戦を思いつく。普段は浅ましいが絶世の美女である「キヌ子」(水川)に妻役を演じてもらい、愛人たちの前に現れて自分を諦めてもらおうというのだ――。

この期に及んで、女たちを傷つけずきれいに別れようとする田島が滑稽で可笑しい。頼みの「キヌ子」は手ごわくて、大食いで、強欲で・・・言うことを聞かせるために、金ばかりかかって、まったく苦労は絶えないのだった。
さっそく、ふたりはひとりめの愛人が働く美容室を訪れる。美しいキヌ子を「妻」と紹介する田島。それを受けて、敗北感に打ちのめされる愛人。別れ際、田島が耳元で囁く言葉。それが
「グッド・バイ」
100325_bungo_main.jpg

「キヌ子」に振り回されながらも口の減らない田島と、田島をいいように操るキヌ子の、台詞の掛け合いがとても楽しかった。
文芸作品特有の台詞回しが、いい塩梅に古風さを保ち笑いを誘う。
しょうもない田島は、性懲りもなく酔ったふりしてキヌ子に迫ったりするのだけれど、彼女の方が何枚も上手で、部屋から叩き出される件など相当おもしろかった。
20100218141705_02_400.jpg

男優としての山崎まさよしはミュージシャンと思えないほどいい味出しているのでおすすめ。これまでも映画やドラマに出演してきたけれど、とくにこの篠原哲雄監督との相性がバッチシ。関西人の血で普段から喋りのおもしろいまさやんは、田島というよく喋る男を見事に演じていた。

新聞連載だった『グッド・バイ』は、太宰の死により未完のまま終わってしまった。続いていたら、このあと残り9人の愛人の元も訪ねたのだろうか。キヌ子と田島の関係はどうなるはずだったんだろう。そう思うと、自殺ばかり繰り返し、ついにはあの世へ行ってしまった太宰治の早い死が悔やまれた。








Last updated  2012.05.21 11:01:16
コメント(0) | コメントを書く
2010.12.04
カテゴリ:鑑賞 etc

 週末、ひさしぶりに小樽へ行ってきました。
お昼過ぎに着いて、運河とか、「かま栄」のできたてかまぼことか、ウィングベイ小樽とか、いろいろさらっと見たあと、楽しみにしていた小樽文学館へ。

写真の『ちまちま小樽文壇史+偉人物語展』は、一年もまえだー。
(知らなかった! いま気がついた。どうりで人形が少ないと思った、、、)
いま現在は、十数体が並んでいます。
まったく見れないわけじゃないので、よしとしてつらっと書くよ。
(この企画展は過去のものですからお間違えなく)


イラストレーターの高山美香さんが作る人形は、オーブン粘土製。
人形部分で約10センチ。
こだわりつくした小物や、小気味よい人物説明文がたのしい。

いぜん訪れたときも、たしか見たはずの石川啄木人形。

 2521啄~1.JPG


王子様のように、我儘放題育てられた氏の短歌が、ひとつ紹介されている。


  一度でも我に頭を下げさせし 人みな死ねと いのりてしこと

  (一度でも俺に頭をさげさせたやつらは みんな死んでしまえばいいのに。)


心くすぐられる。いつもとは違った切り口で偉人に触れられる乙なひと時。ちまちま、ププププ
現在、ノン企画ちゅうですが、小樽文学館はフリークには堪らない味ある空間なので、是非一度足を運んではみてはいかがでしょうか。






Last updated  2010.12.07 08:22:33
コメント(2) | コメントを書く
2010.07.29
カテゴリ:鑑賞 etc

 
    roman03.jpg 


「皇帝座像」



  300年の長きにわたり、栄華を誇った古代ローマ帝国。 「史上最強の国家」と称される、古代ローマ帝国の誕生から繁栄までを、112点の美術品や資料で紹介する。
展示されているのは、ナポリ国立考古学博物館をはじめ、イタリア各地のコレクション。
なんとなく、行っておきたかった特別展に足を運んだ。

 入口からまっすぐの場所に鎮座していたのが、上の写真の「皇帝座像」。白大理石で造られた、初代ローマ皇帝アウグストゥスだ。(紀元1世紀中頃)
2メートル15センチもある、堂々とした風格で、美しさと威厳に圧倒された。

   roman05.jpg roman06.jpg

 「豹を抱くディオニュソス」 「ペプロスを着た女性(ペプロフォロス)」

 西暦79年、ポンペイを凄まじい火山灰で埋没させたヴァスヴィオ火山。その後の、472年の大噴火により、土石流に埋まったのではないかといわれている、ソンマ・ヴェスヴィアーナの遺跡発掘は、東京大学の発掘調査団によって、2002年から今も行われている。
そこで1500年間、壁のくぼみに飾られたままの姿で眠りについていたのが「ペプロスを着た女性(ペプロフォロス)」。

彫刻は人によって、フェチというか、見どころがあるような気がするのだけれど、どうだろう。
わたしのフェチは。ひだひだに見惚れてしまう。絵で描くのも難しい。それだからか見事な襞をみるとうっとりする。
それから手足、筋肉のつきよう。この頃になってやっと彫刻のすごさというものが、すこしずつ分ってきた。

  2pearlnemerald.jpg       8f00436a6f0488da.jpg 

こちらは1世紀に作られた首飾りや、ブッラ(右)など。ブッラは、子どもの厄除けのお守りのこと。
ほかにも、ガラスの骨壷や、竿秤、ランプ、サモワール(液体を温める器具)など、身の回の品々が興味深かった。
展示品にはタイトルがあるけれど、いちいち言葉がわからなくて、受け付けでもらった<主要用語解説>が、いまごろ有難い。サモワールをはじめ、角をかたどったリュトンとか、水を入れるシトゥラとか、オイノコエとか、、、帰ってきてから改めてふむふむと読んでいる。

 roman04.jpg     20090923_978768.jpg  

ヴェスヴィオ火山の灰に埋もれていたポンペイの、西の街地区でみつかった、庭園の風景を描いた内壁。(フレスコ)幅3メートルほどの大きさで、実際に見ても色鮮やか。いかに古代ローマ人の心が豊かだったか、感じられるよう。
この壁に囲まれて、噴水などある美しい庭を眺めながら、寝そべって食事とは・・・・
すてき・・・・・。


悲劇の街ポンペイと題されていた、この展覧会。 最近、なにかのドキュメンタリー番組で見た、火山で被災した人間の石膏像が、この度、札幌に来ると思い違いしていたわたし。
噴火で灰のなかに埋まった人や動物は、長い年月かけて分解されて、地中内部に遺体の形の空洞ができる。そこに石膏を流し込んで再現させた像が、ポンペイにはある。
それが札幌にくるわけない、わね。
きっと、胸の痛くなるほどリアルなのだろう。いつか見てみたいなあ。








Last updated  2010.07.30 22:41:53
コメント(2) | コメントを書く
2010.05.25
カテゴリ:鑑賞 etc

index_1_0.jpg 「面構 足利尊氏」

                                  
 片岡球子(1905~2008年)は札幌出身の日本画家。
5月末まで、札幌芸術の森美術館では『開館20周年記念』として、没後初の回顧展を行っている。
大胆な色遣いと、型破りな構成。
個性的な絵画は、幼稚だとかゲテモノとか、いろいろに揶揄されたそうだけれど、なんとなくユーモラスで、ピュアで、たのしい作品が多かった。
信条は「日々勉強」、とてもガンバリ屋さんだったのね。
ビビットな色使いは、晩年までずっと変わることなく、作品からもものすごいエネルギーを感じる。

人物を描いたどの絵でも、着物の模様がかなり細かく描きこまれている。そのデザインは個性的で、何作見ても飽きないのだ。
風景画であっても、手前の木々はデザインされた模様のようで、そのまま布の柄にして使いたい感じ。こういうところは女性らしさかしら。

インパクトある、火山や富士を描いた風景画も良いけれど、私的には「面構(つらがまえ)」というくくりのなかにある作品群がとても好みだ。
「面構 足利尊氏」(1966年)もそのひとつ。いい顔してて、眺めていると親しみが湧いてくる。他にも、日蓮や白隠を描いたものが気に入った。

index_1_1.jpg index_1_6.jpg
「学ぶ子等」1933年       「春の富士(梅)」1988年 
 

学校の先生をしながら、絵の勉強に励んで、病気のとき以外は床には就かなかったという。
ゆっくりのんびりしたためしがない―――とは、なかなか言えない台詞だ。
わたしはゆっくりのんびり、したいもんね。その暇なく、ひたすらに人生103年描き続けたなんてすごい。


    arishima.jpg「有島武郎旧邸」

 行きはちょうど一時、雨が上がって、ドライブ日和。
雨に洗われた緑は清々しく、自然豊かな「芸術の森」は木々からいい匂いが漂ってくる。
散策するには最適な日。
けど帰る頃には、また雨がすこし降りだしてきた。
今日はじめて、有島武郎旧邸のなかも見学してみた。
大正2年に建てられたお邸を移築復元した、あじわいある建物は、広々とした室内ほぼすべてを見ることができる。
他にも見学者の方が数人いて、みなさん口々に、「こんな家に住みたいね~」と連呼していたよ。「わたしも住みたいよ~」と独りごちながら、やはり気持ちのいい山道を車走らせ帰路についたのでした。


  






Last updated  2010.05.25 20:30:46
コメント(2) | コメントを書く
2010.03.12
カテゴリ:鑑賞 etc

 ただいま、花の5連休中。どこかへぶらり出かけたいと、ぼんやり考えていたけれど、博物館の『アンモナイト銅版画展』は本日閉館日だった、残念。
劇場に『ハート・ロッカー』を観に行こうかと思うも、家人が「一緒に行こう」とめずらしく誘うので、先にのばし。それならば、思い切って小樽まで出てみようと決めた。
はじめて、JRに乗って小樽へと向かう。快速なら40分ほどしかかからない、海沿いの長閑な車窓。

 市立小樽美術館は、文学館とおなじ建物内にある、小さな美術館。前回は入館せずに帰ったので、ちょっと心残りだった場所。
いまの特別展は「小樽・水彩画の潮流」
知らない画家ばかりだからと、ざっと見て歩いた。

水彩画を観るのは久しぶり。そうとは思えないほど力強い作品があったりした。
画像がないので伝わりにくいけれど、気に入ったのは高橋好子の絵。それからテンペラ画家の平沢貞通

img01390fa9zikczj.jpg nakamura4_2.jpg
平沢貞通「黒奴と黒猫」1915年     「カムイコタン夏日」中村善策 1973年


平沢貞道は、帝銀事件の犯人として警視庁に逮捕され、1955年死刑囚になった。執行はされずに95歳まで生きた、波乱万丈な人生を送ったひと。
黒猫と男の目が、白で異様に強調されているので目をひく。風景画が多いからなおさらかな。

フロアが離れて、一階には常設の中村善策記念ホールがあった。
日本を代表する風景画家だそうだが、好みの作風ではなくてざっと見て、会場をあとにした。


008.JPG 小樽文学館 013.JPG



 そしてこちらのが、きっと楽しみだった、久々の文学館。
やっぱりいいよーこの雰囲気。居ついてしまいたい。せっせと頑張るから、ここで働かせてほしい、、(笑)
まあるく見学して歩いてから、カフェエリアの珈琲をいただいた。
今日はカウンターに館の方がいる。目配せをして、心ばかりの100円玉をチャリン。
心づけを貯金箱に入れるのがここのルール。
それから、古本コーナーを眺める。
「ご自由にお持ちください」を鵜呑みにして、以前はお金も払わず貰ってきてしまったのっだったが、じつはここでもお心づけ入れがちゃんとあるのだった。
受け付けのカウンターの上、駄菓子が入っていたらしいBOXに、また100円玉をチャリン。
後ろ髪を引かれる思いで文学館をあとにした。

今回、いただいて来たのは、うえの二冊。ずっと気になっていた二人の作家の、古い本。
どちらも中身はわからぬまま、勘で選んだのだけれど、帰宅して調べてみると、じつにナイスチョイスでうれしい!!








Last updated  2010.03.13 08:29:29
コメント(0) | コメントを書く

全37件 (37件中 1-10件目)

1 2 3 4 >


Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.