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オーストリア映画

2011.12.29
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カテゴリ:オーストリア映画
いのちの食べかた』と同じ、2005年に製作されたオーストリア映画。

グローバル化が進み、食料をこれまでよりも安く大量に生産できるようになったのに、飢えに苦しむ人の数は、減るどころか増加傾向にあるという。先進国では大量の食糧が余っては捨てられ、一方で、貧しいの国々での飢餓は深刻さを増している。
世界的な食糧の偏りが生まれる背景を、流通の視点から明らかにした食育ドキュメンタリー。

『いのちの食べかた』で、わたしはなにを誓ったのだっけ。

「いただきます」と感謝しながら、必要なぶんだけ食べること。無益な殺生はしないこと。 地元の新鮮な野菜と果物を選び、食べきれずに捨てるのをやめること――

果たして守れたかといえば、、必要以上に食べること、食べきれずに捨てることは、守れなかった。
もうほんとうに厳しく、地元の食材で料理して、旬のものを中心に頂く生活を徹底したくなった。たまーに手を伸ばしてしまったオージービーフや、中国産の蓮根や、そういうのももうやめよう。

337919_01_03_02.jpg


ふと『クワイエットルームにようこそ』という好きな作品を思い出していた。精神科病棟を舞台にしたコメディドラマなのだけれど、その中に脇役で蒼井優演じる拒食症の患者"ミキ"が登場する。
"ミキ"は、遠い国の知らない人々の飢餓は、自分の頂く十分な食事にも責任があると、自責の念にとらわれて摂食障害になる役どころだった。

その感じやすさ、わたしはすごいと思っていて、たしかに自分を責めるのはちょっと違っているけれど、せめてもう少しくらいは世界のどこかで止まらない飢餓の一端をじぶんの生活に結びつけてみなければなぁと反省する。節制した暮らしをすべきなんじゃないかって。

ちょうど今年も終わるし、来年はもっと食生活を変えよう。




監督・脚本・撮影  エルヴィン・ヴァーゲンホーファー

(96min/WE FEED THE WORLD)








Last updated  2011.12.31 16:07:21
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2009.12.05
カテゴリ:オーストリア映画

 話題になった食育ドキュメンタリー。
普段なにげなく口にしている食物が、どのような過程を経て食卓に届くのかを、淡々と見せるだけの作品。なのに、なんともいえない罪悪感とショックでいっぱいになってくる。
説明も、説教くさいナレーションも必要ない。

ただありのまま

それだけなのに。
事実はこうで、だからどうしたいのか、ちょっと考えてしまう作品だ。

inochi-tabekata.jpg


野菜・果物・食塩はともかく、鶏・豚・牛に限っては、少なからず意識して口にするようになると思う。
屠殺の現場は、簡単には記憶から消えないショックなもの。生き物が食べ物に変わる瞬間は、普通に生活していたんでは、一生見ることはなかったはずだ。

賛否両論あるかもしれない、屠殺場で働く人々に対しては、ここではまた別の話。
お給料をもらって働く、自分と一緒だと思う。


先日、岩井俊二の『FRIED DRAGON FISH THOMAS EARWING'S AROWANA』のことをここに書いたけれど、ナツロウのお気に入りの台詞がある。

「食べて生きる、食べられて死ぬ―――」

真摯な潔い生き様を、一言で感じるこの台詞が好き。
わたしは、ライオンに食べられて死ぬのはイヤだけど(笑)せめて「いただきます」と感謝しながら、必要なぶんだけ食べ、無益な殺生はしないことを、一生守ろうと思う。
地元の新鮮な野菜と果物を、ちゃんと選んで、食べきれずに捨てることを止めよう。




●  ●  ●  ●



監督・撮影/ ニコラウス・ゲイハルター
編集/ ウォルフガング・ヴィダーホーファー

(カラー/92分/オーストリア=ドイツ合作)








Last updated  2009.12.08 14:45:23
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2008.06.06
カテゴリ:オーストリア映画

 オーストラリアへの移住に憧れる一家の3年間を追った絶望の物語。“一家心中”という破滅へ向かう家族を、淡々と独特の色彩で描き出す―――。


 生きることは行為の積み重ねでしかないと、ハネケさんは言います。
その通りに、家族は毎日、日々の行為を重ねていく。朝起きて朝食を食べ、歯を磨き、娘を学校へ送り、妻を職場に送り、夫は会社へ行く。
こうして描かれた2年間の断片に、闇はさほど見えません。
オーストラリアを憧憬する思いは確かにあったのかもしれないけれど、家族が求めた救いの地が存在しないことだけは、わかる。家族はいったいどうして一家心中という悲劇を選んだのか、監督でさえ答えをしらない。

  2.jpg

実際にあった事件を基にした、重く苦しい物語でした。
固定カメラで行為だけを淡々と描写し、狂っていく歯車を感じさせながら、具体的ななにかは一切語られることはありません。
3年目のある日、突然その死への行為が始まります。
家具という家具を、想い出の品を、家の中全部を破壊しつくして、順番に薬を服用して死んでいく家族。あまりのことに、ただただ怖ろしいのだけれど、その行為の意味さえ分からずにあっけにとられました。とにかく怖かった。斧と鋸で生きた証すべてを無に返すなんて信じられない行為でした。実際にあったこととはにわかに信じがたい。
徹底したハネケ節は不快さばかりを残して、一方的に物語りは終るだけ。

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一家は死を選んだ。そこへ至る心理的なプロセスなど意に介さず、一方的に死んでいくこの映画は、形而上のものだと思う。個人が発する形も色も匂いもありません。
説明はないから、そして答えもないから、当然のように鑑賞後、考えさせられてしまいます。
なぜ?と・・・。

本作はハネケ監督のデビュー作。元気のない方にはおすすめできない作品でした。鋭利で、冷たい。この悲劇に同情さえ起きない、それは不要なものなのでしょう。




監督・脚本  ミヒャエル・ハネケ
製作  ファイト・ハイドゥシュカ
出演  ビルギッド・ドール  ディーター・ベルナー  ウド・ザメル  ゲオルク・フリードリヒ

(カラー/104分/オーストリア/DER SIEBENTE KONTINENT)










Last updated  2008.06.07 00:14:05
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