2008/07/11(金)01:03
誰も恋するふみちゃんをとめられない。
月曜日課か、回送列車か。
憎い相手を悪者に仕立て上げるのは容易です。
今我が家には憎しみが蔓延しています。
じいちゃんが家に火を放つのが先か、それとも母がじいちゃんに毒を盛るのが先か。
発狂したいのはこっちの方。
悲しい。
俺にできることなんかあるんだろうか?
よく祖母が「父に泣いてすがって酒を止めるように言うんだ」と俺や弟に指示したものだが、俺も弟もそうはしなかった。
そうしていれば今頃なにか変わっていたかもしれないし変わっていなかったかもしれない。
今だってじいちゃんに俺がうまいこと言えば何かが変わるかもしれないんだ。
でも俺はやらない。
やらなかったしやらない。
ばあちゃんはとうにこの世に嫌気が差して死んでしまった。
俺もとっとと役目を終わらせて死にたい。
家に帰ることに覚悟が要る。
今度はどんな良くないことが起こっているのか、それを考えながら家路に着く。
そうでもしないと、この家の巨大な悲しみや苦しみに俺は耐えられないから。
祖父を殺しても幸せになれない。
親を殺しても幸せになれない。
兄弟を殺しても幸せになれない。
俺が死んでも幸せになれない。
俺は幸せという幻想に恋をしてる。
だから希望なんかもってせっせと絶望のための下準備を始める。
夜の物質は、光を吸い込んでぶよぶよにふやけた空なんかより、美しい黒を持っていて、僕のあたまはくらくらしっぱなしなんです。
親は俺に大人しく仕事をする事しか求めない。
でも人殺しはだめだってさ。
きっと親も人は殺さないだろう。
基地外は人ではないかもしれないけどね。