140586 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

介護ど根性記

介護ど根性記

5日目に入院

未明に吐き気がした。
検査の予約が9時半だったので時間ぎりぎりまで
会社で仕事した。その間も吐き気に悩まされた。
見かねた社長が、病院まで送ってくれた。
吐き気は、だんだん激しくなり、喉が渇いてきた。
検査するまでは、水分は口に出来ない。
ようやく検査も終わり、血液検査の結果も出た。
お腹は、異常はないが血糖値が400ほどに上がっている。
喉がからからだ。お茶を一気に飲んだ。
飲んだお茶が全部吐き出された。もうひとりでは無理だ。
やがて、医者から入院して治療をしなければいけないが
この病院は専門ではないから
専門の病院を紹介してあげてもよいがどうする?
と言われた。
そんな事言われても私には・・・ああ、しんどい
夫に来てもらい医者の話を聞いてもらった。
紹介してもらい他の病院に行くことにした。

点滴をしながらの病院異動。
口にはタオルをあて、おう吐対策。

病院へついた頃には最高潮
頭の割れるような頭痛、吐き気、喉の乾き。
しゃべれない。
口の中の乾きのため舌がくっついたままだ。
舌を離すために、コップに水を貰い含ませた。
呑んではいけない、潤すだけだと言われ、吐き出した。
ようやくしゃべることが出来る。
すぐに、いろいろ容態を聞かれるが、また舌がくっついてしまう。
ペットボトルにウオータークーラーの水を看護婦さんが
くんできてくれた。少し呑んだ。
ああおいしい、ああおいしい。一瞬しんどさを忘れた。
暑いときのコップ一杯のビールよりも美味しかった。今も忘れられない。
血糖値はすでに600を超えていた。
急な入院のためベッドが空いて居ない。
まだ1時間は外来のベドで横たわって居なくてはいけない。

三時過ぎ、ようやく病棟のベッドに移してもらえた。
まだまだ最高潮







© Rakuten Group, Inc.