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テープ起こし悶々~オコシストの縁側

テープ起こし悶々~オコシストの縁側

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2006年01月07日
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カテゴリ:雑記
テープ起こしを仕事にしたいと考える人なら、一度くらいは雑誌や新聞で、通信講座の広告を目にしたことがあるのではないでしょうか。

数年前に「テープ起こしの通信教育」の業者が詐欺でアゲられました。
あれ以来、ちょっと有名になったんでしょうかね、「テープ起こし」って。
被害に遭われた方はお気の毒でしたが、さすがに「受講したら仕事がもらえるんでしょう?」ってなことを期待させるようなメデタイ呼び込みは、もう見かけなくなったんじゃないでしょうか。
それでも、受講生募集WEBのどこを見ても、受講料の記載のない某大手なんかは、いったいナニを目的にやってるんだと、ちょっとアタマ痛いです。
電話で問い合わせても「資料請求してください」としか言わないし、あの手この手で値段を聞き出したけど、個人情報の収集が目当てなのかなあ……。
※すみません、これは去年の話で、めんどくさいので現状は確認してません。

でも「仕事するには受講しないといけないんでしょう?」ってな思いこみが、なんとなくあるのは事実みたいです。

そんなこと、ないない。(笑)

だからって、「日本語が書ければ、誰にでもできる」なんてことは思わないほうがいいんですけどね。わはははは。
だいたい受講したからって、仕事ができるわけではないんです、残念ながら。
素質がなければ、しんどいだけです。この仕事。
「素質ってナニさ」ってな話は、またそのうちに。(笑)

けれど、仕事するのに必要な「ギョーカイの常識」を手っ取り早く仕入れるには、通信講座は便利なんだろうな、と思います。
とはいえ、私の周りには、いきなり「反訳会社の試験受けに行って合格したから、それから研修受けて仕事始めたよ」という人も、結構いらっしゃいます。
こういう普通の「教育」「研修」というルートも、ちゃんとあるんですよ。
そういう会社は、機材の貸し出しとかもあったりして、なかなか好待遇(単価を除いて^^;)なんだそうです。
話は逸れますが、最近トレンドな詐欺として有名な「間取り図作成」。
うちが最初に手がけた仕事がこれで、よく考えてみたら、上記の反訳会社と同様、研修と機材の斡旋(貸し出しではなく報酬からの天引き)がありました。
単価がみるみるうちに下落し、ナニがなんだかわからなくなって、手を引きましたが、ずいぶん勉強させていただいたもんです。

閑話休題。

「そんで、あんたはどうやねん」とな。(笑)
はい、ご想像どおり、通信教育は一切受けておりません。(これは、考えがあって受けなかったんじゃなくて、受けたって続くわけないからです(爆))
会社の研修に至っては、そんなんあることも知りませんでした。

んじゃ、どうやって仕事を始めたのかというと。
とある編集者の方に、10分の起こし原稿を見ていただき、特に問題がなかったのに気を良くして、そのまま営業に突入したんです。
ノウミソを通過させてきた活字の量は割と多かったんで、まあ、活字にできるような文章を作ればいいんじゃろ、と。(笑)
「調査」ということにかけても、福祉の仕事柄、人並み以上のしつこさを持ってましたんで、そういうのは得意だったんですね。

パソコンを始めた頃から、PC要約筆記が身近にありました。
しゃべってる言葉を文字にするためにパソコンを使う、ということに抵抗がありませんでした。
何より、その時に「テープ起こし」について調べたら、視覚障害者の仕事として訓練している施設がある。
そんなこんなで、やってみようではないか、というのがキッカケなのでした。

仕事を始めてからですが。
お友だちに、通信講座のテキストをいただいて、勉強したことがあります。
いえ、あの「ヒトサマにお教えするための勉強」ですけど。
なかなかいいこと書いてあるんですよ、テキスト。よくまとまってます。

反対に私の話はいっこもまとまりませんな。
まあ要するに、通信教育受けるのは必須ではないということだけ、聞いておいてやってください。

余談。
あの「詐欺事件」以来、うちが無料でやってる「テープ起こし講座(笑)」も、受講者募集すると「どうせテキスト売りつけるための詐欺だろう」と、ずいぶん叩かれました。(泣)
だから~。市販のテキストしか使わないって言ってるのに~。福祉施設だからタダだって言ってるのに~。
いや、すごかったですよ、ほんとに。
ナニを言っても無駄、という人がいるんだなあと、感動しましたわ。
それくらい疑ってかかるほうが、怪我しないのは確かですけどね。(^^;





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最終更新日  2006年01月16日 00時02分58秒
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