2008/03/02(日)06:15
ヘボン博士邸跡
横浜の観光地、山下公園の向かいにある横浜人形の家の近く、堀川と道路を挟んだ所に、ヘボン式ローマ字で有名なヘボン博士の住居跡を記念して建てられた石碑がある。
Site of Dr. Hepburn's Former Residence
開港とともに来日した宣教師の1人で神奈川成仏寺に3年仮寓、文久2年(1862)冬、横浜居留地39番に移転、幕末明治初期の日本文化の開拓に力をつくした。
聖書のほんやく、和英辞典のへんさん、医術の普及などがそれである。
昭和24年(1949)10月記念碑が邸跡に建てられた。
(財)横浜観光コンベンション・ビューロー
ヘボン博士は医療を通してキリスト教を布教するために日本に来た、医師である。
日本で最初の和英辞書、そして綴るために作られたのがヘボン式ローマ字だ。
ヘボン博士の名前は、英字で"Hepburn"と書くから、「ヘップバーン」と読める。
当時の日本人には、ヘボンと聞こえたのかも、とか思う。
ちなみに、日本で最初の和英辞典の名称は「和英語林集成」である。
ヘボン博士の功績は偉大であります。