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カテゴリ:いわゆる日記
幻の名盤復刻。 彼らは時代時代で、その音楽傾向を変化させ時代を乗り越えてきたが、それぞれの時代のファンのこだわりも強いので賛否両論が多いバンドでもある。 逆に言うと、長寿バンドとして「音楽」自体の魂は紆余曲折しながらも一生懸命守ろうとしたバンドだ。 個人的には世代的にHot Streets(ビージーズが数曲で作・プロデュース)からデヴィッド・フォスターのプロデュースが始まったCHICAGO16・17が大好きだが、彼らの意志として素晴らしかったポイントは、あれだけ当時のフォスターのカラーが強い作風の中、ホーンセクションをジェリー・ヘイにしなかったところだと思っている。 ジェイムス・パンコウのトロンボーンを中心においたアレンジは、フォスター一色の中でしっかりとシカゴのアイデンティティーを守っている。 もしあれがジェリーのチームだったら、よりキャッチーだっただろうが、長く聴ける作品にはならなかったと思う。 もちろんジェリーヘイチームのサウンドも最高なのだけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 31, 2012 12:33:53 AM
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