佐藤竹善のオフィシャルブログ『OKRAの軍艦巻き』

[想うこと] カテゴリの記事

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• today's　印象的MyTweet

  竹：いろいろ変化した人だけど、なにしろこのアルバムは素晴らしい。ギターのビ・バップアルバムで、こんなロックンロールしてるアルバムは貴重。Grant's first stand / Grant Greentwistinharryさん：確かにロックンロールしてますよね！ところで昔、ADLIB誌で竹善さんがfavな作品としてOscar Petersonの"Night Train"を挙げてらっしゃって、"これ、ファンクですよ"と仰っていたのをずっと忘れずに覚えています。本当そうですよね！竹：ぼくはどうしてもジャズ以外のジャンルとテンションを重ね合わせるからねえ＾ー＾）たとえば、Night TrainがVan Halenのアルバムにテンション負けて聴こえてたらハマらなかったかも。オレのジャズに弱かった耳のレベルも含めて。twistinharryさん：納得！あの竹善さんの文を読んだ時、LフェザーがBグッドマンをロックの文脈で評していた文(もっと後に生まれていたら間違いなくロックに浸かっていたことを証明した)を思い出したんです。だからそんな竹善さんのfindingsが純粋に素敵だな、って感じました。竹：時代の時間軸から見る縦の線と文化や人種、地域や封建的時代の階級的ヒエラルキーから見る横の線がありつつ、どんな音楽も最初は、それぞれで全て、それぞれの人にとってポップスだったという事実を見失うと、本来各種音楽が生まれた頃の人々のシンプルな心には触れられない気がするんです。クラシック、オペラ、民族・・・最新の音楽まで♪ twistinharryさん：全く仰る通りだと思います。以前D.ハンゲイトの自宅に滞在した時、J.ポーカロがかつて言った"良い音楽と悪い音楽しか存在しない"について話したのですが、先日竹善さんが仰っていた様な"奥底にある根源としてのスピリットが何事も第一だ"とよく言っていたそうです。竹：やっぱジェフ・ポーカロだなあ。仰いだ師は間違いではなかった。＾ー＾）ex)時代の時間軸から見る縦の線....例えば、ベニーグッドマンの時代、彼もファンも、のちの例えばビートルズの登場など知る由もない。(twitter上でのやりとりにて）・・・上記が自己の中で明確になった時、ぼくは自分の創る音楽の位置を操作しようとする他からの声にも自分の中からの声にも鼓膜が震えなくなる事ができたように思う。そこには「ぼくにとってのポップス」が悠々とあれば、とても幸せに音楽人として生きていける。＜注目！＞FM宮崎25thスペシャルライヴ！　３／１９宮崎市民文化...竹善with friends 一青窈、秦基博、他豪華ゲスト。かつてコブクロ、鈴木雅之との共演など、もはや不定期恒例となりました宮崎イベント。みんなおいで～！ 詳細は→こちら

  March 14, 2010

• thought of the day

  湘南ビーチFMを中心にしたコミュニティfmのサイマルラジオが軽視されていたのが、今回大手が乗り出した事で先見性が逆に注目され始めた。かつて、インディーズの動きをアングラと舐めていた大手レコードメーカーの一般的認識と酷似。本質と時間の関係の見極めを想う。http://www.simulradio.jp/Thought of the day: 創造は知識と経験が増すほどに、つまらなくなっていく自分の発想との闘いでもある。 また創造は、ある種、今知ったことや今知った感動の蓄積や連結の結果でもある。そして創造は常識の良識化ではなく、非常識の良識化への闘いなのである。

  February 17, 2010

• 呟き愚録。

  ～印象深い、ぼくの本音的呟きをTwitterから拾ってみたさね。～レコーディング時、たまに冷笑されるような突飛なアイディアを試そうとするやつは「音楽家」として信用できる。「音楽屋」としては怖くてしょうがないでしょうけんども♪音楽や曲には残念ながら、それぞれの賞味期限がある。でも、例えば明日が期限のケーキでも何年も持つ缶詰めでも、大事なのは旨いか不味いかだ。そうなると、賞味期限云々はネガティヴな印象からポジティヴなものになる。nhk-amラジオ深夜便を聴きながら： 40年前のスターたちが活き活きと歌いあげる。 知らない人ばっかりだけどいいな。 40年も経つとどんな人も素敵に歴史の一部。誰もが無常だから、その事をいいと思うか悲しいと思うかで、今の見つめ方も映り方も大きく変わる。たとえば、代官山のセレクトショップとユニクロ。両者の間には、どっちがどっちよりも何に関して優れている、という評価はナンセンス。音楽も同じなのだが、えてして業界の人間はアーティストにはユニクロ形態を望みながら、自分の着る服はセレクト系の方が密かに、よりお洒落だと思っている不整合性。@DruckerBOT: 知識労働者は、ほとんどが専門家である。彼らは一つのことをよく行うとき、すなわち専門化したとき大きな成果をあげる。しかし専門知識はそれだけでは断片にすぎず不毛である。専門家のアウトプットは、他の専門家のアウトプットと統合されて成果となる。昭和３０年代にラジオ黄金期がテレビに移行した時に似てるなあ。またまた主従が入れ替わるか。→ ビートたけし｢今後テレビからネットに移行するタレントが続出する｣｢TVは予算も仕事もなくリストラの嵐｣｢TVの良い時代は終わった｣ 史上４番目の低さとなったのは、裏番組の強さだった。←これだけメディアや視聴覚娯楽が多様化してしまっている現代で、過去の時代と単純に比較しての、この表現はいつも「無能だなあ」と思ってしまう。http://bit.ly/5OjzKy記事の文末も無能に感じるなあ。　紅白をどう扱いたいのだろう。紅白をもしぼくが嫌いでも、とてもアンフェアな印象しかない気がする。使い古されたテーマや型を真実味をもって響かせられるかどうかは、演出、演技他すべてを含んだ広い意味での表現力にかかってるなあ。歌と全く一緒だわ。日本の大衆ゴルフの歴史と音楽の歴史はある意味似てるかもなあ。なりふりかまわぬ、競争と成功志向、格付志向の時代からホントのレスペクトを識る品格を実現する時代へ。可哀相なお金持ちと貧者がいつかいなくなりますよう。隠し芸46年かあ。 これやったから何？って言われたらスポーツも歌も隠し芸も一緒かもなあ。 脇からクールな批評する方が達観してる風に見える側には一生立ちたくないもんだ。レコード大賞のカメラの映し方がグラミー賞みたいになってきたねえ。 ちなみに「レコード」は「録音されたモノ」って意味だから、cdでもDLでも「レコード」 個人的には「レコード大賞」って名前は使い続けたら普遍性があって洒落てると思う。最近、お婆ちゃんとかが押してる荷物カート兼 杖 の手押し車をよく見掛けるが可愛い。 たまに四、五人の婆ちゃんsに遭うとちょっとしたレイスなチームに見える。腰に優しそう。 考えた人偉い。サンレコ一月号の対談特集は、技術進歩や構造変化の中での日本の音楽シーンの未来について色んな角度から語られてるので、音楽関係全分野の方ぜひ読んではいかがでしょか。サンレコ一月号の対談特集の人たち、ホントに「ワカッテル」って感じで素晴らしい。 そしてみんな心が自由で楽しそう♪ センスが常識を駆逐して凌駕して愛で抱き抱えるてるぞ！それぞれの音楽ファンに、それぞれのスターがいる事をレスペクトできないまま、世間の認知度や認知性に揺れるヒトは、作り手であれ聴き手であれ自分の大好きなものの良さも掴み切る事はできない。 金払った分の元ぐらいはとったらいいのにもったいない。どんな分野でも、勝ってる事より負けない事の大事さが判る人間だけが、猫の目のように変わる数十年の間の価値観の変遷を乗り越えられるし、動じる事もない。That's the point!! 裏話付きのお決まり感動番組じゃないとこが大事なんですね～。歌った事自体なんですテーマは。（クリスマスの約束への感想に対して）誰かがオレよりマービンゲイのレコードいっぱい聴いてて、J-popより本場のsoul-musicが本物なんだ！って語っても、語ってるオマエはマービンじゃねえし。　いいものを聴いて来たからって、同化できた気にならない方がいい。演奏者はもちろんだが（本物志向の人に多い落とし穴）、聴き手は演った事もないんだから尚更だ。

  January 13, 2010

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  Tokyo FMから生ライヴ！

  いや～～、すげえ楽しかったなあ♪全国ネットだっつうのを忘れちゃうぐらいスタジオの中で歌に没頭しちゃいましたさ。あのスタジオで生で全国にライブを発信したのは、１７年ぶりLivin' for the beatから始まったのを思い出しましたよ。今日はTokyo FMの「AOR」という番組でのパフォーマンスだったんですが、飲み友達でもあるユキ・ラインハートさんのナヴィゲートでトークも楽しく展開。やっぱ、ちゃんとした人がちゃんと普通の番組をやると、こんなにもラジオの魅力に溢れるものなんだなあ、と改めてラジオのなんたるかを感じさせてくれる番組でした。聴取率もよいそうで、こんな番組が全国でじっくり聴かれるのはまだまだラジオも光を持ってるのですよね～～♪まさに、Seasons of change.いいものをブレずに作りつづけて機を待つことなのです。「巡る」ということのホントの深さを感じるということでもあるのです。機が来た時あわてて戻っても、信頼性がもはや薄いですし、機が来ないなら来るのを夢見て世の移り変わりを、四季の色を素直に放ちながらもそこに動かぬ山のように眺め続けるのみ。それが最も、機が来るまでも機が来てからも機が来なくても心が穏やかで人間らしくいられる立ち居だと確信する次第。そうじゃないと最近続いている事件のように、今までも沢山身近に見てきた、いくら周りからうらやましがられるような人でも心が空虚でいたたまれない孤独を抱えている人と同じ顛末を迎えてしまう事になります。でも、そんな人たちも、いつかは自分のその時の心の高さを越える心根の芯を呼び戻せるように歌い手は祈るわけだけれども。さて、TFMの前はK-MIX（静岡）のズータンズの番組に２週に渡ってゲスト出演をさせてもらえるということで収録に行ってきました。ズータンズはまだインディーズのバンドですが、マジで才能とセンスに溢れたバンドで、ソルトもぼくもイチオシなんです。しっかりと機を待って「いつか」をものにして欲しいバンドです。メンバー全員と。☆ズータンズのHP☆☆オリジナルアルバム「INTERACTIVE」とライヴアルバム「CONCERTS ?」の情報はこちら☆ツアーや出演情報はこちら☆☆山野楽器 Jamspotインタビュー☆

  August 20, 2009

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  虹見える！？

  人工虹が容易に作れる、今日はタイヘンいいお天気だ早くから咲き乱れているのもありますが、やっと蕾ができてきたのもあります。以前にもらったリンゴの木は、花は終わって秋冬の実りまで枝葉で凛とポージング花咲や実りの時以外は、じっと堪え時期を待つことに例えられる草木。実は、その間、剪定や整理をちゃんとしておかないと花が咲いてもたいして美しくないし、実も貧弱だったりします。（野生の美は、また別次元）希求するもの（花や実）に繋がるまでの間、いかに美しく佇んでいられるかが、最後の花実を本物にするわけです。花や実が得られるならば、という事にばかり囚われると、長い目で見た時、たとえ収穫が得られても、実に下品な虚飾にまみれてしまい、そうなったら、いまさら抜け出す事もかなわなくなり、そうすると、その下品なシロモノを、いかにホンモノに見せるかって言い訳に奔走することになります。人生において、画竜点睛を欠く、の典型ですね。無数の歌で例えられる、がんばったら花が咲く、実も結ぶ、の内実に想いを馳せた水撒きの一時でした。大人になったら、「すべては結果である」は正しき常識ですが、経過や佇まいが醜いガンバリの結果でもまわりや自分が認めてしまうのは、悪しき昔からある常識ですね。誰でも口にしないだけで、有り余る学歴、お金、才能ぐらい愚かさが有り余っている人って身近に何度も見かけた事があることでしょう。また、こちらがまだそれに気づいてもいないのに、自分の輝きのメッキに不安な人は、自ずと言葉を飾って馬脚をあらわします。そうそう、自分の利益からまずモノを見てしまう人は、他の人もみなそうだと思いがちなので、やはりホコロビが目立ちやすかったりする。スマートだったり小奇麗でいろ、というのとは別次元です。それは経過や佇まいが、美しいというよりは単なる小賢しいだけ、という事にも成り得るでしょう。ぼくらアーティストも、ナリフリ構わなくなったら終わりです。もし、それにつけ込まれることがあったら、たとえそれが情けからでも感謝はしつつ、しかし受け入れようとする自分がいたら打破しなければなりません。つけ込んでるなんて意識がないものもたくさんですしね。「メシが食えてなんぼだろう！」という人もいます。でも、醜い佇まいで食べる味気ないメシは、更なる美味な味覚を求めて血眼になるきっかけになります。ちなみに、味気ない、と思えるならまだいい方で、それでも美味いよ！ってなると、もはや悦楽と感激の区別も見えなくなってますからタイヘンです。それは、詰まるところ心身の奥底から出る活力も、覚せい剤とかによる活力も区別がつかなくなるのに似ています。幸い、ぼくは素敵なスタッフに守られているので誠に感謝ということになりますね。前述した「美しい佇まい」は「義」にも例えられるものかもしれません。大河ドラマ・天地人の直江兼続などが注目される近頃、義とは何かが、どれほど心の重きに位置できているかが、道徳うんぬんな観点とは別にしても、ビジネスマン、現代人として生きる上でも非常にポイントになってくるのではと思われます。「すごい人だなあ・・」イコール「かっこいい人（生き方）だなあ・・」って使いたい人が、とても限られてくるよなあ・・・。ブルーベリーは花盛り。　風鈴みたいな花がずら～～～っと。まさに「鈴なり」ローズマリー群の下に勝手に咲いてた花。　Unknown。↓ブログ読んだら一コずつ毎回クリックよろしこね。☆映画「恋極星」の挿入歌「春のカケラ」を書き下ろしました☆☆必見！　リリース新情報はこちらから☆ケイタイのみで閲覧中の方に限り→☆佐藤竹善のけいたいラジオはDoCoMo, au, Softbank各社 http://www.sltmobile.jp/のURLからどうぞ！！（すいません。URL直接入力でお願いします）

  April 8, 2009

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  アンチ付和雷同、名門の実力派シャンパーニュがきた～～～～！！

  フィリポナ社のロワイヤル・レゼルブふふふ、楽しみにしてたのさ～～～♪このシャンパーニュ、クオリティもオリジナリティーも一級品。でも価格はとってもリーズナブル。おっ！　そうすっと、「まあでも、クリュグやドンペリニョンとは格が違うのは前提でしょ」ってな声が聞こえてきそうな感じですが、このそんなに有名でも高価でもないこの逸品が、真にワインを知る人々の間では一流の太鼓判を押されている背景には、華やかさがある意味、命、のシャンパーニュ業界において、徹底したフィリポナ社の販売戦略にあったのです。ぼくも音楽の世界にいて、限りなく負の側面が多いHYPE（←クリック）を、ことごとく避けていきたいと思ってやってきたので、フィリポナ社の堅実さ、良識をもった価格設定（高価にすることで高価値を演出しない。現価格の数倍だとしても納得される評価を得ている）、良識人「だけ」が知る優雅さは、とても心を豊かにしてくれるのです。もちろん、ドンペリやクリュグも素晴らしいのですが、この両者の存在の価値を知る人でありたいもんだわ♪ぼくらの世界もまったく一緒です。ぼくもポップスに挑んで、S&Sのスタンスも大切にし、さらによりオーセンティックな分野にも挑戦して自分を高めたいのだなあ。もはや、高まっていく自分が選択する音楽なら、どんな分野でも楽しく素晴らしく思えますが、狭く程度の低い価値観で各分野を跋扈するものに自分を合わせるかのような逡巡は、二度とすることもないのだろうな。オバマ夫人などは、最近、その呼び声がもっとも高い真の優雅人のようですよ。＊＊＊＊今日は藁谷がDENLAB.のPC&Pro-toolsのシステムアップにきてくれてます。完全LepardでOSパワーも上がって、ますます良くなります（ちなみに、ぼくはこうやって書いてるほどは理解してませんけど）藁谷がやってる間、ぼくは別フロアーで別作業。会話やファイルのやり取りはiChatで。　便利やなあ～～～～。☆映画「恋極星」の挿入歌「春のカケラ」を書き下ろしました☆☆初のバラードベスト「静夜～オムニバス・ラブソングス～」リリース！！　試聴可♪☆竹善本人が語る、「静夜　～オムニバス・ラヴソングス～」の真実（動画インタビュー）は↓コチラ☆三月公開映画「恋極星」HP☆☆佐藤竹善の「けいたいラジオ」　始まったよ～～～～♪☆　　　　　↑クリック！（ファイルサイズの調整などで、対応機種が拡がるかもってさ）

  January 22, 2009

• Superfly ワンダホー！！！！！

  今日は大阪に早めに来て厚年大ホールに行きました♪やっぱシホちゃん、そしてSuperflyは完璧に本物であった！ジャニス・ジョプリンばりのパワフルな歌唱に、ときおり優しい澄んだ音色を自由自在に使い分けるスタイルは、完全に自分のものになっていて、何に対するカブレも一切ありません。シングルのカップリングで、通好みな７０’ｓの洋楽ブルースロックなどのカバーをバッチリな表現で聴かせてくれた彼女は決してスタッフサイドのハイプ（メディアや送り手サイドなどによる巧妙な誇大仕掛け）な企画ではないことを証明しました。日本のロックとして、日本人であることに逃げないで、細やかに歌とサウンドやアンサンブル、アレンジが先達の世界のヒーローたちの隅々を見極め追求されている事。もちろん、バンドもそれにきっちりと応えた（だからこそ上記のようにちゃんと聞こえるのですが）まさにバンドらしいサウンド。じゃあ、洋楽的サウンドを追求するものにありがちな、ややタカビーなステージかというとまったく違って、こちらはとてもとても日本人らしい暖ったかさと思いやりに満ちたステージング。これは、ひとえにシホちゃんとバンドメンバーの人柄によるものですが、上記の両者が自然に展開されるステージは、とてもとてもデビューしたてのアーティストとは思えない素晴らしさ。ＭＣの初々しさは完全なるご愛嬌になっていて、今後じっくりと自分のスタイルができていくのだろうとはいえ、今はこのままでとても最高です。大阪の客席はちびっこから５０代以上まで満遍なくいて（世代にわけて掛け声させてました）、会場は本格的なものをやっているバンドの客にいがちなタカビーな人は見当たらず、もちろんお客さんはそんなホンモノうんぬんはどうでもよくてただ楽しみ、個人的に、まさに「身近なホンモノ」のアーティストとして１００点満点でした。最後に彼女が「今回のアルバムで大きな支持を得たことで、今後どうやっていこうかをずっと考えました・・・・そして、私はやっぱりロック・アーティストとしてミュージックシーンにチャレンジしていこうと決めました！」素晴らしい言葉です。昔から、世界中、成功をある程度おさめたアーティストに待っているのは、次はもっとポップな曲、もっとわかりやすい曲、もっと歌謡な曲・・・と様々な人から要求される運命です。　そこで拒否するのか、それとも媚びるのか、はたまた自分なりに昇華して納得してそれにチャレンジしていくのかは彼女の選択にかかっているわけですし、その後のアーティスト人生もまったく別のものになっていくわけですが、個人的には、Superflyという希有な大才能が「ロックしていきます」と宣言したことは、今後、もっとも波風の多い道ながらも、ぼくが「ミュージシャン」というフレーズを使いたいアーティストであることは間違いないです。今は、いいも悪いもなくJ-POPがかつての歌謡曲にとって代わった時代になりましたが、そんな中オルタナティヴな道で、でもアングラで閉鎖的な道ではないもので本当の成功と自己の幸福感、達成感を築こうとする彼女達には大絶賛を贈りたいと思います。なぜなら、彼女たちが年齢的に大御所になる頃は、今の価値観でポップスのスタンダードを決めている人たちはもはやいないかお偉いさんになって下界を見下ろしているのですからそれはオフコースや小田さんも達郎さんも、ビートルズもツェッペリンもfoo fightersもradioheadも、その時に決意し４０年以上の中で証明済みな事でもあるでしょう。（なんせ、２０枚作っても３０枚作っても、もし３１枚目でspiritを亡くしたら、少なくとも吉田松陰さんの「人は晩節を全うするに非ざれば、何程　才知学芸あると雖も、亦　何ぞ尊ぶに足らんや」って言葉に一生目を耳を塞がなくてはいけなくなるからタイヘンやわ～～～、気づかず悦楽を甘受してたらもっと不幸だけど）たとえば、ホンモノの修業をして日本で西欧のホンモノの料理を提供することを目指しながら、日本の食材で日本人らしいアプローチの良さを身につけ（これは修業したホンモノの何かを譲歩したり妥協したりする事とは次元が天と地ほど違います）、しかしながら、お客様にはあくまで温かく、「ホンモノ臭さ」を微塵もみせず、「ホンモノらしさ」を大切にする事とおんなじでしょう。楽屋で見せた彼女の笑顔とバンドメンバーのナチュラルさと若々しさが、奥に秘めた頑固さがけして偏狭な頑迷さではない事を物語ってました。

  October 26, 2008

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  B→C 中川英二郎 with ソルト

  バッハ to コンテンポラリー第105回。素晴らしかった！ 東京オペラシティ・ホールにて♪人生初のこの楽器の組み合わせ（ピアノとトロンボーン）は、まことにスモーキーでその分、とっても人肌を感じて個人的にはSAXとの組み合わせより惹かれました。トロンボーンってあれ一本でフレンチホルンからチューバみたいな音までまことに幅広いのね～～～って思ったら、そんなトロンボーンなのにピッコロtbからコントラバスtbまで６段階ぐらいもあるんだって！　恐るべしトロンボーン。　うぅ聴いてみたい・・　この企画は、毎回バッハの曲を取り上げてコンテンポラリー（今の＆今な音楽、表現）へ繋いでいくという企画のようなんですが、二人の演奏がよかったのか、編曲がよかったのか、曲もよかったのか、バッハの曲から英二郎くんの最新のオリジナルまでまったくおんなじ目線で「いい～～曲だなあ～」と楽しめました。編曲と練習には相当がんばったようですが（こんなに練習したことはあっただろうか！っつって言ってましたよ）これでまたソルトも大成長するんだろうなあ。既成の名曲を演る場合、古典であれコンテンポラリーなもんであれ、そこには今の自分がどう今な表現をしっかりできるか、というのが音楽家としてのカギになるだろう事は特にクラシックやジャズの世界では非常に重要な要素。カバーだオリジナルだって、まだグダグダぐだる輩が多い日本のポップスシーンもだいぶ変わってきたとはいえ、やっぱ歴史あるジャンルには素直に追いつけていない事実は感じながらも、逆に開拓しがいがあるって事に勝手に気概を感じて、我が信じる道をと思いました。時代は巡って今年は桑田さんも「ひとり紅白」なんてさいっこうのカバー企画やるみたいですしおっと閑話休題バッハやデリク・ブルジョアの音楽を、凄いとか素晴らしい、とかじゃなくまずはマイケル・ジャクソンのそれと同じように琴線で「いいなあ～～かっこいいなあ、いい曲だなあ～」と思い、演奏表現のダイナミズムにドキドキできる自分がとっても嬉しい一夜でした。昨夜は特にジャズ畑の彼らが、彼らの表現で伝えてくれた事がそれにより拍車をかけてくれたのもきっとあるはずです。AORで黒人が歌う白人の曲、白人が歌う黒人の曲が、それぞれの分野に深まっていく時、まずは入り口としてとてもキャッチーな役割を果たすのに似ています。マイルス・デイビスが「スケッチ・オブ・スペイン」に挑んだ心境って、昨夜の英二郎くんやソルトと似た心境だったのかなあ。最後は小曽根さんも飛び入りで、大セッション大会♪バッハからジャズセッションまで、とってもフリーダムな一夜でした。ちなみに英二郎くんはNo name horsesのメンバーでもあるんで、ぼくの作品でもみなさん耳にしていますよ。とても物腰柔らかな優しいジェントルマンです演奏曲：１，ソナタ　ト短調　BWV1029 （原曲：ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ）BACH２，トロンボーン協奏曲Op.114(1989) Derek Bourgeois３，Trisence　（未発表曲初演）（以下、オリジナル）・・・この曲が実に１，２と４，５の世界の間を繋いでいてバッチグ～～～でしたのさあ。４，Secret gate５，Journey of a roseアンコール：６，Into the sky　ｗ／小曽根真７，Ｇ線上のアリア　BACH（２と３が更にとってもいい曲だったわ～～）1. アイ・アム 中川英二郎 2. チャルダッシュ Ｖ.モンティー 3. ジャーニー・オブ・ア・ローズ 中川英二郎 4. ソリッド・オブ・レヴォリューション　　 新澤健一郎 5. ユー・アー・ノット・アローン 小曽根　真 6. シークレット・ゲート 中川英二郎 7. エンドレス・サマー 中川英二郎 8. オーヴァージョイド Ｓ.ワンダー 9. G線上のアリア J.S.バッハ 10. イントゥ・ザ・スカイ 中川英二郎 ☆年末リリース関連ニュース　その１年末リリース関連ニュース　その２COOLBEAT in Kyoto 2008 info.☆

  October 21, 2008

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  COCO 3 steps

  穏やかな秋空と思いきや、いきなりの豪雨がでもだいぶ涼しくなってきましたねえ。妙なツタがオリーブに巻き付いていたんで、それを処理して他の枯れ枝もついでにキレイに伐採。我が家に降りかかる変な邪気を代わりに吸い取って枯れてくれたのだ、と勝手に感謝して秋支度を少々。今日はまたまた作詞。だんだん、自分なりの作法ができてきたように思う。「最初は未熟でも、とにかく書き続けることだ。」と励ましてくれた某先達の言葉が少しわかってきた気がする。千章の詞にはあいもかわらず追いつけないがJohn の詞を敬愛しながら書き続けたPaulのように、ただただ自分のスタイルを固めていくことだ。「こうあらねばいけない。」という既成概念ばかりを振りかざす人間は、整合性も確実性も保証しないままの居丈高な低姿勢さで様々なものをぶつけてくるが、その既成概念はかつて別の既成概念と闘いながら、ぼくらが自分たちで掴んだものだ。逆に既成概念ばかりを振りかざす人間は、新たな価値を創造したこともない（か過去の栄光にしがみついてばかりか）のに、既成なものとして市民権を得たものを、さも自分たちが認知させたかのように振る舞うのが常である。通常は全然それでかまわないのだ。だって、みんなが先頭を切る人間である必要はないし、人にはそれぞれ向き不向きがあるから人は愛すべきものなのである。ポイントは「振りかざす」行為なのだ。　それは単なる「横取り」したものを我が物顔で語る品位ない行為でしかない。よく、こんな事を述べると怒る人がいるが、自分の事を言われているかのように無意識に感じているんだろうな。（おっと、これも、オレの既成概念じゃないの？と愚劣な揚げ足とりはシカトである）John,Paul,George,RingoのソロもやっぱりBeatlesに比べたら・・・なんて人の人生の流れをないがしろにするような言葉を平気でいう人間のようにだけはなるまいまあ、一般の人が呑屋で愚痴る程度ぐらいならほほ笑ましいけどたまには真面目に思索最近、テレビでもムムっとくる事件が多いだけに、ぼくも今日はそんなモードなのかしらThought for the day : 自分の物差しでしか測れない人間の物差しは、いつしか劣悪な粗悪品に　　　　　　　　　成り果て人を傷つける。

  September 11, 2008

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  ココさんとクーちゃん、接近遭遇☆ in DENLAB.

  今日も藁谷クーさんが来訪。今日はココさん、ハーしません今日は「流し込み」というボクがプログラムしたデータをちゃんと音の整理をしてProtoolsに録音していく作業。ぼくは別部屋で作詞の追い込み。夜１２時までかかったとして、通常街のスタジオが１時間三万円だとしたら、これだけで１１時間で３３万円の節約。テクノロジー様々だよね♪ミュージシャンもだんだん小説家並のコストになっていくんだべかお金がかからないってことは、それだけ才能のある人こそがたくさん出やすくなるってことで、大手の思惑で音楽シーンが左右されずらくもなるということ。その一大勢力として時間をかけて（CATSぐらいかな）自分たちの分野を押しも押されぬジャンルに確立したのがHIP HOPですね♪また、たくさんのマニアックな分野も活動権をますます持てるということ・・・イコール、音楽が活性化して音楽的に発展しやすくなるということ（マニアックな分野なくしてポップスが発展した歴史は、この８０年の音楽産業において例外は一切ありません）・・・イコール、リスナーの選択権も拡がり、耳も肥えて健全で多層なビジネスが展開される機会が増えるということになります。また、それは最終的にはレコード産業が巨大化する前の生まれたての頃、関わる人誰もがシステマイズされる前の直接的な愛情で作品に関わっていた頃に回帰していくということでもあります。まだまだ、完全な成熟にはまだ膨大な時間がかかりますが、そんなゴールを見つめて信じる音楽を追うわけでございます。　それがおそらく、既存の需要への供給だけではない、多岐で良質な需要への啓発、開拓にも繋がって創作者もビジネスマンもみんなハッピーとなるのでしょう。生きる伝説のプロデューサー、クライヴ・デイビスや松下幸之助の経営＆創造哲学の一端はまさにそこにも通底しています。・・・とまあ、たまには想いを馳せてワクワクしながらPCに向かうわけさ

  September 1, 2008

• 日当たり良好　ライヴ初日開けて

  ☆期間限定、チェックして欲しい情報！！☆ぽかぽかですね～～～～　太陽と共に移動するきみらは、まさに「猫日時計」さて、昨夜のライヴ初日！　ぶったまげもいいとこ地元、厚木の人がたっっくさんいらしてたのは、とても嬉しかったっすよ！！凄くなるとは思ってましたが、初日でまさかこんな事になってしまうとはびっくりひゃっくりでしたバックバンドなんて口が裂けても言えない、完全に全員が主役のバンドです。おそらく、どんなに音楽が詳しくない人でも、ひとりひとりの存在感が確実に目に焼き付いて帰ることでしょう。新しい曲も古い曲も、みんな今の音楽になって最高にスパークしました。今回は選曲とアレンジのせいで、全員全力疾走で演奏しないといけないしイケないのですけど、終ったあと、もんのすごい体力消耗ともんのすごい充実感が待っているんです。なんで、打ち上げでの肉比率がとっても高い気がするなあ正直に言いますと、このバンドが生み出す次元の高さは、ぼくが理想とするぼくの音楽をもっとも的確に表現してくれる、いままでの２０年で最高のバンドだと言い切れます。ぼくの理想の創りたい音楽は、生でライブした時に、お客さんも、歌い手（作り手）も、演奏する人も、みんなそれぞれが自分の楽しみたい音楽やコンサートへの価値観を持っているわけですが、誰も割り切ったモチベーションになる事がない音楽なんです。（まあ、いくらその日の三者のそれが成立にかなり近くても、自分の価値観が一番正しいって思っちゃって、その三者一体にどうしても入れない人は、その三者それぞれにどうしてもいるんですけど、でも、それもきっとやっぱり音楽が解決してくれると信じてます。）ポップスで、その三者が成立しているのって、実はとっても素晴らしくも難しいんです。どれかが一歩欠けるのは極一般的なんですけど。だから今回は、歌ってて楽しく楽しくてしょうがないんですよねバンドの話しに戻りますと、こんなひとときは彼らの腕からきてるんじゃないんです。彼らの人間性が、そこにある音をどう楽しんでるかが、一緒に音を出しているとなおさらわかるからなんです。逆に言うと、だからこそ真の「腕」が身に付いているんですが。３０代までは巧さや凄さが「腕」と同等に見られていても、それ以降はそうはいかなくなってきます。それは１０時間語り合うよりも、一瞬で伝わるんです。そして、ステージのアイコンタクトでわずか0.5秒で確認され合います（ソルトだけは、昔から演奏中ラリってるので音のみですが）もちろん、ぼくがその時を楽しむってことを、昔よりは素直にできるようになったのも相乗してるのかも知れません。今回もこんなみんなとツアーが出来ることに感謝です＆させてくれるスタッフにも大感謝です。幸せものやなあさあ！！　宮崎からたのしみ～～～～～～～～～～～～～～～～～p.s すいません、今後、内容のわかるライブの感想はぜひ「ねたばれBBS」の方にお書きくださいませ。　発表している曲以外は、なるべくこれから観る方が始めて本番で知れるようにしてあげたいので♪

  March 29, 2008

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  They sing the praises of life !!

  TOTOのライブが１５年ぶり、ボズは２０年ぶりぐらい♪パシフィコ横浜にて♪前半はボズ(*^_^*)ひさびさ、やっぱりありがたい声だわあ。ミスター・AORはダンディズムにも磨きがかかり、ますます素敵なオジサマです。恩人ボズのためにデビィッド・ペイチが途中から最後まで参加♪馴染の曲の合間に、最近書き上げた曲もナイス♪「しばしニューオリンズにいざないます」なんて粋なコメントのあと、彼がこよなく愛したファッツ・ドミノの曲を披露。　ラストにはルカサーが飛び込んで来て、Break down dead aheadを共演！！ステージ全員、アイコンタクトに情愛溢れてます。では後程・・・ひさしぶりに観た彼らは、おそらく様々な事を乗り越えてきたのでしょう。そんな上でのファミリーの絆を感じた素敵なライブでした。ボズもボビーもルカサーも年なのか、あんまり声が出てなかったけど、それを考慮してもあまりある絆と愛情に満ちたステージでした。しょっぱなから新譜から３連発。・・・やっぱり馴染の強い旧譜から始まることをかすかに期待していた自分が（いかんなあ）と思いました。　今のTOTOが豪快に、楽しげに、生き生きとぶつかってきたのです。まわりの観客も同じ気持ちだったのでしょう。　おや？という顔から、どんどん生き生きとロック少年少女に変わっていったのです。オリジナルメンバーは、ルカサーとボビーとひさびさにツアーに参加したデヴィッドだけです。でも、そこには今のTOTOがしっかりいました。ボビーは途中、１５年TOTOから離れていました。　デヴィッドは５年ぶりです。マイクは手のケガのために参加できなかったと紹介されつつも、ちゃんとメンバー紹介されていました。そして、グレッグとサイモンはまるで昔からのメンバーのようにファミリーの一員となっていました。サポートのリースクラーはインタビューで、「彼らは昔の曲だけを聴かせるためにTOTOを続けているのじゃないから、ぼくは参加したんだ」と答えていました。３０年の時の流れの中には、想像を越えた出来事がまるで人の人生のように起こったことでしょう。　それを乗り越えてきた人間の賛歌のような空気がひとりひとりから溢れていました。（ここにジェフ(Jeff porcaro)がいたらなあ・・）と、ライブ前にかすめていた自分が恥ずかしくなりました。そんな事はジェフが最も忌み嫌う事なんだろうな、と心から感じた彼らのひとりひとりの生き様がありました・・・一緒に行った友達たちと「あれやって欲しかったなあ」とか「ソロが長すぎるんだよ」とか、終演後ぶつぶつ言いながら、みんなそこにTOTOがあった事に嬉しさいっぱいでした。今回で彼らは、無期限の活動休止に入ります。まだまだ彼らTOTOの、人ひとりの人生のような流転は続いていきます。スティーヴポーカロもデヴィッドハンゲイトも、いまはTOTOを離れ独自に音楽人生を楽しんでいます。しかし、明らかに感じなくてはいけないのはこの３０年がすべて、どこを切り取ってもTOTOなんだという事。TOTOのひとつのピークは最初の７枚だったのかも知れません。しかし、その近辺以降はTOTOじゃないなんて思う事は、人の人生の流れまで否定してしまうぐらい単視眼的なレベルの低い愛情なのだと思います。音楽的向上を目指さない上での受ける賛美は絶対無意味だけれども、音楽は決して向上心だけを主眼にした非情なものではないのだと改めて実感しました。両者はあくまでバランスではなく一体です。芸術家が陥りがちな「向上への閉鎖的埋没」のさらにワンステップ上の、一座建立というか、またあのSteely Danの名曲にもあるbodhisattva（菩薩）の次元でしょう。（ちなみにこちらはTOTOがカバーしたbodhisattva）そんな事を思いながらAFRICAでは涙が溢れましたね。彼らは、今に生きて過去も今の自分で謳歌し、そして明日もまたかっこよさを探求していくのでしょう。最後に１５年前にジェフのトリビュートライブでアンコールにジョージハリソンも加わって披露された、ビートルズのWith a little help from my friends（歌詞にここに述べたすべてが語られていると思います）がボズとともに熱唱された時は、仲間、ファミリー、また共に人生を乗り越えていくことが何にも増して大切で素晴らしい事なんだ、ということが彼らの演奏、表情、終って立ち去る時のやりとりに凝縮されていました。大切なものをちゃ～～んと大事にしながら、人からはそれだけがもっとも大切な物と特に思われてしまいがちなものに依存せずに、今ある状態をちゃんと生きる。　それでこそ、流れるべくして流れる場所に後悔なく流れ着けるのでしょう。音楽はとても深いです・・・・P.S ルカサーのいまだやんちゃなアティチュードは、少年の無意識の達観性そのものでした。☆ALL In ALL , It's going on, Life is going on......☆一座建立・・・楽しさも、純粋さも、高さも、その一座に居合わせたものが、お互いに相手を尊敬し、心を合わせ、何刻かの心和んだ高い時間を共有しようという気持があって、初めて生み出すことができるものであるという高い哲学観、またその状態。　もともとは茶道の言葉。　井上靖が愛した言葉として有名。

  March 22, 2008

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  CATS 二度目

  今日は一回目よりも更にこのミュージカルの素晴らしさを実感しました。それにしても、ミュージカルを観るたび、この得体の知れない感動はなんなのでしょう。ストーリーだけ追ったらここまでの深さは感じないだろうし、でもダンスや歌だけをただ鑑賞しているのでもないし、演出やディテールの素晴らしさだけに感激しているのでもないし。そう、トータルなんです。　トータルで初めて作品のピュアなメッセージが成立しているのです。ぼくの職種なら、歌詞と曲とアンサンブルを分けて分析して「ここはこういうのが売れる」とか「こういうのが伝わるんです」なんて言おうもんなら、言う側は相当な覚悟が求められます。作られたものを作りたい人は別だけど。とはいえ、創る側も相当な覚悟で臨むべきだけど。ミュージカルは、実はメッセージの深さに比べると一見とても抽象的な形体をとっているので（だって話の流れだけ見たら、あり得ない展開や無理な結論づけがとても多いものさ）、逆に作品の、容易く論詰できない創造性をとても明解に見せてくれます。先日ぼくが「いい意味で寛容さも排除して、創りたいものしか創らない」といったひとつの理由がここにもあります。なにしろ今日は初めての回転席に座れてゴキゲン♪夏にまた行きますわちなみにぼくが好きなミュージカル映画のNO, 1は「五つの銅貨」と「ムーランルージュ」です。

  January 14, 2008

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  クリスマス・イヴ

  最近、いろんなところで見かける飾り付け。これはウチの近所です。　凝ってる人は家の中の電力消費を限りなく抑えてまで、外のイルミネーションをキラキラ光らせるそうです。クリスマスはイエス様の生誕の日を祝うとされていますが、生誕日自体は実は聖書のどこにも明らかにされていません。クリスマスの習慣は元々は聖書には由来せず、太陽神崇拝などキリスト教以前の原始宗教に由来しております。どちらかというと収穫祭に近い、感謝主体の日なのですね。そんなわけで、みなさんの大切な何かすべてに感謝しながら、思い思いに楽しい時を過ごしましょうぜ。昔懐かしい、ハゲチャビンヒゲメガネを被ってネクタイを頭に巻いた、すげえ昭和な風景も結構すきだなあ。　いまどきいないけど事務所から今日、ADLIBが届きました。改めて嬉しい賞です。ADLIB AWARD 2007、錚々たるメンバーが受賞しているたくさんの賞がある中、国内ロック・ポップス賞、そして国内グランプリ（全部の賞のグランプリ）という感激の受賞。（こういった賞はクールにみつめながらも、政治的思惑からがメインで飛び交うという眼でしか見られないギョーカイ人にだけはなりたくないもんです）評論家さん方々のチェックマークが右端にたくさん！！　来年もがんばろっと！　よい意味で来年は人の意見を反映「させない」、自分が音楽的としっかり信じるものだけを、あえて寛容さのようなものも「はぶいて」創作に挑むつもりです。そしてそれに共感してくれる人だけと仕事をします・・・と宣言します。いいイヴになったね♪

  December 24, 2007

• sing like talking について

  ソロの作品をリリースする度に、ご意見をいただきますので改めて申し上げますね。SLTは、いつか最高の状況が三人や周りの環境が整った時に必ずやりたいと思っていますので、それまでどうぞ見守ってやってください。ファンのどなたよりも、ぼくら三人にとってこのバンドは最も大切な宝物だと思っていますので、上記の事が納得いく形で整わないうちは決して始めるわけにはいかないのです。それ以外は解散という道しかないと思っているぐらい、みなさんには伝え切れない上記の条件が、きっと揃うのを腰を据えて整えています。ぼくは着々と一人でできるミュージシャンとしての可能性にトライしているつもりです。千章はプロデュースやゲーム音楽などで素晴らしい成長を続けています。西村は甲斐よしひろさんの右腕としてなど、アレンジャーやギタリストとしてどんどん高まっています。しかしながら、メンバー各自が、安易にソロ活動を満喫しているかのような解釈は、どうかしないでいただけると嬉しいのです。よろしくお願いいたします。なにはともあれ、それぞれの深い想いからのコメント、ほんとうにありがとう！！

  November 24, 2007

• 日本中、夕暮れすか。

  世界中いろんな時間帯の風景が好きだけど、夕暮れは日本が世界一だと勝手に思っている。散歩していると十米おきに夕げの匂いが変わっていく。籠り作業の合間、ふと外に出た時の風景はぼくの場合、都会の洗練された街並みは無機的過ぎていけません。こんな下町風情がやっぱりいいな。でもこの小さな町工場がひっそり点在するぼくの住む町はアメリカ航空宇宙局を始め、世界最先端の科学に携わる部品メーカーが何気にあるのです。日本の最高級の輸出品である「技術」はこんな下町に雑草のように無数に逞しく生き続けている。

  September 8, 2007

• ちびっこ集まれ～♪・・と金澤さん♪

  近所の電気屋。昨年のクリスマスのサンタ以来の夏バージョン♪和むね～(*^_^*)これからディズニーランドイクスピアリでスクープとセッション♪音楽誌ADLIBでもおなじみなライターの金澤さんがとても素敵なコメントを・・・http://lightmellow.livedoor.biz/archives/50979644.html?1183804679大きな励みです。よい歌、よいメロディーと音楽自体のかっこよさの同時成立の意味が（まだ出来ているかは別として）１９年目にして、やっと心から感じられる気がしている今、FOCUSすべきポイントは固まりました。INDIGOは、まさにそれのスタートと言ってもよいかも知れません。かつてLOVEで何かがいよいよ始まったＳＬＴの時のような内面の振動を確実に作品にしていこう。いつか始まるであろうＳＬＴのためにも、自分の焦点をひたすら磨くのみです。その前に、秋予定のCORNERSTONES 4では温かな邦楽の美をじっくり見据えながらINDIGOの次作では、最大公約値も最小公倍値も超え、ぼくを感動させたすべての音楽を土台に、洋邦無意識な「ボクの音楽」だけを実現する所存です。自分の日本のポップスへの夢のためにも。　ども。

  July 7, 2007

• 塩谷哲トリオ　Live in Bluenote Tokyo

  なにしろ絶対、観に行っていただきたい。明日までやってますから！・・・今回、掛け値なしの最高傑作であろうトリオの新作、EARTHEORYを中心に、この三人生半可な才能ではないことを存分に味わえます。ますます、ひたすら自由に向かっているソルトの楽曲が彼のますますな自由演奏と自由思考から生まれているのは言うまでもないのだけど、それを支える山木、井上両氏のリズム体は「トリオ」というネーミングがあるべくしてあるってのをがっちり見せつけてくれました。そしたら、なおさらソルトの自由度は上昇していくわけで、ロックならPoliceやクリーム、ジミヘンなんかが重なってくるぐらいこのトリオは「バンド」でした。特筆なのは井上さんの奇想天外、天衣無縫なベースが、その辺に関してはもはや当然な山木さんのドラムと絡みあい、三人がTheoryの先に行っちゃってて、おそらくこれがソルトが感じる人間自体、Earth自体のTheoryなんだろなと思わせるとこです。（井上さんのベース、この人とてもエモーショナルで素晴らしいグルーブなのですけど、実はとってもメロディーメイカーだな～～って思いました。　ラインのメロがいちいち気が利いていてかっこよく、美しいのです。　でもアンサンブルの中でちゃんとベースなんです）ひろっさんとも今回のソルトの新譜EARTHEORYは最高傑作ちゃうか？と話しているんですが、ライブでは、なんで最高のものを作り得たのかがよ～～～く伝わってきます。そして、それを作り上げているのは彼らの人柄と音楽への指向が何に向けられているか、から来ていることがもっと見えます。ソルトは小曽根さんから得たものもしっかり自分の哲学に昇華し、今作は雄々しさすらあります。なんだかんだいっても、２０代の頃、たくさんの音楽仲間はみんながむしゃらに楽しんで、おんなじ光を眺めて突き進んでいたものが、４０代以降になると、ビジネスや生活を含めたそれぞれの指向で良い悪いじゃないとこで、なんとなく散っていきます。そんな中、彼らの方向に感動を覚える自分が嬉しいですし、それをぼくのいるポップスでも実現していきたい想いを最近、特に感じているんですけど改めて今回は強く感じました。自分のための音楽以外のものはリスナーのためにいつまでも在り続けることはないのです。Thought of the day : 「売れる酒ではなく、売りたい酒を扱っていこうと心に決めました」（尾瀬あきら作 「蔵人」より）

  June 3, 2007

• 金沢キャンペーン

  ひさびさに竪町のｆｍ石川サテライトから。ここができた時にシングライクで生やりました♪ＨＡＢのｍｉｄ ＴＶも15年目の出演も収録しました。時代の流れの中で、とつとつと今日やることに出逢います。そして、明日は今日になって今日は昨日になります。とても素敵なことなのです。

  May 29, 2007

• 牛タン弁当

  これもいわば勝利の逸品である。百年以上の駅弁の歴史は、ある意味温度との戦いであった。冷たくなってから食されるのが宿命である駅弁は、いかに冷めても味を落とさないかということに血肉が注がれてきた。そしてそんな困難があったからこそ、数々の名品が生まれ独自の文化を生み、しいては駅弁フェアなんつう完全に列車と切り離されたイベントまで開かれるほどに発展したのだ。しかし、そんな温度の歴史をいとも容易く乗り越えた発想の大転換が、この「あっため弁当」なのだ。これにより、たくさんの駅弁には向かないといわれていたメニューが大躍進し、かつてあった食堂車への懐古も今は昔である。(大袈裟)牛タンはもともと、宇都宮の餃子同様、町興しの一貫で市民のたゆまぬ努力で勝ち得た「伝統」である。 仙台駅などJRが牛を飼ってんじゃね～か、ってなぐらい牛タン屋だらけだ。しかしながら青葉の民は日々、牛タン普及の努力を一瞬たりとも怠ることはないのだ。それは東北という地にいながら徳川に常に睨みをきかせていた伊達政宗という傑人を生み出す土壌ならではに違いない。(あんまり関係ない)

  May 21, 2007

• 列車の旅

  人間の味覚とはまことにいい加減である。 おそらく、このホームでいただいた立ち食いそばも実は、たとえば神田の老舗の蕎麦屋ほど旨いわけではなかろう。しかし、こんな時はあっさりと老舗の旨さを追い越してしまう。まずは室内で通常いただくものを、あえて外でいただくかすかな背徳感。さらには車内持ち込み用容器により、通常お店に返すはずのどんぶりをそのまま持っていっちゃえるかすかな背徳感と優越感。(３０円多くとられます)これによりホームでも車内でもいただける多彩感。それにより、通常車内では汁物は不可能という常識への打破感、による更なる優越感。これらすべてがあいまみえ、この名もなき蕎麦屋は(中央軒さんですが)神田にも勝る味を実現し、日々大繁盛なのである。ちなみにここのおじさん、注文を覚える能力がやや欠けているらしく、必要以上にパニくっていたのがより一層の繁盛感を演出していた。線路の間々に沢山の雑草が目一杯の太陽を浴びて揺れている。

  May 14, 2007

• これくしょん♪

  なんか立派なコレクターっぽくねぇ？ワタクシ、ファッションにはあまりこだわりがないのでございますが、何故か時計は好きなんだよね～☆これで総額ん～百万円・・・なわきゃないが(だとうれすいのだが)どれも思い出がいっぱい詰ったもんです♪だから結局、最大の財産でもあるのっす(o^-')b心の財って～～～やつでさあダンナぁこれからソルトとストリングスとかの皆さんとレコーディング♪レポるよん(^o^)／

  March 8, 2007

• すいません、余計な更新で(-3-)

  だってテレビも日曜でみんな終わってるしさ。(ジャパネットとQVCの独占ですぜ)仕事で気持ちが引き締まりすぎたときは一杯ひっかけて、このドラマに限りますぜ♪そいで気分があったまって緩んだら寝るのだわさ(^_^)vいまだぼくの人生観は「寅さん」とこれ（これに脇で出てる原田美枝子なんて、「華麗なる一族」のお母さん役と同一人物とは思えない小悪魔ぶりです）と「俺たちの旅」と河島英五の「時代おくれ」につきますわ(-.-)y-~~~http://www5a.biglobe.ne.jp/~ada-kazu/new_page_148.htm

  January 29, 2007

• ブログ一周年です。　みなさん、ありがとう！！

  ほぼ、毎日のようにブログを続けてこれてとっても嬉しいです。始めた頃は、途中で飽きてくるんじゃねえのとか、自己満足じゃねえのとか、ネット自体がまだまだ不完全な分野だけにいろんな賛否もございましたが、まあ、新しいことを始めるってのはすべてにおいてそういうことなんで、なんとか始めてみたわけでございます。大概、批判好きな諸兄は自分で最初にものを始めたことがない人が多いわけで、そのうちに世の中や自分の周りの常識が変化したらうま～く乗っちゃうのが常でございますし、またそんな諸兄は自分の批判が物事を冷静に運ばせたと自負しちゃったりしますから、こりゃまたたちが悪いのですけども。しかしながら、ほんとに冷静に判断を助ける最高の止揚に満ちた助言者もたくさんいるのでございまして、ぼくの場合はやや無鉄砲な自分を棚に上げながら、そんな素晴らしい仲間探しの人生でもあるように思われます。またそんな人たちは、みな謙虚で、「うん、ワタシは素晴らしい側だわ」って人たちは大概ハズレなのが人間のおもしろいとこだなあとも思います。・・・というわけで、一周年ってことで、ちょい辛辣なことも述べてしまいましたが、なにはともあれ、ここや、ぼくを支えたいと思っていただいている人があっての一周年でございます。ほんとにありがとう！！それでは、ここでひっさびさに素敵な（？）思索に満ちた言葉をご紹介させていただいて、一周年の記念にしたいなと思います。　これからもよろしこ～～～♪＊＊＊＊＊かくされた思いを持たなければならない。そして、民衆と同じことを言っているようでも、すべてをかくされた思いによって判断しなければならない。＊＊＊人は意識しなければ惨めではない。つぶれた家は、惨めでもなんでもない。惨めなのは人間だけである。人間の偉大なのは、自分の惨めさを知っているという点において偉大なのである。自分の惨めさを知るのは惨めなことである。しかし、自分が惨めだと知るのは偉大なことである。＊＊＊読み方が早すぎても、おそすぎても、何も理解できない。＊＊＊ふたつの「行き過ぎ」がある。理性を締め出してしまうことと、理性だけしか認めないこと。＊＊＊真実を感じるのは、こころであって、理性ではない。真実とはそういうものなのだ。　理性にではなく、こころに感じられる真実。こころには、理性の知らない独自の正しい感覚がある。以上、パスカルの言葉でした。さあ、今日もこれらの言葉の揚げ足取りをしないで、素敵な日々を積み重ねていこうとおもいます♪

  January 11, 2007

• 凛々しいでしょ☆

  今日は雨だし寒いし、江原さんスペシャル観て元気出してちょうだい☆昨夜は大切な仲間たちとの年に一度の忘年会。ミュージシャン、タレントさん、アイドルさん、芸人さん、プロ野球選手、格闘家、リングアナウンサーetc・・・。とは言っても、ありがちな派手な芸能界繋りパーティーではなく、みんなとても普通人な方々。昭和の「スター」カリスマ時代と違い、一級な人生観を持っている人はみんな極々庶民。そうじゃない人ほどド派手(*^_^*)他分野の人とのふれあいは自分の仕事の意味合いもしっかり見えてきて、とても元気が出ます。しかしながら、こんな華やかに見える分野だけに付き合う仲間はとても大事。自分の生きるスタンスすら左右しかねません。素晴らしい仲間に感謝です。大いに呑んで歌い来年のお互いの発展を誓って散会したのでした(o^-')bInspection:http://kazuyuki.jugem.jp/http://ohaiba.exblog.jp/

  December 26, 2006

• 一過

  嵐が去って快晴快温♪屋上テラスの鉢の木が倒れてた！(∋○∈)早起きすると朝の通勤通学あわただノイズが聞こえてきてイイのよね～♪静かな朝もよいけど、こっちもイイなぁ(-。-)ビリージョエルが「ニューヨークの想い」で描いた『静かな田舎の自然がみんなは安らぐというけど、ボクはあくせく仕事に向かう人たちやたくさんの街のノイズを聞くとホッとするんだ。ああ、みんな一生懸命生きてるんだって感じるから』とかつてインタビューで話していた気持ちがよ～くわかるひとときざます♪さ～て、もう一眠りするかな。い～じゃんい～じゃん昨日深夜労働いっぺことしたっろ(ρ.-)(*_*)

  October 7, 2006

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  ひさびさの天井開扉♪

  今日は、とっても小秋日和だったので、年に数度とない車の天井開扉を実施いたしました気温２４度前後で湿度が低く、風が少々あって、たまたま車に乗れる日で、開けて気持ちのよい地域（渋滞がないとことか、人目にあんまりさらされないとか）を走れる時しか開けないので年に十回もないんですが、ぼくにはささやかな超贅沢なひとときとなるのでございます。そいでこれがぼくの愛車の内部ざんす↓いまいち、新しい車に買い換える気にいままでなりきれなかったのは、このアナログ感溢れる内装によるところが大きいのでございます実は至るところコンピューターで制御されているのですが、まったくわからないとこが粋です。あと十年は乗りたいなあ・・・もう十年選手なんで、修理代で結構いっちゃってますんで、もはや共に寿命までですねただ、まだナビがない時に買ったんで、初期のゴリラを携走してるんですが（でも車内常設はしないのです。　個人的にちょっとのマスコットすら付けるの嫌なんでございます）これがなかなか使えないやつでして、ナビなのに予測とこやつとの駆け引きが必要なのでございます。最初は「もう！！」って感じでしたが、最近はできない子ほどカワイイ、になってしまいました。でも、過ぎてから「まもなく曲がります」は勘弁して欲しいなあ・・・

  September 24, 2006

• ９・１１

  番組ヱビスバーのスタッフの方から、いまや絶版となっているジョンレノンの家族が軽井沢で過ごしたものを密着撮影した貴重な写真集をいただきました。平和運動に挫折感を感じ軽井沢で静かに心を癒しながら再起を目指していたときの写真たちです。今日は同時多発テロから五年。世界中の人が一生この日と犠牲になった人々を忘れてはいけない日です。そしていつか「生まれくる子供たちのために」と「Love's in need of love today」の歌詞が風化してしまうことを祈ります。

  September 11, 2006

• ジョンの愛した場所

  軽井沢の「見晴台」で。かつて上杉謙信と武田信玄が戦った地を見下ろしながらジョンは何を想ったんでしょう・・・ジョンが訪れるたびに寝転んだベンチにぼくも同じポーズで(ジョンのスナップが残っています)史かってみました(*^_^*)そしてここにはインドの詩聖タゴールも訪れていました。どちらも平和を愛し、行動した人です。偽善がうんぬんだとか、屁理屈をいわず行動した人たちです。時の権力に要注意人物として扱われながら誇りを守った人たちです。彼の詩とジョンの詞は崇高な共通の視点に基いているようです。

  August 24, 2006

• with ゴスペラッツ　

  超記念のショット一応、今回で散会みたいなんだけど、なにしろ要望が高いからきっとまたやるはずこんな遊び心満載のユニット、最高だよね楽屋乾杯のとき、佐藤さん（一番低音担当）が挨拶したんだけど、桑野さんが涙してましたラッツのいろんな想いが巡ったんだと思う。感動してもらい泣きでしたこの人たちのためなら、必ずなんだってするのだわ

  July 30, 2006

• In Rock History "Aja" / Steely Dan (DVD)

  ロック史に残る名盤Ajaを、本人たち自ら、当時のマスターテープのトラックひとつひとつ立ち上げながら解説しているDVDです。ひとつの作品が出来上がっていく過程で行われた、様々なやりとりや出来事を楽しく紹介してくれています。作品を作る時、ミュージシャン選びの段階からもはや曲の方向は決定づけられていくのですが、彼らがその時に求めた音楽に対してプレイヤーをどう活かしていったか、また、レコーディングという作業でひとつひとつの聴こえる音も聴こえない音もアンサンブルという世界の中で、どう丁寧に作っていったのかが垣間みれます。プレイヤーという人間と関わることも、シンセサイザーや機械的効果での作業から各楽器自体のカラーやキャラクターまでをひとつにまとめ上げることも、いわば「和」をつくることにはかわりありません。今は時代が進んでデジタル、PCの活躍は目覚ましいですが基本はいつの時代も何もかわりありません。技術の進歩が音楽を乾いたものにしていくという理屈はとても低次元なことで、いつの時代も扱う人間にすべては帰結するのですね。レコーディングの作業の方法論はアーティストによって千差万別ですが（何年もかかる音楽も一日ですむものもあります）、長期での真の丁寧さと短期での集中力は到達点は一緒なので、時間や環境のせいにもできないということになります。要はいいものになればいいわけで、ということはいいものにならなければ意味がないわけで、そこには「頑張る」とかいうことも「頑張ったから」、ということに逃げないように、「でも頑張る」ってとこに昇華されて初めて花が咲くわけです。ちなみにSteely Danは５人バンド時代の短期集中力型から長期丁寧時代、そしてまた成熟した短期集中力タイプへ長い歴史の中で変遷を遂げます。このように世界中の素晴らしいアーティストは２０代、３０代、４０代、５０代。。。。をそれぞれの人生経験と葛藤で、売れてなんぼ的な世界の中、純粋性を音楽にキープしていきます。最後は人生をどう「終えたか」で、それまでの軌跡が正しかったか無駄にしてしまったかということになるのは、全ての人に共通することです。常に運命に翻弄されるよりも前進に目を向けていくことが最高のパワーの源泉ということにもなるのではと思います。そんなことを思うとき、様々なアーティストの歴史の細部を垣間見れることは、一つの指針として大切な機知を与えてくれます。人は人、自分は自分という考えはとても正しいのですが、そう振舞う人で真にコンプレックスや嫉妬などから開放されている人は限られているようです。本当の自分を持っていることに誇りを持つ人は、スポンジのような受け皿も持っているようです。とりあえずは、とてもハッピーな４０代前半を過ごしていけているぼくは、さらにそれをみなさんと分かち合えたらといつも思います。また、それの象徴としてcross your fingersやSaltish nightが目にみえる形としてあるのは、とてもありがたいことです。（絢香さんとかオレのデビュー時に生誕だもの♪）この他、ポールサイモンやフリートウッドマックなどのDVDが出てますが、それぞれドラマとマジックがあっておもしろいですよ♪音楽やる人には是非っ観て欲しいのですが、そうじゃない人もひとつのドキュメントとして、また人間ドラマとしてとても参考になると思います。

  May 12, 2006

• なんだろうがかっちょよいChar

  大阪はキタのよく呑みにいく店にあるチャーさんのフィギュアです♪しっかしよくできてます。姿勢とか完コピだもんな～作りだけ似てても、ここまでは似ないでしょう。ホントにチャーさんが好きな人が作ったんだろなあいろん～な角度から考えて、ぼくは日本で一番かっちょいい「ミュージシャン」だと思っています。この前のツアーでは札幌で一緒になりまして、ジンギスカンと呑みをご一緒したんすが、チャーさんとはいまだにちょっと緊張して酔わないと軽快に話せないんだよねえ～大好きな人ですちなみにここのマスターも大好きな人です♪

  May 6, 2006

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  またまた感動のギターフィギュア☆・・・そしてＢＥＡＴＬＥＳ

  またまた、送っていただきましたホントにありがとう！　とっても嬉しいのです今度はお金払うんで、ポールのバイオリンベースとジョンディーコン（クイーン）のプレシジョンベース作って～～～このギターは実はぼくは持っていないんですが、「激欲しいギターのリスト」に入っておりまして、「音バカＢＢＳ」のイメージフォトにも使っている名器ですジョージハリソンも愛用したグレッチのやつでして、ビートルズの作品でも素晴らしい個性の一翼を担っちゃっております。そしてこの本！ヒマみつけては開いてニヤニヤしているんですが、これはビートルズのメンバーが子供の頃からＦＡＢ　ＦＯＵＲ解散まで使った全楽器と機材が、さまざまなエピソードとともに載った本なんです。　何年か前にやっと翻訳版がでました。　因みに原書も素敵でやっぱニヤニヤして見ています　今年はビートルズに衝撃的な出会いをしてから３０年目になります。いままで、た～くさんの音楽を聴いてきて、これからも聴いていくのですが、結局のところいっつもビートルズを基準にいろんな意味で音楽をみつめているようです。曲、詞、サウンド、編曲、人間、文化、時代、感性、本能etc・・・何年たっても新発見ばっかりで、遠く追いつけない寂しさもあり、永遠に追いかける楽しさもありですぼくはビートルズマニアではない自信があるので、より一層上記のような想いがクールに胸に迫ってまいります。ポールがスティービーワンダーに「キミの詞はほんとに素晴らしいけど、ジョンに比べるとまだまだだね」って台詞は、ど～んな心の瞳でみてたんだろ空手十段と九段の会話ってとこだけどなにせ日々精進いたしま～すギターの左のボールは、ロッテ清水投手からもらっちゃったサインボールなり～～～～

  April 17, 2006

• 勝利晴れ　for world baseball classic

  いい朝やね～♪大阪は祝いの日本晴れでっせ(o^-')b昨夜は802スタッフと「きみらは日本選手団か？」ってくらい野球の話に終始したのでした。 きっと日本中そんだったんだべな～(^_^)高橋Qちゃんといい荒川静香といい今回といい(各野球選手の背景も込みで)、もうダメだろうあいつはって日本中から言われながらの復活への道のりは、おれらの予想を遥かに超えてんだろな～(-o-)せめて言う側の人間にはなるまい

  March 20, 2006

• ライブドア

  　毎日、ＴＶや新聞、ラジオでも大騒ぎだ。ぼくはＭ＆Ａとか経済関係にまったく明るくないので、毎日のニュースについていくだけで精一杯である。基本的には、法に触れない限りは、スキマをぬった方法で勝負を挑んでいく手法は悪い方法だとは思わない。　イギリスのファイナンシャル系の雑誌など、日本のマスコミとはまた違った反応をしていることひとつとってもうかがえるのは、違法ではない限り、様々な立場で価値観が違うから、「これはよい方法だ」と、なんの悪気もなく（ライブドア側の弁に拠るとなので、嘘なら論外なのだが・・・）ビジネスモデルをくみ上げていくのは、伝統的慣習と悪い旧習との線引きが各自の心次第である以上、また法で決まってない以上、当然の帰結と思う。しかしながら、ミクロな部分まで法の設定を設けるのは不可能に近い。では、何をやってもよいのか。　少なくとも、Ｍ＆Ａ先進国のアメリカですら、Ｍ＆Ａがらみのストーリーを持ったハリウッド映画などでも、合理性に徹底しすぎる買収側は極めて悪玉として扱われることが多い。勝てば官軍的発想がいつまでも成立する国は世界中どこにも存在しない。捜査の行方と各識者の意見を見守り、勉強していこうと思う。堀江社長に５日間かばん持ち体験を勝ち取った東大生の男の子が「世界で一番頭がいいのは、ぼくか堀江さんです」というようなことを言っていた。今は若さからの発言だと思うが、その傲慢さと稚拙さで取り返しがつかない人間になる前になにかに気付いていって欲しいなと思った。堀江さんのさまざまな人とのやりとりや会話のしかたも、なかなか興味深い。　ひとつだけ感じるのは、両者とも、頭脳に心が追いついていない印象を与えない頭脳を発揮する頭脳がないとは思えないのだが・・・なお、知的集団が自信と驕りにシンプルな正義を見失っていくさまが、こちらで赤裸々に語られています。http://japan.cnet.com/column/entrepreneur/story/0,2000055910,20137067,00.htmいまだ、起業家として人気の高い堀江氏であるが、常に１位の松下幸之助とは、残念ながら人間としての次元が違うようだ。

  January 23, 2006

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