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カテゴリ:生きがい
よく、暇になったらあれをやりたい、これをやりたいと思っている人もいざ暇になると何もできなくただいたずらに毎日を過ごしてしまうなんてことを聞いたりする。自分も今年プチ老後生活(単なる再就職活動ー失業期間)を経験して似たような気持ちになった。もっとも失業中ということで、あまりおおっぴらに表でぶらぶらはしなかったり、就職に役に立つようにとすこし図書館で勉強もしたりしたので、完全なフリーではなかったが、それでも自由になった時間の割にやりたいことはあまりできなかった。下手な投資(FX)をして10万円くらい損をしたのが関の山だった。 そんななか投資でお金をもうけてたぶん一生働かなくても済む人の生活ぶりを紹介した記事が出ていたが、やはりやりたいことが山ほどありながら自由になった途端にそれらのことをやる気がうせてしまったという。何とも恐ろしい話だ。人間何か束縛や制約条件がないと何かをやる気が起きないのかもしれない。試験勉強中に無性に小説を読みたくなったり。(これがまためっぽう早く読めるのだ)忙しい仕事の合間にスキーに行ったり、バンド活動をしたり。忙しいほど何か他の事もできるような気がする。 この記事の人は映画を見るためにすかパーチャンネルを契約して1日5-6本映画を観たが、自由を楽しむどころか番組表に管理されているようでいやになる。 次にオーディオでクラシック2000枚のレコードを聞こうと貯め込んでいたが、自由になったとたん、オーディオルームに足を踏み入れなくなってしまったという。 わかる気がするだけに怖い。何かしようと思ったら引退後ではなく忙しい現役時代にやらないとものにならないようだ。
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Last updated
2010年10月27日 21時36分48秒
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