さみしい
この時期はそれなりに忙しい。お庭つくりや植栽もシーズンだし、ご新規の剪定も多い。ウチの新人君が「ビフォーアフター」のお手伝いに。暇な時期だったら絶対に自分も連れて行ってもらったのに・・・10日程居ないが、色々助っ人さんに助けていただき、それなりに進むはず。今日はハーブガーデンの剪定と草取り。作らせていただいて6,7年の年月が過ぎたが、花壇の中で「勝ち負け」がはっきりしてきた。完全な勝ちはフランスギクとフレンチラベンダーとチャイブぐらいか。後は減少しながらもなんとか生き残っていて、消滅はキャットミント、サントリア。追加するのか、全面改修するのか、もうそろそろご提案しないといけない。剪定はみんなに任せて、一人黙々と雑草を取る。今年は去年まで全く姿を見せなかった草(名前は分からない)がすごくはびこっていた。独立前からお世話になっているお宅からお電話。なぜか、初めて奥様から。ご主人が亡くなったそうだ。言葉が出ない。60代後半だと思う。まだ信じられないが、何年も続けて仕事をするということは、こういった場面をこれからも、何度も何度も経験するのだろうか?多分、一番古いお客様。社会人になって、仕事で泣いたことは一度も無いが、来週手入れに伺って、もしかしたら、涙が出るかも。ひとりで行こうと思う。夕方4軒分の植木をダンプいっぱいモリモリ仕入れ。「みなさん、喜ぶだろうな」やっぱり、なんだかんだ言っても植木を植える仕事が一番楽しい。今日の”四字熟語”はさみしいとする。明日は白玉砂利を2トン敷くお仕事。お世話になった方が会社を辞められるそうなので、明日が最後。お庭のもつ力に「理解」していただいた方。さみしい。