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岐阜の植木屋おくだガーデンのガーデニング庭師日記

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植木屋悪樹

植木屋悪樹

2006.01.02
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カテゴリ:庭師の休日
31日大晦日。

仕事納め。多分人生初の大晦日のお仕事。
今年一年、一度もお客さんとのトラブルもなく、
クレームもただ1回もなかった。

なのに・・・

不動産会社の物件の芝刈り。
かなりのび放題なので、草刈機のひもで刈った。
少し雪が残っていたので、雪をどけてから。

お隣との境界にがなぜかフェンスや塀が無く、アプローチのタイルの上を
きれいに掃除をして完了。

うちに戻り仕事納めのビールを飲んでくつろいでいた。
そこに不動産会社の監督より電話。

「隣の住人からクレームの電話があった!」
芝が濡れていたせいで、しずくが飛んで玄関の戸や
門扉が汚れているとのこと。

バケツとホースを持って現場に速攻で向かった。
ちょこっと飲酒運転!

ドロはねでかなり汚れていた。
まったく気が付かなかった。こんなに飛んでいるとは。

お隣さんに謝罪して1時間かけて掃除。
自分の仕事の甘さに情けなかった・・・

夕方からはいつもの大晦日。
最近は「シシ鍋」と「生かき」が定番。
どちらももらい物だけど。

一年の反省をじっくりと。
基本的にはいい年だった。

「インターネットでの集客」に自分自身驚いた。
この日記とホームページのお陰で30件以上仕事の依頼を
いただいた。

伐採、砂利敷き、植栽、剪定など。
不動産会社さん、アパートオーナーさんからも声をかけて
いただいたし、愛知県、三重県からの依頼もあった。

ガーデン雑誌、タウンページの営業もある程度の手ごたえ。

反省点としては「人の確保」
スポットで来てもらっていた人が、来てくれなくなった為
10月からの繁忙期にかなりバタバタしてしまった。

独立するときから、この「従業員の壁」にぶち当たることは
分かっていたが、真剣に考えないといけない時期に来た。

一番の理想(自分の都合のみ)は独立して間もなくて仕事があまり無い人に、
手伝ってもらう。当然その若者も何年かしたら忙しくなるので、
また別の独立したかたか、または独立希望者に仕事をしてもらう。
お互いのメリットはあると思う。

まず、難しいと思うけど。岐阜県で毎年何人の独立者が生まれるのだろうか?
殆んどは親を継ぐ方ばかりが現実じゃないだろうか?

年間を通して給料はまず払えない。
日当で払って、暇な時「休んでくれ」では誰も来てくれないし。
従業員もそんな所に行っていては生活が出来ないのは明らか。

それに人を雇っても給料を上げれないのも悩み。
一日の日当は決まっているので、何十年働いてもらっても
たいして昇給させてあげられない。

前の会社は年5000円の昇給だったので、10年経っても
5万円しか上がらない。その為若い奴は現実に気付いてどんどん辞めていく。
頑張れば、10万20万と上がる業種でないのはみんな分かっている。
悲しいがこれが現実。お金だけで考えるならば、魅力ある業種とはいえない。

この点も人を雇うのに気後れしてしまう。
どんなに出来る人でもたくさん給料が払えない・・・
営業も出来る職人だったらまた違ってくるかもしれないが。


世間の植木屋さんはどうしてるんだろうか?

いつものお正月。
初詣に行っても目標がはっきりしていないので、
家内安全しかない。去年までは延々と手をあわせてお願いしたが。
珍しく大吉だったので財布にしまっておこう。

今年のテーマだけは決めた。
まったくのパクリだが。


「今、そばのひとに優しく」




明日から働くつもりだったが、止めた。
まだ少し雪がのこってるし。

明日もボーっとして、酒を飲むか。
















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Last updated  2006.01.03 09:14:55
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