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お客様宅にある水琴窟の音が、年々しなくなり、 改修工事をスタートさせた。 予想では「排水」の不具合もしくは、排水工事の失敗だと思っていた。 細い棒を突っ込むと、とにかく、水位が高すぎる。 それでも、30年前に作った職人さんに敬意を払いつつ、丁寧に解体させていただいた。 チェンブロで庭石を移設させ、甕を割らないように注意し、コンクリートを割ってみた。 予想通りだったのは、土がぬかるみ、腐った匂いがきつい。 栗石がギッシリ。地下排水で何とかなると思ったのか、やっぱり、それ以外の手立てはなかった。 コンクリート製の井戸枠が入れてあったのは予想外。 驚いたのは、受け皿にプラスチックの漬け物樽?が使用されていた。 底にかなりのヘドロが堆積。水位が上がって音の反響が少なくなったのが原因。 水琴窟の樽は壊れずに、無事に取り出せた。 綺麗に洗って使用することに。 明日は井戸枠の代わりに、あるモノで代用。ポリエチレン製。水色。 もし、数十年後にどこかの誰かが掘り起こすことがあれば、びっくりすると思う。 去年水琴窟を作った時も、色々考えて選択したが、施工も楽だし、排水も上手く行った。 どんな音色になるのか?楽しみ。 今日の“四字熟語“は水琴窟!とする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.24 18:32:06
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