【節操】ハビット＆アジャスト 〜個人的な人生攻略法〜

鬼灯の冷徹1巻【電子書籍】[ 江口夏実 ]
　こんにちは。漫画『鬼灯の冷徹』の最初のページにある「統治に欲しいのは冷静な後始末係である」という言葉が印象に残っているO・D・Oです(^^)/
　どんな組織にでも仕切れる人が必要です。統治となれば完璧に仕切れる人が上に立ってほしいですね。
　鬼灯のような者が上に立つだけで組織は統制されていきます。そんな人物にもなれるようになりたいなとも僭越ながら思っていたりします(^o^;)

論語と算盤 モラルと起業家精神【電子書籍】[ 渋沢栄一 ]
…さて今回は、渋沢栄一著作『論語と算盤』の中から、『偉き人と完(まった)き人』について考察していきたいと思います👇
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【『偉き人』と『完き人』の違い】
・偉き人
　性格等に問題があっても、その欠点を補って余る程に卓越した長所や能力がある者
・完き人
　性格的に偏りが無く、一切の常識を理解している人間的に成熟した者
…渋沢栄一いわく、完き人とは『常識人』であり、それと比べると偉き人は『変態』である、とのことです(^_^;)

　前回の記事(【論語と算盤】常識とは？)で
「常識人とは、一切の偏りが無く、智恵/情愛/意思のバランスが良い者」
という意味の事を書きました。ここから、『完き人』は智恵/情愛/意思の三要素のバランスとれた常識人であり、逆に『偉き人』とは智恵/情愛/意思のバランスは悪いがいずれかの力が突出している人と言えます。
　その視点から観ると、『完き人』と何かをやる時、一緒にやっていき易(やす)いなと思います(^^)d
　逆に『偉き人』はクセが強く、何かをやるにしても上手く合わせてやらないと難しいなと思います(^_^;)

【完き人の輩出】
　渋沢栄一は、出来るだけ多くの『完き人』が社会に必要であると言っていて、『偉き人』も必要ではあるがそこまで多くなくて良いとも言ってます。
　確かに、能力があってもクセが強い人が多くいると色々衝突とかありそうで一緒に何かをやる時大変そうですね(^_^;)
　『完き人』の様に「バランスが良い万能な人」が増えれば、スムーズに物事が進みます。能力や性格の偏りや欠点を極力無くし、１歩ずつ"完き人"となっていきたいです(^.^)

参考資料

【中古】【古本】論語と算盤/渋沢栄一/述 梶山彬/編
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…以上、『偉き人』と『完き人』について考察してみました(^^)
　漫画『鬼灯の冷徹』の主人公である鬼灯は、閻魔の第一補佐官として八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍をしています。
　それが出来るのも、やはり『完き人(鬼？)』だからかなと思いました(^^)d
(漫画の設定上、大分『冷徹』ではありますが(^o^;))

　今回の記事はこれで終わりにします。読んでいただきありがとうございました＼(^o^)／

論語と算盤【電子書籍】[ 渋沢　栄一 ]