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カテゴリ:・古典
![]() 韓非子ー強者の人間学-【電子書籍】 こんばんは。mothyの楽曲『悪徳のジャッジメント』を初めて聴いた時、何だか唖然とした記憶のあるO・D・Oです(゜O゜; ♪悪徳のジャッジメント╱mothy♪ 足の不自由な娘の為にお金をかき集める強欲な裁判官の歌ですが、余りにも露骨な歌詞に衝撃を受けました(°Д°) …ま、結局は人から怒りを買うことになってしまったので、強欲もほどほどに留めておきたいですね(^o^;) …さて今回は、韓非子の孤憤篇について、O・D・Oインタビュー方式で紹介して参りたいと思います👇 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ O・D・D(以下O) 「カンピさんは、何に対してそんなに憤っているのですか?」 カンピさん(以下カ) 「勝手な判断や行動をとり、自分に都合がいいよう規則/ルールを書き換え、組織を我がモノにしながらも、長く居るが為にボス並の権力を持つ『重臣』に対してだ」 O「ほう、『重臣』ですか(゜゜;)」 カ「その『重臣』は、『法術士』とは相容れぬモノだ」 O「ん?法術士とは?」 カ「法術士とは、物事の道理を隈(くま)無く見通し、規則/ルールに徹底的に則って働く『術』と『法』を理解した者を指す」 O「…真面目な人、って感じですかね(^.^)」 カ「法術の士がおれば、重臣の企みを見抜き、やりたい放題にはさせない様に出来る」 O「ほうほう( ̄ー ̄)」 カ「だが、物事の真実を知る『法術士』は、長く仕えている『重臣』に敵う道理はないのだ」 O「えっ、それは何故ですか?」 カ「重臣は、ボスに気に入られる為の手段を用いて立場を固めているが、法術の士は、ボスの好みに逆らってでも規則/ルールや道理に従うからだ」 O「むぅ(;´_ゝ`)」 カ「法術の士を用いれば、組織の秩序は整い、重臣は追い出され、各々が役割に集中出来る環境が出来上がる」 O「…何だか出来そうですね(゜_゜)」 カ「だがボスが、重臣の偏見や私欲に満ちた意見しか聞けなくなると、法術の士を見出だして採用する事が出来なくなる」 カ「重臣が、自身の立場を脅かす存在(法術士)を推薦する訳が無いのだ」 O「むむっ(;゜゜)」 カ「そうなった場合、いつになったらボスに真実が伝わり、重臣から主権を取り戻すのか、見当がつかん」 O「…なるほど(--;)」 カ「これが、身の程を弁(わきま)えぬ重臣どもに憤る理由だ」 参考文献 ![]() 韓非子 …中国の思想1 【中古】afb ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ …以上、韓非子の孤憤篇について、O・D・Dインタビュー方式で紹介いたしました(^^) 韓非子は、『法』による統治こそが国を永続させる道である、という考えを持ってました。法(規則/ルール)を徹底させる事により、不正をする者を撲滅させ、皆に分を弁えさせようとしました。 法の遵守の徹底によって、成すべき事が明確になっていくとも考えられます。各々が欲望のままにやりたい放題にしていればいつかは争い事が起きると考えられるので法に従って物事に対応していく心構えを持ち続けることは大事なことだなぁと思いました( ̄^ ̄) …今回の記事はこれで終わりにします。読んでいただきありがとうございました(^_^)/~~ ![]() 右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法【電子書籍】[ 守屋 洋 ]
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