【節操】ハビット＆アジャスト 〜個人的な人生攻略法〜

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　こんばんは。最近はNBAのﾁｰﾑ-​ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｽﾃｲﾄWarriorsのﾍｯﾄﾞｺｰﾁであるSteve Kerr監督のｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ術​を参考にしているO・D・Oです(^^)。選手一人一人に心を開いて腹を割って話し合う柔軟性を持ちながらも、今年のNBAﾌｧｲﾅﾙ(2014-2015) では、状況を見極めた上で先発ﾒﾝﾊﾞｰの変更などを行って、ﾁｰﾑを勝利に導く強(したた)かさも見せました。
　柔軟性と強かさを兼ね備えたSteve Kerr氏に導かれ、ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｽﾃｲﾄWarriorsは見事、今年のNBAﾁｬﾝﾋﾟｵﾝに輝きました。最高の実績を残したSteve Kerr氏のｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ術やその心構えは参考になるなぁと思いましたので今回は、
『柔軟性と強かさ』をテーマにした、「互いの為になるにはどうしていくか論じてみる」略して『互為論』を展開して参りたいと思います👇
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【Steve Kerr氏の柔軟性と強かさ】
●柔軟性
・やわらかく、しなやかな性質
・その場に応じた適切な判断が出来ること。様々な状況に対応できること。
(by goo辞書)
…Steve Kerr氏を例に挙げますと、選手一人一人と腹を割って面談し、そこからﾁｰﾑの方針を決めていく姿勢には柔軟性があるなぁと思いました。誰にでも分け隔てなく接し、飾ることなく自然な会話が出来る性格だからこそ成せる術(わざ)だと思っています。

●強かさ
・粘り強くて、他からの圧力になかなか屈しないさま。しぶといさま。
・強く、しっかりしているさま。
・強く勇猛であるさま。
(by goo辞書)
…ただ、ﾍｯﾄﾞｺｰﾁとしてはﾁｰﾑを力強く率いていかなければなりません。ﾁｰﾑを勝たせるため、ﾍﾞﾃﾗﾝ選手に控えの役割を受け入れるよう説得したり、Steve Kerr氏自身が選手時代に培った哲学を浸透させたりして、選手一人一人の意思を統一させ、ﾁｰﾑ一丸となって強くなっていきました。
　これも、Steve Kerr氏が選手時代に身に付けていった『強かさ』がﾍｯﾄﾞｺｰﾁ職でも役立っていると思われます。

…さて、言葉の意味合いについて述べて参りましたが、今度は『柔軟性』や『強かさ』に関する考えを述べて参りたいと思います👇

【信頼や調和と自主性】
●要求に応え続ければ まわり から信頼を得られやすい
…柔軟性のある考えや心構えを持てば、様々な物事に上手く対応していけます。物事に上手く対応していければ、徐々に まわり から信頼を得ることができます。
　信頼を得るという事は、 まわり に対する影響力も高まる事だと思います。そうなれば、その環境で おのれ がやっていきたいと思っている事に関する意見も通りやすくなります。その結果、 まわり を おのれ が望む環境に変化させる事も可能になっていきます。

●頼られるのは宜しいが、やり過ぎれば甘えになる
…柔軟性のある人は まわり から信頼されやすいです。何故なら、頼みやすく要求に応えてくれるからです。
　但し、信頼されて頼られる事は良いのですが、それをやり過ぎると まわり はその柔軟性のある人に甘え始め、その人達が手を抜き始める可能性が高まります。

●盲従よりも主体性を持つ事
…柔軟性を持って行動し、何事にも適応していく姿勢自体はとても良い事です。もし、それに加えて、何かしら正しい目的や意図を持つ主体性があるなら、単に まわり から甘えられたり利用されるだけの状態にはならず、逆に此方から まわり をコントロールが出来ると考えられます。そうすれば、 まわり から信頼されながらも おのれ の欲求も叶えられるかと思っております。 まわり にただ盲従するだけよりも、 おのれ 自身の欲求を叶えながらも まわり と協調や調和していく事が「お互いの為になる」かと思っております。

【目的や欲求】
● まわり の方向性と おのれ の欲求は一致しているか
…どんなに おのれ で正しい考えや意見を持っていたとしても、 まわり との方向性に食い違いがあるなら、その考えや意見は自己満足に過ぎなくなります。
「 おのれ の考えや意見」は『 おのれ の欲求』と捉えることが出来ると考えています。もし まわり との考えや意見の食い違いから、不満や苛立ちを覚えたら、一度話し合う事も必要かと思います。

●お互いの目的を合致させる事が大事
… まわり と考えや意見が食い違う事は当たり前の様に発生してしまいます。理想としては、 おのれ の考えや意見に まわり が同調して、それを基にして動くことだとは思われます。ただ、そのような事は滅多には叶いません。もし おのれ の考えや意見が通らなかったとしても、そこは柔軟性を持って上手く対応していく心構えは必要だと思ってます。

●目的達成のためにも柔軟性と強かさを兼ね備える
…例え まわり と考えや意見が違っていたとしても、目的が一緒ならそこまで気にする必要はないかと思われます。結局は、その考えや意見は、一つの『手段』でしかありません。とある目的に対して、手段は様々あるかと思われます。ならば、そこは手段に拘り過ぎる事なく、目的達成のための柔軟性と、それに上手く対応していく強かさを兼ね備えて、物事に取り組む姿勢が宜しいかと思ってます。

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…以上、強かさと柔軟性についての考えを述べて参りました。「強か」という言葉については、漫画『へうげもの』にある「泰平の世を目指すなら『強か』になりなされ」と言う台詞が印象に残ってます。これは、器が大きく人の事をよく考えている徳川家康に対して、明智光秀が言った台詞です。『へうげもの』を読むかぎりだと、徳川家康は柔軟性のある人物です。そこから明智光秀に「強かになりなされ」と言われてから、意図的に人の心を巧みに掴む事も出来る人物になっていきました。
　柔軟性を持つことはとても大切な事です。そこから更に、主体性のある強かさも兼ね備えれば、まさに「鬼に金棒」ですね。強かさと柔軟性を兼ね備えて物事に取り組んでいき、 まわり から一目置かれる存在になっていければなぁと思ってます(￣^￣)

…今回の記事はこれで終わりにします。読んでいただきありがとうございましたm(__)m


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《互為論プチ目次》
・互いの為になるには論
・『おのれ』と『まわり』それぞれの視え方
・ まわり から おのれ を知る
・蟠(わだかま)りや疑心暗鬼
・過去/現在/将来~ おのれ を知る手段の一例~
・厳格と蒙昧~自身の道を探求する~
・おのれ の習慣を変える事
・実力&ﾁｰﾑﾜｰｸ(前編)~実力篇~
・実力&ﾁｰﾑﾜｰｸ(後編)~ﾁｰﾑﾜｰｸ篇~
・強(したた)かな柔軟性~自主性や信頼~
・認めて認められる事
・最大限か最小限か