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テーマ:生き方上手(647)
カテゴリ:・古典
[ 三国志大戦3 ] 呉・軍師004 R 呂蒙 -子明- レア【中古】シングルカード こんばんは。最近、韓非子の説林篇に書かれている"馬の鑑定士"の寓話がやたらと気になっているO・D・Oです(゜_゜)。内容はザッとこんな感じです👇 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【名馬より駄馬】 とある馬の鑑定士は、嫌いな相手には名馬の鑑定法を教え、気に入った相手には駄馬の鑑定法を教えた。 名馬といえるような馬は滅多に現れるものではないので、鑑定人の利益も少ない。 ところが駄馬となると毎日のように売買されるから利益が大きいというわけだ。 「程度の低い言葉が、時として高度の役に立つ」という言葉があるが、この馬の鑑定士の話もその一例だろう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 30歳から読む韓非子 思いどおりに人を動かす権謀術数のすべて【電子書籍】[ 中島孝志 ] この駄馬と名馬の話から「それは人に対しても言えるのでは無いか」と思いました。 『どうしようもなく役に立たない人』や『手がつけられないほど悪い人』は滅多に存在しません。人は扱い方次第では何かしら役に立ちます。安易に使えないと判断してしまえば、人は定着していかないでしょう。 ズバリ!! 人を見抜く法 人の心の中がよくわかる!!【電子書籍】[ 松本 幸夫 ] 肝心な事は「一定の判断基準を設ける」事です。ここまで出来れば問題なしと思える基準さえ作ってしまえば、大抵の人は何かしらの役に立ちます。あれもダメこれもダメと判断し続けるのは、寓話に出てくる名馬を求める者と同じく利益を少なくしていくでしょう。逆に最低限の合格ライン以上であれば問題なしと判断していけるなら、人は自ずと集まり定着して組織は活性化していくでしょう。 三国志全人物事典【電子書籍】[ 瀬戸龍哉 ] 始めは駄馬も思われていても育て方次第では名馬と呼ばれていく場合もあります。人に関しても日頃の行い次第では、三国志に出てくる呂蒙が"単なる脳筋"から"戦略家"となったように、大きく特性が変化する場合もあります。周りからの影響や周囲の環境、本人の努力次第では人は大きく変わっていきます。 10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか【電子書籍】[ ジョン・スヴィオクラ ] 安易に人に求める押し付けるでは嫌気が差してきます。人を育てる成長させるであれば自ずと慕ってきてくれます。他の古典の言葉にも「他に力を求めるのは危ういが、自分自身の力に求める事が出来るなら安泰」とか「人をダメと言う前に、接し方や扱い方に誤りが無かったか反省する」など自分達がその人に対して出来る限りの事をやってきたかも考える必要性もあるかなと思います。人は此方(コチラ)の接し方や扱い方次第では善くも悪くも変わり続けます。その態度や姿勢も大きく変わり、上手くいけば今までに考えられなかったパフォーマンスを見せる場合も考えられます。 〈自由〉の条件【電子書籍】[ 大澤真幸 ] ただ、人を育てるにしても「人を縛り過ぎない」ようにも気を配る必要があります。自分で考えさせる自由さが無いと結局は杓子定規のように決まった事しか出来なくなります。マニュアル化もやり過ぎれば成長の可能性をドンドン狭めていきます。基準は最低限/最小限で宜しいです。自由さを与えれば自ずと考えるようになります。出来る所から少しずつやらせていけば、出来たり身に付けたりして自信をつけていき、いつの間にか処理や対応の可能領域がガンガン拡がって気付いた時には一人前の戦力となっているでしょう。 フォローの達人「また会いたい」と言われる54の具体例【電子書籍】[ 中谷 彰宏 ] 教える側に出来る事は"役に立つ道"を探る事とフォローすることくらいです。どこまでなら駄目なのか、どこまでなら許せるのか。その一定の基準を設ける、つまり"駄目デッドライン"を定めます。その基準以上であれば後は自分の出来る範囲内で出来る限りのフォローをすれば宜しいと思います。もし、寛大な心で柔軟な捉え方で人を観れるのであれば、以前紹介したロサンゼルスLakersのヘッドコーチ-Luke Walton監督のように相手の長所が見えてくるでしょう。 【ルーク ウォルトン】2003/04 Topps Jersey Edition Authentic 2003 NBA Draft Stitching Standout Selection Rookie Card /Luke Walton どうすればその特性が伸び、どうすればその特性が活きるか。人と接する時の課題として頭を過(よぎ)らせている事が多いO・D・Oからでした( ̄^ ̄)。ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m 新釈 韓非子【電子書籍】[ 守屋洋 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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