【節操】ハビット&アジャスト 〜個人的な人生攻略法〜

2020/10/18(日)09:31

【持論】モノを使うorモノに使われる ~荀子の考察~

・古典(87)

[新訳]荀子性悪説を基に現代人にこそ必要な「礼」と「義」を説く【電子書籍】[ 守屋洋 ] ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー …モノに使われるのか、それともモノを使うのか。それ次第で、人生の自由度や楽しみがまるで異なる。モノに使われる状態とは何か?意思決定を他人任せにして、指示や声掛けが無ければ動けない状態を指す。モノを使う状態とは何か?自ら意思決定をし、物事の判別や好き嫌いに対して自分なりの基準を設け、皆を巻き込んで物事に取り組むリーダーシップのある者を指す。 すごい結果を出す人の「巻き込む」技術(大和出版)なぜ皆があの人に動かされてしまうのか?【電子書籍】[ 桑畑幸博 ]  モノを使う人は、欲深い人が多い。欲深いからこそ、願いと行動は直結する。  モノに使われる人は、安定した生活を送りたいと願っている。限られた環境で穏やかに過ごしたいのだ。 「安らぎ」と「焦り」の心理(大和出版)【電子書籍】[ 加藤諦三 ] 『モノを使う人』が暴走すれば、反逆者として処罰される傾向にある。モノを使う人が身の程知らずとなれば、組織や集団の秩序は乱れ、不安や蟠りを引き出し、人心は離れていってしまう。 『モノに使われる人』が僻(ひが)めば、無能者として後ろ指を指される。モノに使われる人が依存に過ぎれば、組織や集団の停滞化を招く。組織や集団が停滞化すれば、新参者を受け入れる余裕が無くなり、ますます停滞し、いつかその組織や集団が消えて無くなる。  混乱と停滞。もし、集団や組織に居座るなら、その2つには十分気を付けねばならない。では、モノを使う人、モノに使われる人、それぞれ、どの様な点に気を付けるべきなのか? 混乱の本質【電子書籍】[ ジョージ・ソロス ]  モノを使う人は、周囲への影響力が強い場合が多い。一つ一つの言動が注目され、その言動一つ一つが、周囲へ与える影響は大きい。ならば、モノを使う人は、人目を気にする心配りも多少は必要。最低限、人目を気にしていれば、一挙一動の言動に慎重さが生まれ、粗暴なマネを抑えられる。自分が周囲へ与える影響の大きさを理解していれば、自ずと言動に意識が向くようになる。 歴史からの発想 停滞と拘束からいかに脱するか【電子書籍】[ 堺屋太一 ]  モノに使われる人は、相手に都合が良いように利用されやすい。利用され続けていくと、疲労やストレスが溜まり、少しずつ心が僻んでいく。そうならない為に、まずは自分自身の欲望や欲求を明らかにすべき。欲望や欲求が空っぽ、もしくは不明確なままだと、モノを使う人から振り回され易くなる。何故なら、人に託した方が楽だからだ。誰もが、楽をしたがるのは当然である。楽をするのは"悪"では無い、"当たり前"なのである。自己主張が無い者は、指示が無ければ動けない。ならば、まずは自分が「何がしたいか」明らかにすべきだろう。自分の欲求さえ判れば、モノに使われる人から『モノを使う人』となって、皆を巻き込んで進んでいけるだろう。 中国の思想(4) 荀子(改訂版)【電子書籍】[ 松枝茂夫 ] モノを使うのか、モノに使われるのか。どちらを選ぶかは各々の自由。皆を引っ張っていくのか、皆を支えていくのか。自分の欲求を明らかにして、日頃の立ち振舞いを考えていくと、より良い生活を送っていける。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー …以上、「モノを使いたい」か「モノに使われたい」か選ぶとしたら、僕の場合は「モノに使われつつ、徐々にモノを使い始めていく」と答えるO・D・Oからでした(^_^)v。  僕の場合、基本は「空っぽ」でいたいのです。空っぽであれば、純粋に周りを見渡せるからです。そして、矛盾や蟠りを発見したら、皆を巻き込んで作り直したいです。やはり、整然端正な環境に居座りたいじゃないですか(^o^)。そんな感じで、日々を過ごしていきたい。  ここまで読んで頂き有り難う御座いました(*゚∀゚)ゞ 荀子新解【電子書籍】[ 司馬志 ]

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