【節操】ハビット＆アジャスト 〜個人的な人生攻略法〜

『奇人変人』
占いでよく診断される、俺の性格。何をもって、人は奇人変人と呼ばれるんだろうかね。ま、どんな占いでも奇人変人と呼ばれるもんだから、そういうもんだと俺は諦めているよ。そんな奇人変人は、そういうもんだと認めて更に奇抜な道を進もうとしても、たぶんうまくいかないたろうな。だったらどうする？俺なりの"常識人"になればいいんじゃないか。そう思うことにした。
　"常識人"というのは、当たり前すぎてつまらない人、というイメージがある。その反面、標準的で安心できるイメージもある。凄まじさよりも完璧さ。オールラウンドな印象を受ける。何でもできるから、多方向で頼りにされる。その一方で、奇人変人はどうだろうか？個性的で、常識から並外れた力をある方向で発揮する人、ってイメージだな。職人気質ってやつだ。オールラウンドではないが、ある方向で突出した能力を発揮するんだな。おもしろい反面、どこか不安定で扱いにくいイメージがある。得手不得手の差が激しい。場所により、力を発揮するか否か分かれる。そんな印象を受ける。
　もし、奇人変人が『常識人の道』を歩もうとしたらどうだ？オールラウンドでありながらも突出した力を発揮することも出来る人物になるんじゃないか。それはそれでおもしろそうだな。常識人であれば、たとえ能力をフル活用できなくても、ある程度の活躍は見込めるんじゃないか。頼りになるのは間違いないだろう。
　常識人、と一言でいっても、レパートリーは様々ある。身内だけの狭義的な常識人もいれば、社会で認められる広義的な常識人もいる。俺は"広義的な常識人"を目指すとしよう。狭義的だけではつまらない。身内では多大な影響力があっても、世間一般ではちっぽけな存在になる。「身内だけで通用する」では物足りない。どこにいようが通用する常識人がいい。
　狭義的な常識人になるには『空気を読む力』が必要。空気を察して適切に対処する。それの積み重ね。そうして信頼を得て影響力が強まっていく。広義的な常識人になるには『情勢を読む力』が必要なんじゃないかな。現代の情勢を読んだ上で次の一手を考える。先々の情勢を予測する。そういう力が必要かな。比較的、狭義の常識人になるのは簡単だが、広義の常識人になるのは大変だ。世間一般から広く認められるのは、そう簡単ではない。その反面、狭義の常識人は、ある一定の限定的な人々に認められれば良いから、やることがみえやすい。それでも、俺は"広義の常識人"を目指す。どこででも通用する人になる。その方が、どこででも楽しんで過ごせるからだ。
　とりあえず、広義の常識人を目指そう。現段階では、広義の常識人とは何ぞや？的な話は出来ない。何故なら、現時点で俺自身が"独りよがりな奇人変人"だからだ。話せる自信が出た時にでも、改めて書いていくよ。


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