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カテゴリ:常識不知の日記
「なんのために生きているのだろう」
そんな、無意味な疑問をいだく度に、俺は自分自身に「死ぬために生きているんだよ」と解答している。 死ぬために生きている。そう思っておけば、死ぬまでに何をしたいか、ふと考えるようになる。ま、俺の場合、そこから足踏みしてしまうのだが。特にやりたいことがあるわけではない。熱中できることがあるわけでもない。ただ漠然と、漫然な不安を抱えて生きているだけだ。それでも、死ぬために生きているんだと思っておけば、いくらか不安が解消されるんだ。大したことはない。俺の人生は、他でもない俺のものだ。だからこそ、自由に生きればいい。 ………………………………………………… 「死ぬために生きる」と考え続けていると、おのずと「どのように死にたいか」を考えるようになる。理想的な死に様を考えるようになる。俺の場合は、安らかに眠るように見守られながら、がいいな。平和に旅立つのが理想だ。なにか強い欲望があるわけではない。なにかに執着しているわけではない。無頓着なんだ。だが、眠るように死ねるのが理想だ。そこに行き着くために、俺は今、何をしなければならないか。終着点から逆算して考えるんだ。人生100年時代と言われている昨今、歳を重ねても"健康的"でありたい。安心して生きていきたい。穏やかに過ごしたい。大した願望じゃないんだ。それでも、その願望を叶えるために、頑張るときは頑張らなければならない。やるべきことをやり遂げて、信頼を得て、更に邁進する心掛けが大切だ。休むときは休んで、健康に気をつかうことを必要だ。バランスよく生きるんだ。理想的な最終地点を迎えるために。 【"死の壁" by 養老孟司】 死の壁(新潮新書)【電子書籍】[ 養老孟司 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.09.10 23:54:38
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