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カテゴリ:黒霧呑兵衛のフィードバック
【易経】山水蒙 by My blog
…童蒙より我に求むとは、無知な愚か者から師匠に教えを求めるのが筋、という意味だ。待っていても、誰も教えないし誰も構ってあげられない。皆、自分のことで精一杯なんだ。だからこそ、自ら教えを請うのが正しい道なんだ。 教えてもらって当然と考えるのは傲慢だ。給料をもらっているなら自ら学ぶのが当然だ。教えてもらってないから分かりませんでは話にならない。予習は出来るだろ。予習しても分からないところがあるなら、そこで初めて教えを請うんだ。そうすれば、理解は一層深まる。自分でもなんとかする努力は必要だ。企業の大半は中小なんだから、教える余裕や体制がある会社は稀(まれ)と思っておけ。自分のことは自分で何とかせい。立派な大人なんだから、出来るところは全てやる気持ちで日々挑めよ。そうすれば、一人前にはスムーズになれるよ。 社会人として、一人前になるのは通過儀礼だ。当然のことなんだよ。いつまでも甘ったれてはいけない。延々と甘ったれている人を時々見かけるが、その人は常に不安に苛(さいな)まされている。自分を頼れないからだ。自信が無いからだ。いつまで経っても自立出来ない。そんなの不安でしかない。不安は万病のもとだ。だったら、自分の力で打開する術(すべ)を見出だせばいい。他人に依存するな。自分一人でも生きていけるように、日頃から自分を養っていけ。 【"童蒙"電子書籍】 [現代語抄訳]日々の教え・童蒙教え草 人としていかに生きるか【電子書籍】[ 福澤諭吉 ] 童蒙おしえ草 ひびのおしえ 現代語訳【電子書籍】[ 福澤 諭吉 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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