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カテゴリ:方法論・末節・仕事・読書
…人に関する話は面白い。自分の事は棚に上げて他人に関して彼是好き放題話すのは面白いね。気の置けない友人とあーでもないこーでもないと話すのは面白い。ランチタイムや居酒屋でよく聞く話だ。他人に対するスタンスは主に2つ。あーだこーだと言いたがる評論家タイプと、まあまあと無難に済ませたい事無かれ主義者だ。普段、人前にいるときは事無かれ主義の者が多いだろう。そして親しい人達と集まって評論会が始まる。根もない葉もない話から愚痴まで様々だ。端から見れば愚かに見える。醜態を晒しているとも言える。だが、本人が良ければそれでいいじゃないか。それを相手にストレートに伝えて傷付けるよりはマシだ。陰口が止まないのは、それ自体に毒抜きの効果があるからだ。毒を吐けば解毒できる。毒を溜め込めば病んでいく。精神もそうだ。だから、言いたい放題言って毒抜きするのもたまには必要だ。俺も皮肉は好きだな。苛ついたらネタにして笑い飛ばす。その程度でいい。精神的な毒は溜め込まない方がいい。ま、俺の場合はブログで書きたい放題書いてストレス解消はある程度出来ているけどね。それでも、口先であーだこーだ言った方が楽に解毒が出来る。文字化だと指先であれこれ考えてから入力する必要があるからひと手前かかる。だが、口先であれば思い付いてすぐ言葉を発せられる。出力のストレスが少ない。だから口先で愚痴を言いたがる人が多い。相手の時間を奪っている認識が薄いと延々と語り続ける。話し相手が共感できる人であれば問題ない。話す聞くの言葉のキャッチボールが成立するからだ。同レベルで話が成立している。問題は一方通行になっているときだ。片方で一方通行になっていると、聞き手は少しずつ聞き流すようになっていく。会話は成立せず、話し手の一時的な自己満足で終わる。聞き手が目的を持って愚痴を聞くなら問題なさそうだ。単なる気配りで愚痴を聞くなら損をするだけだ。話し手は自己満足のためにまた話を聞いてもらおうとするだろう。そうなると、話し手は特定の聞き手に依存することになる。聞き手が疲弊すればその人間関係に軋轢が生じるようになる。口先の愚痴ばかりの話し手に人が集まらない原因はそこにある。自分で自分の感情をコントロール出来ない稚拙な人物と評されるからだ。誰にでもそんな態度であれば疎んじられる。だが、聞き手を見極めるなら問題ない。俺も、言いたい放題言える相手は選定している。それも常にではなく稀にである。稀に会ってお互い言いたい放題する関係は面白い。言葉のキャッチボールではなく言葉の投げ合いだ。キャッチするしないは聞き手が判断する。自由奔放に出来る人間関係というのもいいものだ。愚痴は、名の通り愚かな行為だ。だが、別に愚かさが完全なる悪とは言い切れない。完璧な人間なんてほとんどいない。どこかしら不完全なところがある。不完全なところは許容しよう。甘やかさない程度に対等な関係を築く。対等でなければ必要最低限だけの繋がりに止める。適切な距離感が大切だ。大抵の人間関係は付かず離れずでいい。それが適切な距離感だ。言いたい放題言える相手であれば稀に言いたい放題言う。単なるストレス発散のためだ。そんな関係性が少しでもあれば気持ちに余裕が生じる。それで問題ない。適度な人間関係を築こう。
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・人に関する話は面白い。自分の事は棚に上げて他人に関してあれこれ好き放題話すのは面白い。
・気の置けない友人とあーでもないこーでもないと話すのは面白い。ランチタイムや居酒屋でよく聞く話だ。 ・他人に対するスタンスは主に2つ。あーだこーだと言いたがる評論家タイプと、まあまあと無難に済ませたい事無かれ主義者だ。 ・普段、人前にいるときは事無かれ主義の者が多いだろう。そして親しい人達と集まって評論会が始まる。 ・根もない葉もない話から愚痴まで様々。 ・端から見れば愚かに見える。醜態を晒しているとも言える。だが、本人が良ければそれでいいじゃないか。 ・それを相手にストレートに伝えて傷付けるよりはマシ。陰口が止まないのは、それ自体に毒抜きの効果があるからだ。 ・毒を吐けば解毒できる。毒を溜め込めば病んでいく。精神もそうだ。 ・言いたい放題言って毒抜きするのもたまには必要だ。俺も皮肉は好きだな。 ・苛ついたらネタにして笑い飛ばす。その程度でいい。精神的な毒は溜め込まない方がいい。 ・ブログで書きたい放題書いてストレス解消はある程度出来ている。それでも、口先であーだこーだ言った方が楽に解毒が出来る。 ・文字化だと指先であれこれ考えてから入力する必要があるからひと手前かかる。だが、口先であれば思い付いてすぐ言葉を発せられる。出力のストレスが少ない。 ・だから口先で愚痴を言いたがる人が多い。相手の時間を奪っている認識が薄いと延々と語り続ける。 ・話し相手が共感できる人であれば問題ない。話す聞くの言葉のキャッチボールが成立するからだ。同レベルで話が成立している。 ・問題は一方通行になっているときだ。片方で一方通行になっていると、聞き手は少しずつ聞き流すようになっていく。会話は成立せず、話し手の一時的な自己満足で終わる。 ・聞き手が目的を持って愚痴を聞くなら問題なさそうだ。 ・単なる気配りで愚痴を聞くなら損をするだけだ。話し手は自己満足のためにまた話を聞いてもらおうとするだろう。 ・そうなると、話し手は特定の聞き手に依存することになる。 ・聞き手が疲弊すればその人間関係に軋轢が生じるようになる。口先の愚痴ばかりの話し手に人が集まらない原因はそこにある。 ・自分で自分の感情をコントロール出来ない稚拙な人物と評される。誰にでもそんな態度であれば疎んじられる。 ・聞き手を見極めるなら問題ない。言いたい放題言える相手は選定する。それも常にではなく稀にである。 ・稀に会ってお互い言いたい放題する関係は面白い。言葉のキャッチボールではなく言葉の投げ合いだ。 ・キャッチするしないは聞き手が判断する。自由奔放に出来る人間関係というのもいいものだ。 ・愚痴は、名の通り愚かな行為だ。だが、別に愚かさが完全なる悪とは言い切れない。 ・完璧な人間なんてほとんどいない。どこかしら不完全なところがある。不完全なところは許容しよう。 ・甘やかさない程度に対等な関係を築く。対等でなければ必要最低限だけの繋がりに止める。 ・適切な距離感が大切だ。大抵の人間関係は付かず離れずでいい。それが適切な距離感だ。 ・言いたい放題言える相手であれば稀に言いたい放題言う。単なるストレス発散のためだ。 ・そんな関係性が少しでもあれば気持ちに余裕が生じる。それで問題ない。適度な人間関係を築こう。 (2022.05.14 05:56:13) |