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カテゴリ:読書・健康・仕事・方法論・末節
…最近は、下らない失敗や無駄なことを茶番と呼ぶようにしている。本番と対になる言葉だ。必要じゃない行為。むしろ害をなす行為が茶番だ。茶番していても労力多くして成果無しだ。やってるつもりになって何も進んでいない状態だ。たとえ本人が頑張っていても、何も成果が出ていなければ単なる茶番だ。それは気が付かなければならない。指摘しなければならない。間違いだと理解するよう努めなければならない。茶番という言葉は意外と便利だ。指摘しても相手のダメージが少ない。不用意に傷付けずに反省を促すことが出来る。自分で気付くよう促すことが出来る。意外と便利な言葉だ。茶番と言われて恥じたりムッとするなら挽回の余地がある。失敗に自ら気が付けるなら修正出来る。もちろん、自分自身が茶番しないように気を付けなければならない。自分が茶番していたら悪い例を残すことになる。何度もやれば悪い文化が生まれる可能性だってある。人は悪いところが似るからな。茶番と気付いたら即修正だ。次はどうするかしっかり考えることだ。そして修正して実践で示すこと。そうやって茶番劇を防いでいく。自ら手本を示していく。茶番劇の代表例は伝言ゲームだ。報連相は盛んなのに何も進まない。何も進めない。分かる人に聞けばいいのに。臆病者共が身内間で情報交換するだけだ。こんな茶番は必要ない。やってるつもりの代表例だ。身内間だったら報連相はテキパキやる。瞬時に終わらせる。必要な情報を得たらサクッと引き揚げる。その方がお互い有意義だ。顧客など外部であれば慎重に報連相を行う必要はある。だが、時間をかけるわけじゃない。資料や文章を送った上で口頭で説明する。短時間で伝える。理解してもらう。お互い理解して共有する。目的のためにサクッと済ませるのが本来の姿。長々と無駄なやり取りをするのが茶番だ。時間は有限。限られた時間内でいかに成果に繋がる動きをするか。今の時代はそれが求められている。特に目的がなければ茶番になる。目的があって時間をかける必要があるなら仕方がない。必要経費だ。経費を無駄に浪費するのも茶番だ。財産を扱っている意識を持った方がいい。そもそも、自分を含めた従業員は全て経費だと思っておいた方がいい。帳簿上だと皆経費だ。ビジネスは帳簿から方針を定める。帳簿を把握して組織状況を知るのも己を知る手段の一つだ。だから経費は有効活用しないといけない。仕事中は自分だけの時間じゃないから。極論、所属組織の時間だ。自分の時間を提供して報酬を得る。それが雇用契約だ。だから自分本意から少しだけ組織寄りの思考や行動を心掛けなければならない。サラリーマンとはそういうものだ。だから茶番などしている場合じゃない。人生常々本番だ。本番にさせるには、段取りなどコチラからも茶番をさせない仕組み作りをしていかなければならない。人は揚げ足を取りたがるもの。責任逃れなんて日常茶飯事だ。だからコチラからは完璧な段取りで言い訳させない状況作りをしていく。完璧なつもりでも及ばない場合もある。それでも、めげずに完璧を目指す。責任逃れをしたがる揚げ足取りに言い訳させる余地を残すな。やることやって、やることやってもらう。それが基本的なスタンスだ。きっちり本番に臨んでもらうために準備を整える。それだけで人は意気揚々と動けるものだ。建設的な意見を取り入れる。そして皆で進ませる。そうやって茶番を防いで本番に臨んでもらう。それだけだ。そして、俺自身も茶番と言わせないよう常日頃からきっちり仕立てる。それが手本となって文化となる。良い文化は浸透しづらいもの。楽しさが分かるまでは大変で時に苦しいからだ。それでも、俺は手本を示し続ける。抜かりなく完璧を目指す。茶番と言わせず模範となって皆を動かしていくんだ。
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