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カテゴリ:方法論・末節・仕事・読書
【「最終手段、俺」を目指す】
…意志決定者はサボっていてもいい。俺はそう考える。いざというときに動いてくれればいい。意思決定者は基本フリーでなければならない。業務と並行していて余裕が無い状態だと判断ミスにもつながりなねない。だから基本的に業務はやらなくていい。業務をやっているのは緊急事態の証だ。基本は他に委託してしまえばいい。業務は誰かに任せてしまうのだ。部下や後輩が多ければ多いほど委託をする力が必要になる。意思決定や統制する立場であるなら「最終手段、俺」の考えを持つ。それがマネジメントの基本だ。他に任せるときは70%程度の完成度でいいと余裕を持たせる。あえて言う必要はないが、判断基準や委託するときに思い出すようにする。どれをどのくらい誰に託すか。身の回りの業務を他に任せられるようになればフリーで動ける。定型業務は場合によっては足枷になる。誰かに託して動くタイミングで適切に動く。そうなれば活動範囲を広げられる。様々なキャラと動くアクションゲームをイメージすればいい。他人は、決められた通りにしか動けない。そう思っておく。過度な期待は禁物だ。期待していても失望するだけ。だったら、最低限の見込みだけ把握しておく。最低限これだけ出来るというものを任せてみる。無理なく続けられる業務を託してみる。それ以外のところは自らコントロールする。最低限以上を任せるときは、助力程度に業務を振ってみる。完成度40%くらいの期待値で任せてみる。業務の幅を広げる。必要最低限以上にやることが多いことを認知してもらう。最低限しか出来ないのにドヤ顔していても恥を晒すだけだ。部下は貪欲に業務に取り組む。上司の業務を奪うつもりでドンドン業務を吸収していく。上司に業務をさせないよう取り組む。上司をフリーにして考える時間を与えるんだ。上司はサボっていてもいい。そう考えて業務を覚えて増やしていけば、仕事の全体像が見えてくる。何をすべきか自ずと分かるようになる。だから部下は貪欲に業務を吸収していくんだ。上司が意思決定者ならなおさらだ。意思決定者をフリーにする。意思決定者に業務をやらせない。考える時間を与えるんだ。そうすることで、組織として適切な判断が出来る可能性が増す。意思決定者の裁量によるところだが、考える時間さえあれば少なくとも何かしらアクションを仕掛けるだろう。意思決定者は余裕を持たせる采配をする。従事者は貪欲に業務を吸収する。そうなれば組織として機能するだろう。 【伝える者しだいで変わる印象】 ワールドトリガーで好きなシーンの一つ。 こうなった経緯は以下の通り。 …頭がキレるが高圧的な感じがする二宮さんとサバサバと大雑把に指揮を取る諏訪さん。年齢順で諏訪さんが指揮ることになったが、結局は二宮さんに意見を求める。パッと見た感じは茶番にしか見えないが、これは発言者が誰になるかで印象が大きく変わる好例である。この場合は諏訪さんが指揮を取って意見は二宮さんが言う状態になる。二宮さんが参謀的な立ち位置になったことで、加古さんは「ムカつかない」と言う。誰が発言するかで印象は大きく変わる。これは一般的な社会でも言える。誰が言うかにより、たとえ同じ内容だとしても伝わり方が大きく変わる。誰が伝えるか。どんな伝え方をするのか。伝える印象によって捉え方も変わってくる。スムーズに伝われば各々が円滑に動ける。伝達や共有には工夫がいる。ただ伝えただけでは伝わるとは限らない。相手がやらされ仕事しかしない意欲が低い者であれば尚更だろう。伝えなければ伝わらない。伝えたとしても伝わるとは限らない。伝え方を工夫して漸(ようや)く伝わる可能性が増す。そのくらいの気構えで伝える。そうすれば、伝えても伝わってなかった際に失望することは減るだろう。意欲が低い奴の扱いはやっかいだ。伝えても聞いてないと突っぱねてくる時もある。ある意味そうだ。本人が聞く意思が無いと頭に入らないからだ。だから伝えた記録を残しておく。言い訳出来ないよう逃げ道を塞ぐ。仕事中は半ば強制でもいい。後々トラブルになって無用な処理になるくらいなら、多少手間でも共有を確実に行って皆で完璧に処理したほうがいい。その方が賢明だ。無駄な茶番を繰り返すくらいだったら、伝え方を工夫して一人一人に責任持たせた方がいい。各々が判断能力と責任感を身に付けるまでは記録を残して共有する。皆が判断能力と責任感を身に付けて初めて口頭共有が可能になる。一言二言で共有して皆で対処出来るようになる。また、影響力がある人に伝えてもらう手段もある。他力本願になるのであまりやりたくないが、自分一人では難しいと判断した場合に頼む場合もある。ま、基本的には自ら伝えて共有させて皆で動かすよう促すのが良い。基本は自力本願でいきたい。だから、日々伝え方を工夫する。そして信頼を蓄積する。この人に聞けば間違いない。そう思ってもらえるならスムーズに事は進む。日頃の行い次第だ。信頼されているなら従う。影響力があれば動くようになる。これは日頃の行い次第で変わってくる。自分はどのように見られているか。たとえ影で不満や悪口を言われようとも、表面上だけでもやるべきことをやってくれればそれで良い。嘘付かれると困るけどね。やってないのにやっていると言う。裏取りするとやってない。そうやって信頼や期待を失っていく。正直に素直にやるべきことをやっていれば自ずと信頼は構築されていくんだ。当たり前のことを当たり前にやる。そうやって信頼を得る。信頼を得た上で、伝え方にも気を配る。人は表面上しか見ない。その言動にある意図を汲み取る人は少ないと思っておく。過度な期待はしない。人はテレパシーを使えない。だから伝え方を工夫する。嘗められても構わない。やるべきことをやっていたら生意気になってもいい。ただ、当たり前のことを当たり前にやるやるのが条件だ。表面上の言動や態度で判断すればいい。勘繰りはしない。保身のための無駄な行為だ。俺は相手の自由を尊重する。自由に立ち振る舞えばいい。そこからどんな人物か判断する。だいたい、自分自身の事をしっかり理解している人も少ない。何となくの曖昧なイメージ像しか持ち合わせていないのだ。だったら相手をよく観察する。観察した上で特徴や思考に癖などを把握する。相手を知った上で伝え方を工夫する。その伝達で物事が上手く運ぶならそれでいい。事が上手く運べば信頼も自ずと付いてくる。日頃の行いが大事なんだ。きっちりやっていれば信頼は自ずと蓄積されていく。こうしてチームとして機能していくんだ。その為には、日頃から自分自身が自ら信頼を得る言動をすることだ。それを手本として示し続ければいい。俺が示す手本に影響を受けるかは相手の意思による。手本に気付くか興味が無いか。それを選ぶのも相手の自由だ。俺は相手の自由を尊重する。自由に選んで言動に表れたら、それを観察した上で扱い方を工夫する。伝わる伝わらないは大した問題じゃないんだ。どちらにしても接し方と扱い方を工夫していくんだ。 【"ワールドトリガー"上記シーンの掲載巻】 ワールドトリガー 15【電子書籍】[ 葦原大介 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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・意志決定者はサボっていてもいい。いざというときに動いてくれればいい。
・意思決定者は基本フリーでなければならない。業務と並行していて余裕が無い状態だと判断ミスにもつながりなねない。 ・だから基本的に業務はやらなくていい。業務をやっているのは緊急事態の証だ。基本は他に委託してしまえばいい。業務は誰かに任せてしまうのだ。 ・部下や後輩が多ければ多いほど委託をする力が必要になる。意思決定や統制する立場であるなら「最終手段、俺」の考えを持つ。それがマネジメントの基本だ。 ・他に任せるときは70%程度の完成度でいいと余裕を持たせる。委託するときに思い出すようにする。 ・どれをどのくらい誰に託すか。身の回りの業務を他に任せられるようになればフリーで動ける。 ・定型業務は足枷になる。誰かに託して動くタイミングで適切に動く。そうなれば活動範囲を広げられる。 ・様々なキャラと動くアクションゲームをイメージすればいい。 ・他人は決められた通りにしか動けない。そう思っておく。過度な期待は禁物だ。期待していても失望するだけ。だったら、最低限の見込みだけ把握しておく。 ・最低限これだけ出来るというものを任せてみる。無理なく続けられる業務を託してみる。それ以外のところは自らコントロールする。 ・最低限以上を任せるときは、助力程度に業務を振ってみる。完成度40%くらいの期待値で任せてみる。 ・業務の幅を広げる。必要最低限以上にやることが多いことを認知してもらう。最低限しか出来ないのにドヤ顔していても恥を晒すだけだ。 ・部下は貪欲に業務に取り組む。上司の業務を奪うつもりでドンドン業務を吸収していく。 ・上司に業務をさせないよう取り組む。上司をフリーにして考える時間を与えるんだ。 ・上司はサボっていてもいい。そう考えて業務を覚えて増やしていけば、仕事の全体像が見えてくる。 ・何をすべきか自ずと分かるようになる。だから部下は貪欲に業務を吸収していくんだ。上司が意思決定者ならなおさらだ。 ・意思決定者をフリーにする。意思決定者に業務をやらせない。考える時間を与えるんだ。 ・そうすることで、組織として適切な判断が出来る可能性が増す。 ・意思決定者の裁量によるところだが、考える時間さえあれば少なくとも何かしらアクションを仕掛けるだろう。 ・意思決定者は余裕を持たせる采配をする。従事者は貪欲に業務を吸収する。そうなれば組織として機能するだろう。 (2022.07.05 08:10:21)
・誰が発言するかで印象は大きく変わる。
・誰が言うかにより、たとえ同じ内容だとしても伝わり方が大きく変わる。 ・誰が伝えるか。どんな伝え方をするのか。伝える印象によって捉え方も変わってくる。 ・スムーズに伝われば各々が円滑に動ける。伝達や共有には工夫がいる。 ・ただ伝えただけでは伝わるとは限らない。相手がやらされ仕事しかしない意欲が低い者であれば尚更だろう。 ・伝えなければ伝わらない。伝えたとしても伝わるとは限らない。伝え方を工夫して漸く伝わる可能性が増す。そのくらいの気構えで伝える。 ・そうすれば、伝えても伝わってなかった際に失望することは減るだろう。 ・意欲が低い奴の扱いはやっかいだ。伝えても聞いてないと突っぱねてくる時もある。ある意味そうだ。本人が聞く意思が無いと頭に入らないからだ。 ・だから伝えた記録を残しておく。言い訳出来ないよう逃げ道を塞ぐ。仕事中は半ば強制でもいい。後々トラブルになって無用な処理になるくらいなら、多少手間でも共有を確実に行って皆で完璧に処理したほうがいい。 ・無駄な茶番を繰り返すくらいだったら、伝え方を工夫して一人一人に責任持たせた方がいい。 ・各々が判断能力と責任感を身に付けるまでは記録を残して共有する。皆が判断能力と責任感を身に付けて初めて口頭共有が可能になる。一言二言で共有して皆で対処出来るようになる。 ・また、影響力がある人に伝えてもらう手段もある。他力本願になるのであまりやりたくないが、自分一人では難しいと判断した場合に頼む場合もある。 ・基本的には自ら伝えて共有させて皆で動かすよう促すのが良い。基本は自力本願でいきたい。だから日々伝え方を工夫する。そして信頼を蓄積する。 ・この人に聞けば間違いない。そう思ってもらえるならスムーズに事は進む。日頃の行い次第だ。信頼されているなら従う。影響力があれば動くようになる。 ・自分はどのように見られているか。たとえ影で不満や悪口を言われようとも、表面上だけでもやるべきことをやってくれればそれで良い。 ・嘘付かれるのは困る。やってないのにやっていると言う。裏取りするとやってない。そうやって信頼や期待を失っていく。 ・正直に素直にやるべきことをやっていれば自ずと信頼は構築されていくんだ。当たり前のことを当たり前にやる。そうやって信頼を得る。 ・信頼を得た上で、伝え方にも気を配る。人は表面上しか見ない。その言動にある意図を汲み取る人は少ないと思っておく。 ・過度な期待はしない。人はテレパシーを使えない。だから伝え方を工夫する。 ・嘗められても構わない。やるべきことをやっていたら生意気になってもいい。ただ、当たり前のことを当たり前にやるやるのが条件だ。 ・表面上の言動や態度で判断すればいい。勘繰りはしない。保身のための無駄な行為だ。 ・相手の自由を尊重する。自由に立ち振る舞えばいい。そこからどんな人物か判断する。 ・自分自身の事をしっかり理解している人は少ない。何となくの曖昧なイメージ像しか持ち合わせていない。だったら相手をよく観察する。 ・観察した上で特徴や思考に癖などを把握する。相手を知った上で伝え方を工夫する。 ・その伝達で物事が上手く運ぶならそれでいい。事が上手く運べば信頼も自ずと付いてくる。 ・日頃の行いが大事。きっちりやっていれば信頼は自ずと蓄積されていく。こうしてチームとして機能していく。 ・その為には、日頃から自分自身が自ら信頼を得る言動をすることだ。それを手本として示し続ければいい。 ・自ら示す手本に影響を受けるかは相手の意思による。手本に気付くか興味が無いか。それを選ぶのも相手の自由だ。 ・俺は相手の自由を尊重する。自由に選んで言動に表れたら、それを観察した上で扱い方を工夫する。 ・伝わる伝わらないは大した問題じゃない。どちらにしても接し方と扱い方を工夫していくんだ。 (2022.07.05 08:18:07) |