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カテゴリ:オーガニックな話題
「今年の誕生日祝いに何が欲しい?」とお姑から尋ねられて、 「今あるウールの反物で単の着物を仕立てて欲しい」とお願いしました。 お姑は以前にも書きましたが、和裁の先生でもあり、洋裁・和裁、着付けと 忙しくしています。 義母に仕立ててもらった着物が今日到着しました。 お姑はしきりに遅れて謝ってましたが元から私が反物を送るのが 遅かったのですから。それでも仕立てに1週間かかってないと思います。 早い早い! 嬉しくってさっそく手持ちの帯をあてて楽しみました。 この時間が一番楽しいんですよねぇ。 2枚目がぼやけました、この2枚目の帯こそ私の宝物です。 あの地震災害のあった小千谷地方の小千谷紬です。 あの災害のあとすぐに懇意にしている京都の呉服屋さんから 連絡があり、「小千谷紬のしつけ付きの帯の出物があるけど」との 事で画像を見ると一目惚れ状態でした。 新古品ですからとても安くしていただきましたが 私にはやはりすっごい高額で… 実家の会社のアルバイトをたくさんするという事で、 「和服好きな貴女のことだから」って… 少し援助してもらいました。両親には頭が上がりません。 そんなに高額なのに小千谷紬はどうしても普段着なわけで こんな贅沢な帯はないなぁ…と思っています。 小千谷紬はやはりあの地震でかなり痛手を受け、今後生産量は 相当減る、と言われたのでそれもあって無理をしました。 私の大切な帯の一つです。 ******************************** 思い出話はさておき、さらに驚くべき事に、 義母のお気に入りだった帯が同梱されていました! うれしぃ~~~♪ 実家の母はすごく古典的な良家の奥様的な柄が好きで私とは好みが違っています。 増して、私は普段着る着物はほとんど紬で、柔らか物でも縞が圧倒的に多いです。 母の用意してくれた御所車や花々を散りばめた綸子の着物は私は実は ちょっと落ち着かないです(笑) お姑はモダン好みで、粋好みな私の好みにはかなり近いものがあります。 ただ、この帯はやはり柔らかものではないと合わない帯です。 で、その帯と手持ちの訪問着を合わせてみました。 帯の方が強いかとも思いましたが意外と大丈夫。 これは大切なお出かけ用にとっておこうと思います。 普段はやはりつむぎやウールで気軽に和服生活をしたいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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