オリーハウス　　

やっと木造アパートと鉄骨のマンションの方は
フロアー全ての物の撤去も終わり、アスベスト除去も終了。
やっとこれから解体が始まります。

さて、問題の母屋の方ですが…
ここのところ、毎日のように父の住んでいる区の清掃事務所から
連絡が入ります…そのたびにビクビクなのです。

「今朝、そちらで資源ごみを大量に出されましたか？
係りの職員が収集できないとの事で帰ってきてるんですが…
ここのところ、そちらで何かお引越しですか？」って。

そのたびに謝り、業者さんを紹介していただき、
今では家庭ごみ、資源ごみ、粗大ゴミ…
何でも大量に引き取って下さる業者さんを知っており、
ミニゴミ博士になりつつありますよ、ほほほほ。

何しろ７年ぐらい暮らしてない三階建ての家に
父は倉庫がわりに何でも置いておいたようで、
出るゴミの量がハンパじゃなくて…
先日は可燃、不燃のゴミ袋６０袋を処理していただきました。
でもまだこれから、と言う感じですよ、全く。

私から見れば、何てことない新聞紙とか…のかたまりなのに
本人曰く、スクラップしたいものがあるので絶対に破棄しないで…
と言うんですよねぇ…
で、「ここにあるものは全部捨てます。見たいのなら図書館で
年月日を言えば出してくれるからそこで見て…」と説得して
しぶしぶ納得…やっと４年間分ぐらいの新聞紙も捨てられる…という
こんな状況で、私、今から認知症の人のケアの講習を受けているような
毎日なんですよね。これもいずれ役立つ日が来るでしょうし、
無駄ではないでしょう。

以前は私が戦車のように押しかけては
父のお尻を叩いて片付けてもらってましたが、
観念したらしく、最近は自主的に片付け始めました。

時々私の子供の頃に読んだ童話などが束ねて
出してあるのを見ると「あら、パパ、よくこれを
捨てる気持ちになってくれたものだわ…」等と感心しています。

樹木も伸び放題で、東京の都心だというのに、
実家の周りだけ猛烈に緑に溢れていて（汗）
びわだのゆずやさるすべりなど、二階の高さを越えてますから…
お隣のマンションなんかはこの木々を借景しているらしいですね。
でも道路の半分以上に葉っぱが茂りすぎるのはどうなのか…
と父を説得し、やっと枝を切らせてもらったりしています。

で、画像は切り取った枝の中でローレルだけは使えるので
持ち帰ってきたものです。

こういうの、半年ぐらい続くのかしらねぇ…
床は何だか土っぽくてざらざらしてます。

７年ほど前はコリー犬を室内で飼っており
その犬の体高のところの壁面が皆、一様に
どす黒く汚れてる…

ううむぅ…これらもいずれリフォームかしらねぇ…
長く遠い道のりだけれど、
父が生きているうちにこの「ミニゴミ屋敷」を
整理する気になってくれて本当に良かったと思ってます。
私と弟は実はあきらめてたので、父がいなくなったら
二人で業者を呼んで処分しましょ、という事になってたんです。

テレビで取材されるゴミ屋敷と違って
実家はモダンな注文のコンクリート打ちっぱなしの
デザイナー建築のビルだけにしゃれていて、
さらにビルをツタが緑色に覆っていて結構きれいなんです。

さらに外にゴミを積み上げていないのでちょっと見は
わからないんですよねぇ。
小さい頃は雑誌などに我が家が載ったりしてました。

私を含めて一族で見栄っ張りですからぁ…（爆）

とにかく、あきらめずに説得、清掃し続けるのが
今の私のミッション！　ぜ～～ったいに成し遂げるのだぁ！


旦那さまのお得意先の方から届いたウドの画像。
この下に、さらに取り立てのアスパラガスがゾロゾロ！
幸せなひと時です

実家で大掃除をしてきて、帰宅して自分の小さな小さな
マンションの部屋の掃除をするのすら、いやになるほど、
疲れちゃうのよねぇ…
でもあきらめない…とにかく体力勝負です