2007/11/04(日)14:10
郡山から東京、日帰りの旅
おとといは、郡山市出身の作曲家の【湯浅譲二展】が郡山市立美術館で
11/3から開催されるのに先がけて、関係者が招かれて内覧会が開かれました。
知り合いのプロデューサーとバスで行くと決めて、朝8時に新宿を出ました。
午後3時から内覧会。
湯浅譲二氏は一般の方にはそれほど知られていないかもしれませんが、
NHK大河ドラマの音楽も書いているし、
篠田正浩監督の「梟の城」の音楽も実は湯浅氏が書いています、
というくらい、日本の現代音楽のパイオニアです。
ずうっとカリフォルニアの大学で教鞭を取られて来ましたし、
彼の日本の音楽界に残した功績は非常に大きなものがあります。
御年77歳。ずっとお元気でいて戴きたい作曲家です。
今回は日本では珍しい、美術館での音楽家の展覧会と言うことで、
楽譜がたくさん展示されたので私はそれが楽しみでした。
会場入りすると、サントリー財団のプロデューサーや、
東京オペラシティのプロデューサーなど、大変なVIPが多く、
華やかな雰囲気の会場でした。
東京との温度差を考え、革のジャケットを着ていきましたが本当に寒かった…
帰宅は11時半。やはり歩き通し、立ち通しだったせいか、
疲れました。
翌日は朝家をでて、今度は舞浜のホテルであるセレモニーで演奏の仕事。
異常に混んでるなぁ…と思ったら…そうでした。
文化の日で休日だったのね。
仕事も無事終わり、悩みに悩んだ末、イクスピアリでレイトショー
(映画)を見る事にしました。
それまでの空き時間3時間弱を利用して、次の締切りの子供の合唱曲を
ほぼ書き上げてしまおう!と思ったから。
自宅に帰ると、きっと掃除したり色々に追われて絶対作曲できない~!と
わかっていたので、あえて強行作戦に出ました。
できるだけ静かな場所、コーヒーショップなど探し、五線紙と鉛筆で
しばし、しゃかしゃか、書いてました。
で、映画を見る前にはほぼ、メロディーラインが3番の歌詞まで出来上がり、
ほっとして映画を見ました
ニコル・キッドマンと、ダニエル・クレイグ(新ジェームスボンドね)主演の
「インベーション」を見ました。
ダニエルは今回全く脱ぎませんでしたし、
ベッドシーンもなし(笑)でもすごくスリル溢れてドキドキでしたよ。
見終わって10時半、だんなさまからメールが。
自宅から舞浜まで車で迎えに来てくれていました。
なんというご褒美!「疲れてるんじゃないかと思って…」って…
こういう時、本当に感謝してしまいますね、家族に。
今日は合唱曲のメロディラインにピアノ伴奏をつけて楽譜にする作業ですが、
オリジナルメロディが出来上がってしまいましたから、気持ちはすごく楽。
もう、新たに何かを生み出さなくて良いからです。
これの締切りは10日過ぎ。まだゆとりがあります。
はっげし~~い週末でしたが、
明日から本格的に布ナプを縫うことになります。
縫いあがったらお待ちの皆さまにご連絡しますね。