2008/05/11(日)00:21
もう一日生き延びています(みう危篤三日目)
(↑まだ3歳ごろのみうの画像です)
危篤から三日目。
今日も朝、治療器を携えて出かけると、みうは生きていました(ホッ)
全身を触ると…体温が温かく戻っています。耳も足も…
被毛もふわっと戻ってきていました。
今朝の時点で体温は38度だそうで、これは普段のみうの体温にほとんど近いです。
昨日の氷のような体温からは戻ってくれました。
病院側の説明ではやはり状況は好転しているわけではなく、
でも何とかキープしている状態でした。
私の治療器はすっかり定着してしまい、
違和感なく皆さんが受け入れて下さっているようです
(というか、末期の動物だから好きにさせてあげよう、
という事かもしれませんが)
今日は思い切って背中の部分(肺の後ろあたり)をヘアカットしてしまいました。
それから、下腹部5分。胸10分。そして背中の肺の後ろに25分!と合計40分!
長時間がんばってレーザーを当ててやりました。
人間でも1時間近く当てるとすぐには起き上がれずにクラクラっと来ます。
猛烈に全身から体力を奪うからです。その奪われた体力は
自然治癒力として蓄積されて今度は体内のその患部を治しに行くのです。
この40分という照射時間は小動物には相当な負担でしょう。
でも危篤の場合は1時間以上照射する事もままある、この治療器。
今活躍しなくていつするの?と思っています。
息はまだあえぐ状態。でも苦しくて目が開きっぱなしだったみうが
今日、背中にレーザーを当てている間、初めて目を閉じました。
この子は気持ち良い時は目を閉じます。
元からこの可視総合光線治療器、元気だったころから
ストーブとかと勘違いしていて、あたるのが大好きだったみう。
しょっちゅう私の治療の時間に自分の黒い顔面を当てて
治療の邪魔をしていました。
目を閉じてくれただけでもとても嬉しかったです。
その間も「みう」と声をかけると尻尾をパタパタっと動かして反応してくれます。
視線もどこを見ているのかわからなかったのに
今日は私をじっと見上げました。(ハァハァしながらなのが痛々しい…)
私はこれで今日は夜まで仕事に出かけねばなりませんでした。
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夕方、面会ぎりぎりに旦那さまが間に合ったようで
みうに会えたそうです。昨日、彼は仕事が立て込み抜け出せなかったため
今日は最後のお別れの挨拶をしにみうに面会に行ったそう。
「お座りしたんだよ。あいつ。死相が出てなくてね…
まして全身あったかかったよ。
なんだか、どうしても死ぬとは思えない。苦しそうな状況なのにね、
で、思わず『明日はママが来るからね、心配ないよ』って言って帰って来た」
と言っていました。
夕方も先生方のお話は、絶望的な状況から一つも抜けてない…
というご説明なのは変わりなかったそうです。
それでもあの子の体力の底力を使ってあの子は生きています。
全身氷のようにひやっとした体温が戻ったのは本当に驚きだったし、
さらにぐったり首もあげられなかったみうが
お座りをした????もう不思議だらけ…です。
でも数値的には危篤…なんですよね…
点滴に栄養分を入れると詰まって死にいたるので
水分しか入れられないそうです。
確実に栄養が足りてない状態になっていっています。
あとはみうが自力で口から食物を食べてくれれば
一抹の望みがあるらしいのですが、全然食欲がありません。
あれほどあえいでいたら、食べ物がのどを通らないと、
私でも思います。
それでも頑張って死の宣告から3日目を生き延びています。
それは、やはりみうが生きていたいのだろうなぁ…
としか思えません。
とにかく肺から水さえ引いてくれれば呼吸が楽になり、
家に連れ帰れます。
そうしたら静かに最後を家で過ごさせてやれます…
心からそう願っています。
明日も朝、面会とレーザー照射治療です♪
あり得ないけど奇跡を願って…