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2017.08.07
テーマ：ヨーロッパ旅行(4168)
カテゴリ：旅
仕事でスイスに行きます。
残念ながらすべての渡瑞は、100%仕事なので 観光をしている暇は無く、長らくジュネーブと 東京を往復するだけでした  技術職なので会議の内容は予めdraftを 共有しており、その場で意思決定できる 平易な内容では無いことがほとんどです。 そのため、webカンファレンスでも十分 だと思いますが、慣行的に対面会議が 必須とされており、 はっきり言うと時間の無駄です  簡単な決議をする会議では、シャルルドゴールでの トランジット待ち時間より短時間の会議しかしない ときもあり、さすがに付き合いきれません・・ しかし、あるとき現地で集まった 同じような境遇の日本人たちと 『せっかくなんだから、観光しようか？』 という話になりました。 これは驚きの展開でした  いつもランチで行くジュネーブのフォンデュ屋で、 ついつい飲んでしまったビールと フォンデュに強烈に含まれるワインの 後押しがあったようにも思います。 しかし、せっかくなのでGenevaオフィスの 現地メンバに手助けしてもらい、 スイスらしい楽しさを追求するプランを 立案しました。 その調査過程では、1dayゾーン券を重複して 買って損をしたり、ゾーン券は鉄道も トラムも乗れることやスイスパスなら遊覧船や ミュージアムまで入れることを学んだり、 はたまた、スイスパスに不連続券（フレックス） があることを知らず損したり、 数多の失敗を繰り返しました。 いい思い出です 失敗のたび、確実に計画は洗練されていきました  ジャパニーズ・サラリーマン戦士の思考にしては、 画期的な決断と実行力でした  とはいっても、今思うと極めてレアケースが 重なって実行できただけで、 昨年はすこぶる繁忙につき、滞在期間も 短くなり、レマン湖畔の遊歩道を 歩くこと位しかできませんでした。 更に今年はアジア圏の業務が繁忙になり、 欧州での仕事は全く時間がとれませんでした  振り返ってみますと、やはりものすごく レアタイミングだったのだと思います こういう事に、二度は無いのかもしれません。 やらずに後悔することが無くて良かったです。 天気に恵まれたこともあって、我ながら 一生の記憶に残る、 ものすごく楽しいプランでした できるなら、死ぬまでに子供達や学生時代の友達と また楽しく行きたいです  最近、当時のメンバから 『また近々スイスの観光をしよう』 という話が浮上しました。 自分の現況は忙殺状態のため、アテンド出来るか 不明ですが、記録化の意味も込め、 友人たちと行く、選りすぐりのスイス観光プランを 残したいと思います。 長くなりましたが、以下に記録を兼ねて綴ります・・・。 まずスイスの観光と言ったら、間違いなく山であると チーム内で一致しました。 ジュネーブからそう遠くない範囲で雄大な山・・・ マッターホルンにしましょう （登るのでは無く、マッターホルンを見よう、です） まず拠点を確保します。 ジュネーブは西端で街もごみごみしていますし、 ここ10年ほどで驚くほど治安が悪くなりました これは、本当に残念で悲しいことです。 モン-ブラン通りなどの大通りなら、 軽いノリで歩いていても大丈夫ですが、 薄暗くなってからのパキ地区以北～国連近辺 を歩くときは気を付けてください。 ※歩かないほうが良いと思います。 10年前のジュネーブとは危険度が格段に違い、 薄暗くない真昼間でも十分、危険です。 スイスがシェンゲンに入ってから、 西側は日に日に悪くなる一方です  Genevaオフィスのメンバも辟易していました。 自分は警戒心が高い方ですが、去年、信号待ちで 3人に囲まれました。 ピックポケットか鞄の強奪狙いなのが 分かったので、信号待ちでも立ち止まらず、 ”気づいて、警戒している”というそぶりをした ところ、去っていきました。 とはいえ、そういった輩と必要以上に目を 合わせて、けん制するのは危険です。 今回のケースは信号機で囲まれたので、 ひとの多い場所にさり気なく移動するとか、 歩みを止めないなどの策が良いと思います。 アジア人ですと、2人で行動していても 狙われますのでご注意ください。 また、ジュネーブから山方面に向かうには 交通の便が悪いですし、そもそもジュネーブは あまり景色が楽しめない都市です。  ところで、スイス人とフランス人とレマン湖を 見ていると、必ず 『スイス側がレマン湖の北側で本当にラッキー だった  この景色はスイス最大の誇りだ』というようなことを言います。 そして必ずフランス人がブーイングします しかし、それほどレマン湖北側からの景色は 絶景です。 湖と高山、それらに陽の光があたった景色は 涙が出るほど、美しいです。 まさしく、息をのむ美しさです。 自分は独りぼっちで見ることが多く、その点では 残念です 可能であれば、子供たちや大切な人と一緒に 見たい景色です 写真や動画では絶対に伝わらない感動が あると強く思います。  そもそも、ジュネーブは職場があるので嫌ですし、 早々に候補から外して次の候補を探すと 無難なのはローザンヌ辺りです。 ただ、湖畔に近いところが交通に不便なので 良い景色が優雅に楽しめません。 メトロに乗らないといけませんし、エビアンとの 連絡船もあって、朝夕がやけに混むので 暮らしづらいです また、ローザンヌは交通の要所 （Geneva、Bern、Zurich、Evian・・） になっていて、人々の往来が激しいです。 街は蚤の市やマルシェも多く、生活するには 便利ですが、せわしないので優雅な旅の拠点に 向きません、・・・却下です。 最終的に、ちょっと高級リゾート地になりますが、 優雅な湖畔が広がるモントルー にホテルを決め、スイス高山観光の拠点としました。 これはいまだにメンバ全員から賞賛の選択でした ホテル選びですが、モントルーにはそんなに たくさんのホテルがありません。 ”Grand Hotel Suisse Majestic”は華美で 有名ですが、湖畔に面していませんし、 実は高いわりに四つ星で設備が劣ります。 (唯一の利点は駅から近い点） ここは迷わず ”ROYAL PLAZA Montreux”です。 今でこそ22,000円で泊まれますが、自分が泊まった 2年前は4万円近くもした五つ星ホテルでした。 最近は楽天トラベルでも予約できます。 ちなみに楽天カードでいつも支払うのでポイントが 6％も付きます  一週間ほど泊まると10,000円ほどの楽天ポイントが つき、お土産代には十分です。 駅/ホテル/湖および知っておくと便利な スーパーマーケットの位置関係は以下です。 駅前のCOOPは小さいですが、必ず寄ると思います。  （☆マークは途中にあるコンビニです。 COOPは駅前ですが、Migrosの方は9号線の ガソリンスタンドに併設されています） Googleマップも貼りますね。 どうしてこんなにROYAL PLAZAをすすめる のかと言いますと、レマン湖畔の優雅な移り変わり を見るなら、ここしかないからです。 湖畔までふらっと歩いて50歩程度の距離です  こんな景色が普通に窓から何度でも見られます。   そして、ホテルの朝食は湖を見ながら外で食べられます。 （スズメがたくさん寄ってきますが） buffetスタイルで、何を食べても美味しいです。 そして、優雅です。 ※buffetですが、ネイティブでも北米の人、 イングランドの人、ドイツ・オランダの人で発音が 皆、バラバラです。 バァフェ～～イ、ブフェ～～イが多く耳にするパターン ですが、人によっては バフェ、バ～フェッ・・トゥという人もいます。 正直、何が正解か分かりません。 ただ、”ビュッフェ”とだけは言わないです。 自分が言うときは「連続で2回ちょっと違う発音」 で言う事にしています。 これは様々な国から集まる外国人との会議でよく 使う方法です。 mediaをミデェァとミィ～ディアなど、連続で別の 言い方をすると、かなりの確率で通じます。 地味におススメです。 発音を気にする外国人って少ない気がします。 北米ネイティブでも訛りが強くと別の言葉に聞こえます。 特に単語の混ざる（前の単語の終わりが次の単語の頭と 混ざる）タイミングが普段聞かないパターンだと、 何だか分からなくなります。  スズメ達です 可愛いのに獰猛ですぜんぜん、人に怯えず、机の真横まで 来て、食べ物を狙いに来ます。 席を離れるときはナプキンをかけないと 100%食べられちゃいます。  なお、是非やって欲しい、ちょっとした裏技 ですが、このホテルを予約する際、コメントに ”レイクビュー・ルーム"を 指定するといいです ※レイクビューが取れなかったら、系列ホテルの トスカーナ（向かい側にあります）に妥協しても いいかもしれません。 宿泊費がかなり抑えられます。（70%弱になる） バスタブは無く、シャワーのみの伝統的なヨーロピアン スタイルですが、エアコンは任意設定できるものが 備え付けられています。 朝食は道路を渡ってROYAL PLAZAまで歩いて行きます。  ROYALホテルは ・山側の部屋 ・下層階で景色ゼロの部屋 ・レイクビューの部屋 と3つに分かれています。（値段は一緒！） ちゃんと指定しないと、山側か下層階が アサインされます。 自分はそれで2回ほど、苦汁を飲みました なお、このホテルにはspaがあります。 ヨーロッパのspaは水着の着用が必須です。 お忘れなく。 ※spaは手前からスロープ式になっており、 一番奥側になると水深2m近いので お子さんと入る場合など、ご自身も含め ご注意ください。 びっくりするほど深いです もし水着を忘れた場合、モントルー駅の南側に ショッピング街があるので、そこで水着を買えばOKです。 さて、やっと宿の場所が決まったので、山までの 陸路（鉄道）を調べます。 4年ほど前から、便利なwebサイトがあります。 RAIL EUROPE（公式） これをスマホで調べれば、100%目的地に着けます このサイトは、時刻表と運賃を同時に調べられ、 日本でいうとY!乗換案内や駅すぱあと みたいな存在です。 スイスの鉄道はシンプルですが、種類を簡単に 知っておくと良いです。 スイス・ツアーズ（公式） ただ、運賃に関しては、さんざん調べた挙句、 やはり『スイストラベルパス・フレックス』が 無敵です。 スイス政府観光局（公式） 2等車両が”任意の”3日間使えるトラベルパスです。 248CHF（スイスフラン）／日本円で28,270円 と、決して安く無いです。 ※2年前は239CHFでした。 しかし、マッターホルンを見ようと、モントルーから ツェルマットに向かい、ゴルナグラート山岳鉄道を 使って行く場合、往復で電車賃が27,500円ほど かかります スイスの物価や公共交通網の高さは欧州一ですから、 とにもかくにもお金がかかります。 やっぱり、トラベルパスが有効です。 モントルーの駅でもジュネーブの駅でも 窓口で買えます。（パスポートの提示が必要です） ”トラベルパス フレックス セカンドクラス スリーデイズ プリーズ” でいけます  （アダルト、は言う必要がありそうな人だけどうぞ） 相手の駅員さんが親切な人だと”フレックス？” とか聞いてくるかもしれません。 フレックスじゃないほうが安いからです。 もちろん旅程が連続した3日間の場合は、 フレックスじゃない方がいいです。 ただ、ベストな天候の方が山登りには適して いると思いますので、任意の日に使えるように した方が良いかな、と思います。 【スイス トラベルパス フレックス 大人（任意の３日間） 2等車】  ・モントルー駅で購入（2015/6/16） → 任意の3日間は2015/6/16 － 2015/7/15までの間 ・乗車時に車掌さんが来ると、パンチと使用日の記入をします。 ・このパスを購入すると、使用可能な一覧の地図をくれます。 さて、実際に行った時を思い出しつつ、 やっと本題のモデルプランです。 ※時期は夏です。自分は6月下旬に行きました。 7:00 ホテルで朝食 ※ここで昼食までのおやつとして、 電車の中で食べる目的で、ホテルの朝食buffetから パンとチーズを持ち出すのがおすすめです。 こんな事で五つ星ホテルは咎めないので大丈夫です ホテル発 7:30 ↓歩10分 モントルー駅7:40  ↓ フィスプ乗り換え  ↓ ツェルマット駅10:10ごろ ↓歩5分 ツェルマット駅（ゴルナグラート鉄道）10:48 ※スイスパスの適用が『半額』でしたので、 パスを見せて、半分を窓口で支払います。（往復43CHF）  山岳鉄道なので、もの凄い急斜面を走ります。 車窓の景色もめくるめく変わっていくので ワクワク感が半端じゃないです   Rotenboden駅で降りて登山する人が 凄く多いです。 （かなり急坂のため、体力使います）   見たこともない景色になってきます。  山頂が目の前です。 神々しいです・・  ↓ ゴルナグラート駅 11:30ごろ  ↓ <<展望台でおひるごはん>> buffetスタイルで、好きなものをお盆に乗せて、 レジで会計するスタイルです。 ↓ <<標高3,100ｍからの眺望を堪能 氷河＆マッターホルン>> 氷河というものを人生で初めて見ました 溜息が零れます。  展望台より、さらに上に歩いていけます。 ここの景色は間違いなく最高です。 （仮にマッターホルンが見えなかったとしても！）  マッターホルンにかかる雲が どいてくれませんでした。 次にまた来て見てやるぞ！という気持ちになります ↓ 徒歩で下山します。 初めは、砂利道です。 もう一つ下の駅から歩く人も多いですが、 個人的には、高ければ高いほど、歩いているとき 周囲に見渡す景色が雄大で感動的です。  また、高山植物も可憐でいいです。   しばらく歩くと、なんとなく道らしいものが 見えてきます。  （先を歩く日本人のおじいちゃんが「おーい！」の図 ）3,100メートルにも及ぶ山から自力で下山 するだけでもワクワクするのに、周りを見渡すと、 息をのむように美しく広大で輝いています < すぐそばを走るゴルナグラート鉄道に手を振って みると・・・  皆さん、ノリノリで応えてくれます こういう修学旅行みたいなノリも実に楽しいです 終始、楽しくて仕方ない下山でした。 このような雄大な大自然の前では老若男女問わず、 ワクワクしますよね。絶対 こんな貴重な空間を電車で下山したら、 もったいないと思います！ 道はあるようで無いので、自分で好きなルートを 歩けばいいです。 途中で気になる場所があったら、そっち方面に歩けば、 いつかたどり着けますし、何か発見があります。 この時は、湖っぽいのが見えたので、そちらに 寄ってみました。  雪解け水の水たまりみたいですが、冷たく、 とても澄んでいました。  真夏でも雪が残っていたり、雪解け水が湿地帯 みたいなのを作っていたりします。 革靴でも大丈夫でしたが、底まで革で出来ている ようなフォーマル靴は厳しいと思います。 運動靴に近い革靴が良いです。 (asicsのRUNWALKとか） 寄り道しながら2駅分下山して、徒歩60分ほどでした。 スイスの山を肌で感じられるこの上ない最高の シチュエーションでした ※途中にトイレはありませんので頂上で しっかり済ませてからにしてください。 頂上のbuffetではアルコールも選べますが、 飲酒後の歩行は危険ですのでやめるべきと思います。 なお、2駅分下山と書きましたが、一緒にいった メンバーのうち、半分は1駅下りたところで電車に 乗っていました。 体力や体調に合わせて、調整したら良いと思います ↓ リッフェルベルク駅（ゴルナグラート鉄道）14:00  ↓ ツェルマット駅（ゴルナグラート鉄道）14:20  ↓ <<ツェルマット観光>> お土産屋さんだらけです 街並みは、自分の描いている「スイス」 に一番近いものでした 牧歌的で、陽気で親しみのある木造建築物に囲まれ、 街中を歩き回るだけでも楽しいところです。  走っている車は、内燃機関を使わず、全て電気か 馬を動力源にして環境保護に努めています。  自分がお気に入りのお土産屋さんですが、 BAYARDというスポーツ店です。  駅から出てメインストリートを歩いて数分です。 BAYARD zermatt(公式） サイズの展開も幅広く、他ではあまり見ないクールな 色使いがとても好きです。  気に入って2年間ほど、着まくっていますが、 色落ちやへたりも無く、しっかりしてます。 25CHF（約3,000円）なので、スイス観光地価格 としてはかなり安いです。 ↓ ツェルマット駅16:00ごろ そろそろ帰宅の時間です。 ターミナルなのでゆっくり席を選んで 皆で揃って帰りました。  ↓ モントルー駅18:30ごろ ↓ <<晩ご飯>> モントルーのどこかで適当に。 ↓ ホテル着20:00 山を見るだけのツアーではなく、 3,000ｍ以上の山を自分の足と意思で歩き回り、 下山したのがとても良かったです 道中もずっと雄大な山々に360°囲まれ、 この解放感は人生で味わったことがないものでした。 スイスの電源プラグはCとSEが混在しており、 ほとんど同じに見えますが、実際は径が かなり違います（SE ＞ C) 両方持っていく方が絶対に良いです。 その際、マルチタップをセットで持っていくと、 何かと便利です。  電気が来ているか一目でわかるので、 光る奴はけっこう便利で重宝します。   ポイント10倍 ひだまり極 上下セット「発熱ソックスおまけ付」即納 山登り 登山 キャンプ スキー スノボー スノーボード アンダーウェア 登山肌着 防寒 肌着 冷凍 冷蔵 作業着 冬山 雪山ひだまり極上下セット 紳士(メンズ) 婦人レディース S M L LL 丸一日使える電池スペックのWi-Fiが あると長時間の外出でも安心です。  【お買い物マラソンWキャンペーン対象】通常プラン 4泊5日プラン 1日あたり660円 高速4G-LTE 海外WiFi ルーター pocket wifi wi-fi ポケットwifi ワイファイ globalwifi グローバルwifi 【レンタル】 便利グッズ レンタルwifi レンタルwi−fi 【店頭受取対応商品】 ウォシュレットが普及していないので、 持参する方が良いです。 これは予圧を掛けて、握力を使わないので 電池不使用でも使いやすいです。  加圧式シャワーウォッシュ FUJISHO 富士商 通販 携帯用洗浄機 おしり洗浄機 加圧式 シャワーウォッシュ 携帯 携帯用 コンパクト 電池不要 手動加圧式 災害 防災用品 介護 外出先 旅行 収納袋付き 携帯シャワー 簡易トイレ ウォシュレット おしり洗浄器 持ち運び 手動 楽天トラベルは欧州でも十分便利につかえます。 楽天ポイントも5%～付くので、とてもお得です。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2019.03.02 09:12:53
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