今日でバンコクMBKの東急が閉店なので見てきました

2021.01.31

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テーマ：タイ(3305)

カテゴリ：旅

バンコクのMBK(マーブンクロンセンター）という

ビルに東急百貨店が併設されていますが、

本日を境に閉店してしまいます

タイへの進出は1985年～でしたので35年という

長い歴史でした。

東急百貨店は2年前、シーナカリンにある

｢バンコク東急百貨店パラダイスパーク店」を

閉店しており、MBKを最後にタイから完全撤退

することで海外展開していた百貨店が全てなくなり、

海外事業からも撤退ということになります。

昨年8月にもセントラルワールドの伊勢丹が

閉店したばかりですが、コロナの影響は非常に

大きいものがあります・・

これで残る日系デパートはアイコンサイアムの

高島屋だけとなってしまいました。

こちらはまだ出来て2年ちょっとですし、

アイコンサイアムは飛ぶ鳥も落とす勢いで

集客力がもの凄いため、暫くは安泰でしょうか。

MBKはできた当時、東南アジア最大ともいわれる

巨大デパートでしたが、サイアム周辺に次々と

作られたデパートによって近年、客足が減っています。

ただ、サイアム周辺でもセントラルワールドの

伊勢丹は閉店していますが・・。

MBKが他のデパートと比べて決定的に異質な点は

「コピー品の宝庫」という点に尽きます

近年は減ってきたと言われますが、それでも

信じられない量のコピー商品が堂々と店頭販売

されています

歩いていると店員さんから大きな声で

「ホンモノソックリ、ニセモノあるよー」等と

言われます

時計に至ってはカタログまである始末です。

（と言っても、このカタログは日本の時計屋から

持ってきた本物のカタログです）

現地の人に聞いたところ、コピー商品以外の

お店でも、外が本物でも中身が違ったり中古品

だったりするから絶対に高いものは買わない、

と言います(自分が聞いた現地人の個人の意見です)

・・・もはや徹底的に疑われています

現地人からこう見られてしまっては高品位なものを

求める中流層、富裕層は来ないでしょうね。

裏を返しますと、旅行者が冗談で見て周るには

なかなか面白みのあるデパートでもあります。

いかにもなパチ物のTシャツなどは100～150

バーツで買えるため、けっこう人気です