鉄は足りていますか?
鉄が不足すると、貧血が発症する前から、気分が落ち込む、疲れやすいなどの症状が出るようになります。厚生労働省が提示している、1日の鉄の推奨摂取量は、成人男性が7.5mg、成人女性は6.5mg(生理中は10.5mg、妊娠後期は17.5mg)となっています。日本人が食事から摂取している鉄は、男性で7~8mg, 女性で6~7mgだそうです。厚生労働省の基準を当てはめると、女性は、生理の度に鉄欠乏になっていることになります。鉄は、体内に余裕を持って貯蔵されていることが大切です。ですから、1日の目標摂取量を、男性は10mg、女性は12mg(妊娠後期は20mg)としましょう。従って、今までの食事に加えて、男性は2~3mg、女性は5~6mg余計に鉄分を取る必要があります。食品に含まれる鉄を、コレステロール、カロリーとともに表にしてみます。レバー、魚介類に含まれるヘム鉄の方が、吸収されやすく、効率的に鉄を摂取できます。しかし、コレステロールやカロリーが心配ですね。のりやパセリに含まれるのは、吸収されにくい非ヘム鉄ですが、コレステロールもカロリーも少なくて魅力的です。でも、一度に100gは食べられませんね。こうしてみると、男性は、工夫すれば、食品から2~3mgの鉄を余計に取ることができそうです。5~6mg余計に必要な女性は、やはり、サプリメントを利用した方が良いと感じます。これは、貧血の治療ではなく、健康維持のための話です。鉄の1日摂取量は食事と合わせて40mgを超えないようにしましょう。 ★2粒でホウレンソウ中1束分の鉄分。酸素全身に送り込み元気を維持するのに大切なミネラル。ダイエット・スポーツ時に。特に女性では不足しがちです。。★ 2粒でホウレンソウ中1束分の鉄分大塚製薬 ネイチャーメイド 鉄(アイアン) 200粒価格:1,448円(税込、送料別)