自家製ザーサイ中華料理店では、ビールのおつまみや注文のお料理が出来上がるまでのお茶請けによく「搾菜(ザーサイ)」が出されます。 塩辛く、唐辛子、胡椒の匂いが効いていて、パリパリの歯ごたえがおいしい一品です。 美味しい自家製ザーサイを作るには、まず、いい素材を選ぶことです。 ザーサイの見分け方は、株が大きく、色が濃い緑のものがよいと思います。 次は、包丁をきちんと研いでおくことです。 ザーサイのカブの形がデコボコして、刃の利かない包丁では、上手に切れないし、k危険です。 材 料 1.ザーサイ 500g 2.ごま油 大さじ5杯 3.味の素 少々 4.ラー油 (お好みに応じて) 少々 5.お水(浄水したものがお薦めです)。 作り方 1.ザーサイのカブに付着している香辛料等をザーと洗い落とします。 2.ザーサイのカブを約1ミリの厚さにスライスします。 3.スライスしたザーサイを2回程洗い、15分~20分間水につけて塩抜きします。 4.塩抜きしている間に大き目の鍋でお湯を沸かします。 5.塩抜きしたザーサイをお鍋の中にいれ、菜箸で軽くかきまぜます。 1分間後にすぐざるにあけます。 6.お湯を切ったザーサイを大き目のボールに入れ、熱いうちに、ごま油、味の素、ラー油を掛けて、よくかきまぜます。 7.美味しい自家製ザーサイの出来上がりです。 * 上記材料の分量はご参考の目安ですが、お好みに応じ調整してください。 塩抜きの時間はスライスしたザーサイの厚さによって変わります。 ザーサイってどんな野菜? 四川省の特産物ザーサイ。 ザーサイは原料となる野菜の名、そのまま製品名になったのである。 有名な割に歴史は若く、1910年頃、邱寿安という農民が初め家庭で副食としていたが、友人に土産として贈ったところ、友人はこれを絶賛し、邱寿安は製造販売をし始めた。 ザーサイで相当な利益を収め、その利益を知った土地の人々は進んで製法を盗み、同じく製造販売するようになった。 これらを経て1930年頃より世に出始め、有名になったのである。現在まだ67歳の若さだ。 しかし以前は何の野菜か分からず、近年になって茎用カラシナの変種で、大芥菜がコブ状に異常に肥大した系統であることが分かった。 桃屋のザーサイで一躍有名になったザーサイは、中国の漬物といえばザーサイといわれるほど日本ではかなりメジャーな食品となってきた。 食卓で気軽に食されるようになり、デパート、スーパーの食品売り場でも、すでに味付けされたザーサイ達が並んでいる。 横浜中華街でも観光客のお土産お買い上げ率ナンバーワンを誇るが、その分クレームも多い。「このザーサイ塩っ辛くて食べれなかったわよ」という類が多いのだ。 大半の人はスライスすれば桃屋のザーサイのようになると勘違いしている。 さらに漬物専用と思われているが、スープ、チャーハン、炒め物、煮物にしてもおいしい。肝心な塩抜きさえ上手にできればあなたもザーサイ通。 ジャンル別一覧
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