”おま毛屋敷”

フライデーナイトはＪちゃんと飲み。

いつもの居酒屋。
カウンターの隅っこが二人の指定席。
あたしはビールでＪちゃんゎ焼酎。

ふたりとも喰うより飲むほう。

Ｊちゃん以外の子と飲みのときゎ
なんか頼んだら自分ゎちょこっとつまんで、あとはほかのこが食べてくれてる。

でもＪちゃんもあたしも喰わずに飲む。
だからＪちゃんと行くと頼むものがない。

おお！メニューが新しくなってる！


「えーと。アボカドとトロの湯葉まき！」
カウンターの向こうでひろしくんが、顔をしかめたもんだから。
「え？？なんか‘こいつらめんどくせえもんたのみやがって”っておもったぢゃろ！？」
「いえ、思ってないですないです！」
「いいよめんどくさいんならすぐに出せとはいわんよ。なんかかんたんなもんでいいけ出して。」
「他の人が頼んだものをオーダーミスで余分につくった～とかあるぢゃろ。それでいいよ。」

「ではこれで、20分もたせてください。」

と出てきたのは、「なんとからっきょう」。→覚えてねえ。

なんとからっきょうにかつおぶしがかかって　しょうゆがたらしてあるの。
と。そのなんとからっきょうのてんぷら。



「え？？これラッキョウってゆーけどつけてなくて生そのまんまぢゃん！えらい手ぇ抜いたね！」

　　　　　もぐもぐ.....うん。うまい。ぴりから。
「。。。ひろし！うまいよ。これで20分もたせるよ！」
てんぷらのほうもｲｹﾏｼﾀ。

お店ゎかなりお客さんがはいってて、厨房はてんてこまいってかんじ。

そして次に出てきたのがなんとかの干物の焼いたの。←覚えてねぇ。
「これでまた20分もたせてください。」



大根おろしものってる。

ぶっちゃけ、魚よりこの大根おろしだけでいいんだけど。

「大根おろし、20分もつくらいの量ちょうだい。」

出てきた！わはは。
「はい。20分の大根おろしです。」





「ひろしくん。で、アボカドとトロの湯葉まきって、作る気ないでしょ？？」
「！？あ。。。え。。え～と。。。。」

「キャンセルなん？？わーかったわかった。もうええ。忙しい時にそんなん頼んだこっちが悪かった！！」


「すみません。」

「ちょっとかんたんなやつにするわ。」
「これ。できる？‘焼酎ボトルキープしたひとにだけ”ってメニューにゎ書いてあるけど。」
「なんですか。」
「梅干」
「梅干みっつね。」

出てきた～～♪



なんでも言ってみるもんだ。

なんとかラッキョウと大根おろし梅干とで　ビール、八本ぐらい飲んでしもーた！



だんだんお客さんも減ってきた。



最後にアボカドとトロの料理が出てきた。
でも　　　湯葉でまいてねぇぇぇえ！

しかし。うまかったです。ごちそうさまでした。


はい。いつもうるさくてごめんね～～！
　楽しかったよ！ひろしくん！





そのあともう一件行って、気づいたら3時！


あぁああ～～～飲みすぎたネェええ。
7時から飲んでたから。。。八時間も飲んでた！ﾊﾞｶ！




かえってきて、エレベーターでしゅぴっけと同級生のおかあさんにばったり。

「あら～飲みだったんですか？」って聞いたら。
「いいえ～仕事帰りですよぉ～」だって！！

し、しっつれいいたしました。





いっしょうけんめいわしら以外のお客さまに
　　　　料理を作るひろしくん。↓↓↓