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カテゴリ:Q輔とU子の「旅日記」
イエぇぇぇぇイ!
みんなぁぁぁぁぁ! ふりかけ、かけてるかぁーーーい! ・・・・・お持たせしました、Q輔です。 ![]() 例年ですと、この時期は仕事が超多忙で、 暮れまで休日出勤びっちり、おお!ばっちこーい!って感じなのですが、 今年は不思議と暦どおり休みが取れました。 んで、たまにゃ街に繰り出してクリスマス気分を満喫すっかってことで、 昨日なんて日は、名古屋市中区、久屋大通公園あたりを、家族でぶらぶらしてきました。 ![]() 名古屋クリスマスマーケットという催しが、開催中でした。 今回の目的は子供に「夜遊び」させてやること。ははは。 都市の夜景や、クリスマスイルミネーションを見せてやりたくてね。 ![]() 会場中央にある、クリスマスツリー。大賑わいでした。 ![]() オアシス21のライトアップ。 ![]() あら、素敵ぃ。テレビ塔のライトアップ。 1954年より、名古屋の街のシンボルとして長らく愛されたこのテレビ塔、 来年より、大規模なリニューアル工事が行われます。 この雄姿も、あと数日で見納めです。 お疲れさま、ありがとさん。 ![]() テレビ塔展望台から見る、都市の夜景。絶景なりぃ~~~~。 いやはや、鳥の視点で見れば、人間社会なんてちっぽけなもんだなぁ。 曇天模様の空の下、気分は晴れ晴れ、最高潮。愛娘二人も、初めての夜遊び、満喫してました。 ただ、まわりのカップルや若いおネーちゃん達に感化されてか、はしゃぎ方にギャルギャルしい一面が垣間見えたりして、 うーん、いつかP子もOちゃんも、どこの馬の骨とも知れぬ輩に、後からハグされて夜景を眺め、 うふふ、えへへ、なんつって、ぶちゅー、なんつってやるのかしら、と思ったら、 たまらなく腹立たしくなってきて、まったく夜遊びなんてけしからん!ガキは公文へ行け!公文へ! なんつって、思ったりしたパパなのでした。ははは。 さて。 最近妻が、読書をしています。 え? それが何か??? と、お思いになるかもしれませんが、僕は妻と知り合ってこのかた、雑誌や資格の参考書以外で、 妻が書物に向かっている姿なんぞ、いつぞ見かけたことが無かったのです。 「君はこの生涯で、一冊でも本を読んだことがあるのかね?」と以前妻にたずねたことがあります。 あるわっ! と、喰い気味に、馬鹿にすんなって表情で、 はりーぽったー! と、お答えになられました。 ・・・そーか、そーか、よし、よし。 と、僕は妻の頭を撫でたものでした。 てかさ、うちの妻に限らず、読書に興味のない人と読書の話をすると、 「ハリーポッターは読んだ。」と答える人が、結構な確率でいるんだよなぁ。 ピアノちょっとだけ弾ける奴が、「ねこふんじゃった」を鍵盤のそこらかしこで弾き散らかすみたいな感覚かね。ははは。 何故か、読書嫌いに愛され続ける奇書「ハリーポッター」。僕はまだ読んでません。いつか読むぞ。 とにかく、そんな妻が、最近読書をするようになったのです。こりゃあ、未曾有の大事件! え~、ちなみに、僕、読書が好きです。 このブログを昔から読んでくださっている読者様には、 とっくに見透かされているような気が、何となくはしています。 僕、読書、大好きなんです。 母が本を読む人でしたので、単純にその影響です。 十代の頃、太宰、芥川、坂口などの古典の青春文学から漏れなく入り、 二十代は、村上龍と村上春樹を片っ端から読んだな。 そうそう、バタイユ、カミュなどの海外文学もあれこれ読んだ。 が、正直、僕にはよく分らなかった。ははは。 三十を超えてからは、もっぱら歴史小説、歴史書ばかり読んでいた。 なかでも司馬遼太郎は無我夢中で全て読破した。 僕は、歴史小説を、どこかビジネス書として読んでいるところがあります。 昔の侍や将校たちを、会社に勤めるサラリーマンに置き換えて読んでいくと、大変面白いです。 なお且つ、ビジネスにも役立つことが多々あります。 若きサラリーマ諸君には、陳腐なビジネス書なんか読むより、日本の歴史小説をお薦めしますよ。 まあ、僕等みたいな現代を生きるサラリーマンが、 「死ぬ気で頑張る」とか、「腹を割って話す」とか、「クビを覚悟で」とか、 いくらカッコつけてほざいてみたところで、昔の侍にはとても適いませんよ。 「死ぬ気で」って時は、ほんとに死んじゃうからね。 「腹を割って」って時は、ほんとに腹切っちゃうからね。 「クビを覚悟で」って時は、ほんとに首切られちゃうからね。 敵わねー。別に「死」を賛美しているわけでは決してなく、 仕事に対する責任感と覚悟のほどが、我々現代人にゃ、とても太刀打ちできない。 ただもう、敵わねー。ただもう、学ぶことばかり。 ちなみに僕は、僕の大好きな「趣味としての読書」の入り口を狭めているのは、 他でもない、一部のコアな読書家たちであると思っています。 ゴルフ、バイク、ギター、ピアノ、自転車、ダンス、登山、スキューバーダイビング、 世の中には、数多くの趣味があるけれど、どれもある程度のレベルに達するまでには「練習」が必要です。 また、その道の達人たちも、まわりに「練習」をすすめ、「練習」の大切さを説きます。 が、 読書家は、違います。 どんな分厚い本も「あたちぃ、はじめから簡単に読めちゃったぁ。」と言う。 どんな難解な小説も「あたちぃ、はじめから簡単に理解出来ちゃったぁ。」と言う。 「何故読めないの? 何故理解出来ないの? あんた馬鹿なんじゃないの?」と言う。 具体的に口に出さずとも、活字にせずとも、そんな雰囲気を文学界隈にぷんぷんとふりまき、悪臭を放つ。 ように、まわりは感じる。 サーフショップやバイクショップに、一般の人がぶらりと入りづらいように、 一部の馬鹿な読書家が「趣味としての読書」を、 一般の人が取っ付きにくいものにしてしまっている。 本屋に入りづらくしている。 まったく嘆かわしい。 さてと。 そんじゃ、今日は、僕が本当のことを言いますね。 読書も「練習」ありきです。 当たり前だ、バカヤロー。 僕だって、読書を始めた頃は、いったい何が面白いのかよく分らなかった。 途中で読むのを止めてしまったこともしばしばです。 ただ「練習」だと思って、数冊は無理矢理読破しました。 ちんぷんかんぷんのまま、更に数冊、更に数冊。 そのうちに、文章がすっと頭に染み入るようになってきて、 活字が情景として浮かぶようになってきて、 読むスピードも速くなってきて、 だんだん、わかった。 だんだん、面白くなった。 だんだん、読書が好きになった。 これ、「練習」のおかげです。 本は、練習しないと、読めませんよ。 逆に、練習さえすれば、これほどリーズナブルで面白い趣味はありません。これホント。 え~、それでは本日は最後に、最近妻が読んだ本をご紹介。 先ずは、長谷川博一氏さんの 「お母さんはしつけをしないで」 一時期妻は、この本を大変熱心に読んでいました。 育児に行き詰まっていたようです。 妻、この本を読んだ後、きっぱりと、 しつけを放棄しました。 いやぁ~、長谷川先生ありがとう。 いやいや!ありがとうじゃなってばっ! 次に読んでいたのが、千原せいじさんの 「がさつ力」 んでもって、最近読んでいるのが、渡辺淳一さんの 「鈍感力」 うーーーーん。 私のような、繊細な人間に足らないもの、 それは「がさつ力」! そして「鈍感力」だわ! 私、もっと、がさつになる! もっと、もっと、鈍感に生きる! ・・・とのこと。 てーゆーか、この本、まるであんたをモデルに書いてるみたい。 よっ!鈍感の貴公子! 私、あんたが羨ましい! ・・・とのこと。 うーーーーーーーーーーーーーーーーん。 うんこ詰まらせて、トイレのバッコンをデパートに買いに行って、 袋に入れず、剥きだしのトイレのバッコンを肩に担いで店内を歩く僕の妻の、 どこに「がさつ力」がないのだろう? 僕の要らなくなったエレキギターを、知り合いの娘さんが欲しいというので、 楽器屋さんに修理に出した後、その娘さんにプレゼントするのだと、 次女がお腹にいる、ちょうど臨月の大変な時期に、 はち切れんばかりのお腹を抱え、肩にエレキギターを担いで、楽器屋を訪れ、 「妊婦が、エレキ担いでやって来た!」と店員の度肝を抜く僕の妻の、 どこに「鈍感力」がないのだろう? ![]() 六年勤めたパートを、今年いっぱいで辞めるのはいいけれど。 お世話になった会社の人、一人一人にお礼のお菓子を手渡したいのはいいけれど。 ![]() 「みんなのビスコがあなたとコラボ!!」だかなんだか知らないけれど。 ![]() 自分の写真と名前の入った、こんなお菓子を業者につくらせ。 ![]() こんな馬鹿面さらして、六年働いた会社に別れを告げる僕の妻の、 どこに「がさつ力」がないのだろう? どこに「鈍感力」がないのだろう? 妻よ、 僕は、あんたが羨ましい。 ![]() にほんブログ村 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.04.17 18:00:21
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