家曜日~うちようび~
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このお盆は、静岡県掛川市の「掛川花鳥園」で遊んで、 同県御前崎市のペンションでゆっくりしてきた。 ペンションで一泊した早朝のこと。 一人海岸線を散歩していると、奇妙な石を見つけました。 堤防にポツンと佇む石。 どの角度から見ても、人がビックリ驚いているような顔をしている。 まったく、奇妙奇天烈な石であるよなあ。 僕は、この石を「びっくらこいた石」と名付けた。 さて。 びっくらこいた、と言えば。 先日、いつも楽しく読んでいる「h+and」のすずひさんのブログを読んでいたら、下記のような記述がありました。 「母を嫌いな息子なんていませんよ。 いるもんか。」 楽天ブロガーさんの。 昨日、寝る前に読んだ、男性ブロガーさんの日記。温かい日記。 まっすぐなこの言葉が強く胸に突き刺さり・・・心が震えて、昨夜は 眠れなくなりました。 頑張って生きよう、と思った。 そして寝坊しちゃった!! 起きたら9時だった(笑)!! (原文抜粋) ・・・僕じゃん。 僕のじゃん! あら、びっくらこいた、おでれーた。 海の向こうから黒船がやって来てよお、デッカイ大砲をドッカーン! オラぁ、小便ちびったあ。 こんれが噂の「すずひ砲」ぉぉぉ。 すずひさん、この度は 誠にありがとうございました。 よくぞまあ、私の駄ブログに目を留めて下さった、よくぞ目を通して下さった。 んで、ブロガー冥利に尽きる、ありがてえコメント。 くうー、まったく、あんたの活字が、目に沁みやがるぜ。 飛び上がるほど嬉しかったこの一件、実は、今回は静かに心の内にしまっておこうかと思ったのです。 「じいちゃんはな、すずひという超人気ブロガーを朝寝坊させたことがあるんじゃあ。」 と、いつか孫に自慢するぐらいで、留めておこうとも思ったのです。 だって僕が下手な反応をしたことで、すずひさんに思わぬご迷惑をお掛けしたらどうしよう、なんつってえ。 んが、しかーし! おめーよー、嬉しい時きゃあ手放しで、アホ丸出しで喜ぶのが男っちゅうもんちゃうんかあ? おめーの人生流儀に、反するんちゃうんかああ? おめーの心に住む「中二男子」に、顔向け出来るんかああああああ? ・・・と、思い直し。 今回は、いっそ思いっきり「すずひさん」について書きまーす。(ナンかアレだったら、即削除します。) 二年前、僕がブログを書き始めた時、僕はブログの文章の書き方に、非常に戸惑いました。 それまで仕事で会議のレジメなどは作成していたので、活字の読み書きには慣れているつもりだったんすけどねえ。 レジメでもない、小説でもない、ポエムでもない、かといってエッセイやコラムとも、ちと違う。 「ブログ文」やっべえ、書けねー。 んで、多くのブロガーさんの日記を拝読しながら、モデルとなる文体を探していたのです。 まあ、僕にとってブログとは「楽天ブログ」のみなので、ヒジョーに狭い世界なのですけど。ははは。 そんな時、すずひさんの「h+and」に出会い、成程この書き方だな、と思い、即学習っすわ。 すずひさんの日記をよく読むと、書きたいネタ、見せたい画像、伝えたい想い、挑戦したい表現法等々、 ひとつの日記に、だいたいテーマが三つぐらいあるんすよね。 んで、それらのテーマを、いったん切り絵のようにバラバラにする。 んで、切った部材をグシャグシャッとシャッフルした後、いい感じに貼り合わせていく。 んで、それを読者様を自宅に招いてお茶でも出して、一対一でおしゃべりしているような口語体で記す。 これ、僕、そっくりそのまま模倣してます。(まあ、僕の場合は、場末の居酒屋のカウンターっすけど) ですから、剣の流派があるように、もしブログに流派があるならば、 僕は間違いなく「すずひ流」ってことになりますな。 これ、おべんちゃらではなくて、読む人が読めば、笑っちゃうほどすぐ分ることなので、はい。 んで、唯一マネ出来なかったのが、あの「ノーガードな文章」っすね。 まるで防御というものをしない、丸腰で相手に飛び込んで行くような文章。 まさに、あの文章こそが、すずひさんの人気の秘密なのだと思います。 ありゃ大変だよー、ブログ書いてる人なら分かると思う。 巷には、一読して、正直な文章・歯に物着せぬ文章は数あれど、 あの手の文章、よく読むと、ちゃっかり防御策を施してますからね。 僕なんか確信に迫るところはいつも「うんこ・しっこ」等、下品なワードで誤魔化す。 肝心なところは、野暮なギャグで、逃げ道をつくる。 本当に伝えたい事は、難解な表現法で、何故かボヤかす。わはは、クズっすわ。 僕はミニマリストではありませんし、 洋服など女子のオシャレがテーマの回などは、さっぱり解読出来ず、頭から煙がシューシュー出ますが、 それでも毎回欠かさずに読んでいるという、かなり健気な男性読者の一人です。 そんな僕が、「h+and」で、とても印象深い日記があるんすけどね。 とある日の食卓で、 なんだか家族がギスギスしていることを、おとーさんが知ってか知らずか、 「メゾンキツネ」というブランドのことを「何だっけあれ、タヌキ!タヌキ!」と間違ってみせて、 すずひさんが「やっだー、おとーさん」なんつって笑って、 おとーさんも、一緒に笑っていて、 それを見ていた息子さんが、ニコッと笑った。 という、 まあ、実に何でもない話なのですけど・・・ 僕、この話が、すっごく好きなのです。 ここから浮かんでくる食卓の風景みたいなものが、 すずひさんの「h+and」の根底に流れるテーマのような気がします。 長く拝読していますと、 時に、僕のような弱小ブログには分らぬ、様々の事があるようにお見受けします。 でも、 どうか書き続けておくんなさいよ。 だって、すずひみたいな、いい女が、このブログ界からいなくなったら、 オイラ、さみしくて、死んじまうぜベイビー! びっくらこいた石。 いったい誰が、こんなところに置いたのか? それとも、大波に流され、奇跡的にこの堤防に乗ったのか? はたまた、宇宙から降って来た、流れ星のカケラか? てゆーか、ひょっとして、 こんな堤防や道路が出来る何億年も前から、 君は、ずっと、そんな顔して、 ここに存在していたんじゃないのか? あら、びっくらこいた、おでれーた。 にほんブログ村
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Q輔とU子
Q輔=天気雨男。本日も晴天のどしゃぶりなり。U子=ご飯をとても美味しそうに食べる人。
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