カテゴリ:Q輔とU子の「旅日記」
![]() あっ!ドリーだ! ![]() わっ!クラッシュもいる! ![]() ちゅーわけで、1月4日に長女と二人で「名古屋港水族館」へ行ってきたっす。 本当は家族みんなで行きたかったけど、次女が水疱瘡になっちまってよお。 妻と次女は致し方なく自宅待機。長女と二人っきり。初デートっすわ。 ![]() 到着したのが昼過ぎだったので、先ずは腹ごしらえ。 近くの施設のフードコートが大混雑で座れやしねーので、弁当を買って外のベンチで食べた。 もし妻がこの場にいたら、 「誰も外で食べてないじゃん!てか、みんな見てんじゃん!恥ずかしいからやめてよ!」 なんつって即却下っすけどね。 ま、この日はうっせーのいねーから、港の潮風に吹かれかながらのランチが楽しめましたよ。にゃはは。 まったく僕の妻は「羞恥心」を懲り固めてプルンプルンの「煮こごり」にしたような女だかんね。 昔から、とにかく「恥」に過敏に反応する。少々気の毒なほどに。 ちなみに、それに引き替え、こいつ。長女のP子ときたら。 最近、親として心配になるぐらい「恥ずかしい」っちゅう感情が、いささか希薄なのよね。 人前で物怖じしないってのは、まあ良しとしても、 人前で失敗したり、人前で悔しいはずの状況にあっても、ケロッとしてるのは、どうかと思うね。 自分だけ皆と違う行動や発言をしている時も、どこ吹く風ってツラしてるしねえ。 やっべ~な~もぉ~、完全に僕のDNAだもんなぁ~。 ![]() さあ館内へ、いざ突入! おっ!いきなりシャチだ! ![]() お次は、イルカだ! ![]() マイワシの群れ! 幻想的な「マイワシのトルネード」というイベントが大人気! ![]() シャチの公開トレーニング! トレーニングの模様が、巨大スクリーンに同時進行で映し出されます。 ![]() イルカのショー! 音楽・映像を駆使した、かなりハイレベルなショーです。 ![]() P子ちゃん、この日はママも妹もいない、パパ貸切ってことで、まぁ~甘えっぷりが半端無かったっす。 もうベッタリ。手をつないで離さねー。 普段はそっけない子だけれど、これが本来のこの子の姿だったりして・・・。 やっぱあれだな、普段は九歳の少女が、頑張って「お姉ちゃん」を演じてくれてんだな。ありがとね。 ま、それはともかく。 僕、思うんだけれどさ。 僕の妻のような「過剰な羞恥心」ってのも、どうかとは思うのだけれど。 でもしかし「恥ずかしいと思うこと」これ自体はとても大切なことだと思うんすよね。 何を「恥」と感ずるか? これは我が子の人格を形成する上で、かなり重要な事柄かと。 そもそも「美意識」とは、 何を「美しい」と感ずるかではなく、 何を「汚し」と感ずるか。 つまり、何を「恥」と感ずるか。 ということであると、僕は勝手に解釈しとる。 まあ、この子の美意識は、この子が自分で高めてくれりゃあいいんだけれども。 それにしたって、この子の小さな「恥」の種を、先ずは正しい方向に芽吹かせてやらにゃ話にならんもんね。 親として、はてさて、どーしたものか、うーむ、難儀だぎゃ。 ![]() んなこと、ちらほら考えながら、シロイルカを二人で見ていた。 ベルーガ。 前頭葉がブリンと発達した、とても頭の良い生物。 ![]() ちなみに「陸のシロイルカ」といえば、この私。 前頭葉が人並み外れてブリンと発達した、とても珍しい生物。 よ~し、もう難しい話は止めじゃ! ここはひとつ旅の思い出に、長女を笑殺したろうかいな。 そう思い立った僕は、ベルーガの水槽の前で、おもむろに被っていた帽子を剥ぎ取り、 坊主頭を水槽にぐりぐり、自慢の前頭葉をベルーガにさらして見せた。 す、すると・・・。 ![]() ・・・え、なにアイツ? ・・・仲間じゃね? てな感じで・・・。 ![]() べ、ベルーガが・・・ ![]() 来たぁーーー! ![]() 通り過ぎた後もぉ~、またUターンしてえ・・・ べ、ベルーガが・・・ ![]() 来るぅ~~! ぎゃはははははははは! おい! P子! 見ろ! パパ、ベルーガと共鳴しとるぞ! 彼の超音波、パパ、超ぉー感じちゃってまぁーす! なーんつって、ふと周りを見ると、それまで水槽前にいた人だかりは、 突然シロイルカと共鳴を始めた一匹の得体のしれない生物の出現にドン引き。 僕、群衆に安全な距離を確保されてました。 ありり? ちゅーか、P子がおらんがや! P子どこ行った??? なんと、さっきまで僕にベッタリだった長女、 遠くの人だかりに紛れて、隠れるようにこっちを伺っとる。 ちょ、P子、どうしたん? ・・・やめてよパパ、恥ずかしい。 え? なんて? 聞こえん。 やめてよパパ! 恥ずかしい!!! ![]() 長女、それからずっと、僕から距離をとったまま。 てか、親になってからはじめてだな、我が子をこんなに遠くに感じたのは・・・。 長女よ、分ったね、これが「恥」という感情だよ。 「恥ずかしい」と思うことはね、とても大切なことなんだよ。 そもそも美意識とは、何を「美しい」と感ずるかではなく、何を「恥」と感ずるか・・・ あれ、パパ、なんだか泣けてきた。 にほんブログ村 ↑ポチッと一枚! ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.01.14 06:44:52
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